あなたはこういう話聞いたことないか?
「英語圏に住めば、自然に英語が上達する」
「英会話をたくさんすれば、数稽古で自然に上達する」
あるあるあ…あるあるあるww よな?
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残念! 結論、これ全部間違いだ。 いや、間違いというかウソ。
「自然に」というのは「苦労せず楽して英語力を高めたい」という人の弱みに刺さるように使われてる。
そんなに「自然」が好きなら「オーガニックシャンプー使っとけドアホ」と言いたいw
でもある条件を付け加えると「やればやるほど伸びる」という状態を作り出すことができる。
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英会話スクールや語学留学にはその条件がついてこないから、やっても伸びないんだ。
この記事を最後まで見れば、なぜ脳みそ空っぽ状態で英語を使っても、
自然に伸びることがないか?という理由が骨の髄まで理解できる。
それだけじゃなくて、「どうすれば使えば使うほど英語が上達するか?」という方法もわかるので
ぜひ最後まで見てくれ。
目次
「考えなし」では英語が自然に伸びない証拠
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まずは、脳みそスカスカの状態で、
英語をひたすら使っても自然に上達することは100%絶対にないという証拠を見せる。
さて、英語に限らず何事も上達に欠かせないものがある。
それはなんだ?
答えは「負荷」をかけること。
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たとえば筋トレ。ずっと全く同じメニューだと伸びない。
運動をしたことがない人が腹筋を1日30回すれば、ある程度は筋肉はつく。
だけどある程度筋肉がついたところで成長は止まり、
間違ってもダビデ像みたいなマッチョにはならないだろう。
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日本語の事例でもこれは当てはまる話なんだ。
若者が友だち同士でひたすら日本語で会話して伸びるだろうか?いや伸びない。
でも、多くの日本人は会社に入ってビジネス敬語を使わざるをえない状況に身をおいたら負荷がかかって伸びていく。
「田中部長さんはお席を外していらっしゃいます」
とおかしな敬語を使っていた微笑ましい新人君も、一年後には正しい敬語が使えるようになるんだ。
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自分も2017年にビジネス記事を書き始めた時はひどいできだった。
記事を書くとほぼ毎回「こいつバカだw」と批判を食らって枕を涙で濡らしていた。
…いや本当は濡らしてないけどw
でも悔しいので、他の執筆者のスキルを学び、改善を続けてようやく今のレベルになった。
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YouTubeもビジネス講演も同じだな。
最初は話し方も下手くそで主張はブレブレ、
今ほど説得力のある話し方はできなかったけど、
「どうやったら上手に話せるのか?」
を考えたり、自分の動画を見直したりしたことで負荷をかけながら改善を重ねて伸ばしたんだ。
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さて、話を英語に戻すけど「海外に住めば英語は自然に伸びる」みたいな話があるけど、
これが間違いという強力な状況証拠がいくつもある。
うちのスクールに海外在住者で入会している人が複数いる。
中には5年以上英語圏に住んでいる人もいて、旦那さんが外国人という人もいるくらいだ。
これだと、ガンガン伸びていって英語力バク上げイージーモード!
みたいな印象があるかもしれないが、そんなことはない。
「海外に身を置いているだけでは、まったく伸びない」
といって多読講座に入って勉強している。
何年海外に住んでも、自ら負荷のかかる環境を作って努力しないと絶対に伸びないと断言するぜ。
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また、アメリカには不法労働者が多くいるけど、
お店の店員さんでも10年以上住んでいるのにほぼ英語を話せない人はたくさんいる。
オレが留学中にそういう人は数え切れないくらい見た。
英会話をたくさんすれば、自然に上達するというのはありえない。
あくまで今自分が使える英語が洗練されるだけで、
青天井に伸びるということはない。すぐに頭打ちする。
まずはこのことを覚えておいてくれ。
英語を使うほど自然に上達する負荷のかけ方
では負荷のかけ方を紹介する。
1.資格試験
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TOEICや英検の受験をおすすめする。
これらは、スコアアップや合格するために勉強する過程で自然に負荷がかかり、英語力アップにつながる。
スコアアップや合格には、自分に負荷をかける必要があるので、勉強すればするほど英語力アップになる。
たとえば、英単語を覚えたり英文法の弱いところを学んだり、
ネイティブの速いリスニングを勉強するのがこれに当たるだろう。
負荷をかけることで上達するので、資格試験を上手に活用して勉強するのがおすすめだ。
2.ビジネス
もう1つはビジネス。これは会社員でもフリーでも同じだ。
会社員の場合は、Eメールとか資料作成でルーチンワークとしての英語を使う他に、
新たなプロジェクトに参加したりすることで、負荷がかかる。
自分の場合は東京の外資系企業でチェンジマネジメントという部署で、
日々バコバコ新しいプロジェクトに携わっていて、
外国人と働いていたので意識的に負荷をかけなくても勝手に負荷がかかっていた。
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フリーで働く立場でも変わらない。
フリーの翻訳家なら最初は簡単な翻訳からスタートして、徐々に専門性の高い翻訳に手を付けることで負荷がかかっていく。
またオレは今、オールイングリッシュの海外YouTuberもやっているけど、
視聴維持率といってできるだけ長く自分の動画に滞在してもらうために日々工夫をしながら作ってる。
その過程で、主張していることの説得力を持たせるために話し方やデータの見せ方を工夫してる。
その結果、英語力でのプレゼン力がアップしている感覚があるんだ。
英語の上達は、あなたの学習目的次第で決まる
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結局、あなたがどこまで英語力が伸びるか?というのは学習目的次第だ。
「思考は現実化する」という本があるけど、あの本のタイトルは正しいと思う。
人間は自分が望んだところ以上のレベルにはいかない。
たとえば、「英語は会話を楽しめればそれでいい」という人で、ビジネスレベルに達した人は見たことがない。
会社員時代に、プロの翻訳、通訳の人とランチやディナーを何度もご一緒したけど、
みんな口を揃えて自分の仕事にプライドを持っていたり、英語という言語を仕事にしたいという気概を持っていた。
英検1級に絶対に合格したい、と思っている人しか英検1級には合格しないし、TOEICでも同じ。
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そして最大の問題は、多くの日本人が英語学習の目的を
「今後必要そうだから」「グローバル化していきそうだから」というなんとなくの理由でやってしまっていること。
これじゃ伸びないし、「自然に伸びる」という本能をチクチク刺激するキャッチフレーズに
ドタマ殴られて効果が出ない漫然と英会話してお金と時間をムダにしてしまう。
だから自然に上達する方法を探すのではなく、
まずはあなたがどこまで英語を伸ばしたいか?ということを考えるべきだ。
人生をかけて真剣に取り組む目標を決めたら、
その次はゴールから逆算してどのようなタスクがあり、優先順位はどうつけるかを冷静に決めて、
あとは淡々と日々取り組むことで時間の経過とともに成長するだろう。
その過程で単語を覚えたり、新しい文法を学ぶなど、
必然的に負荷がかかるので自然に成長していける。
これが本来の「英語を使えば自然に伸びる」という姿なんだ。
頭に叩き込んでおき、日々勉強する中で「負荷はかかっているか?」を確認するようにしてくれ。
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