「TOEICでハイスコアを取るための英単語の勉強法を知りたい」
「金のフレーズと銀のフレーズってどっちを買えばいいの?」
「人からおすすめされて金のフレーズを買ったけど、イマイチ効果的な使い方がわからない。」
こういったお悩みを持っている人は多いと思う。この動画では超ベストセラーのTOEIC TEST出る単特急シリーズ全7冊を徹底解説するとともに、その中で「結局どれを買えばいい?」という結論を出す。それだけでなく、TOEICハイスコアゲットにつながる効果的な使い方や勉強法をしっかりと解説する。現在、TOEICスコアが伸び悩んでいる人や、買ったのはいいけど使いこなせておらず困っている人はぜひ最後まで見てくれ。この動画1つ見るだけで全部分かるようにしたので、もうあれこれブログや動画で散らばっている情報を集めなくていい。
この動画では次の内容でお届けする。
1章・TOEIC TEST出る単特急シリーズを解説!買うべきは1冊はどれ?
1-1.銀のフレーズ
1-2.金のフレーズ
1-3.金のセンテンス
1-4.金の熟語
1-5.黒のフレーズ
1-6.暗黒のフレーズ
1-7.金の1000問
1-8.結論、どれ買えばいい?
2章・TOEIC TEST出る単で最も効果的な使い方/勉強法
ではいく。
目次
TOEIC TEST出る単特急シリーズを解説!買うべきは1冊はどれ?
まずはこの出る単特急シリーズについて、あまり詳しく知らない人、正確な理解ができていない人もいると思うので基本的な話をしよう。
「お酒のんで酔っ払ったオッサンがダラダラしゃべるのやめて、さっさと結論から話してもらっていいすか?」
「ここからは僕と死んだ魚の目をした性格の悪いデブのオッサンの二人で進行していくので、最後まで動画見てもらっていいすか?」
「いやいや酒のんでねえし、そんなデブじゃねえからw ってひろゆきさんいきなり出てきたなw はいよ、焦らないでくれ。今から話すから!」
で、この出る単特急シリーズの特徴を一言でいうと「TOEICに出題される英単語、英熟語の攻略本」だ。ほーんと鼻ホジホジしながら聞かないでほしい。誇張抜きでこのテキストは他の教材とマジでレベルが違う。それを理解してもらうための小話をまず聞いてくれ。この話を聞いた後、あなたは100%の確率でテキストを買いたくなる。そのくらいマジで只者ではないんだこのテキストは。
「なんかそういうデータあるんすか?」
「あるよ!今からそれをいうから聞いてくれ」
「はい か いいえ で答えてください」
「いやそれは無理だろさすがにw」
で、世の中のTOEIC本の品質は玉石混交状態で、神テキストからウンコまでごちゃ混ぜになって書店に並べられている状態だ。その理由はズバリ、儲かるから。日本の語学ビジネス市場は2021年時点でざっくり7,800億円。2023年のデータで日本の受験者数が多い資格ランキングは、1位が英検で385万人、2位がTOEICで266万人。そんな状態なんで、とりあえずTOEICと名前をつけとけば、決して出題されない英単語ばかりを収録したウンコレベルの本でも、書店に並べたそばからバンバン売れていく。なぜなら儲かるから。そしてTOEICは問題が門外不出となっていて、多くの出版社がウソと妄想とファンタジーを元に問題集を作っているという地獄のような状態になっている。あえて言おう、カスであると。
「でもそれってあなたの感想ですよね?」
「確かにオレの感想なんだけど、実際にあれこれTOEICの和書見比べればすぐ分かるよ。マジで品質にバラつきありすぎw」
しかし、おそらくTOEICの和書テキストの中で、最も信頼性が高いのがこのシリーズ。なぜなら著者の加藤さんはFBIやCIAも腰を抜かすレベルの合法産業スパイだから。加藤さんは2008年6月からTOEIC を受け続け、2023年1月末時点でトータル受験回数は130回、990点の取得回数は110回超え。そして試験後は、すぐに会場近くのカフェ等に移動して、出題された単語や、出題ポイント、正解につながる重要語句等を思い出してメモをしてエクセルシートにまとめたのが、「TEX ファイル」という名の手作りのデータベースだ。それもう「コカ・コーラの極秘レシピやん」ってレベルで世界広しといえども、TOEICの出題英単語に最も詳しい日本人は間違いなく加藤さんで決まりだと思う。昔、「クラナドは人生」ってスラングが流行ったけど、著者の加藤さんにとっては「TOEICは人生」といっても過言ではない。このお方、人生をTOEICにかけすぎで凄いわホント。
「なんだろう、嘘つくのやめてもらっていいですか?」
「いやウソじゃなくてマジだってw 実際にテキストにそう書いてるから疑うなら見てくれw」
つまり、そんな加藤さんが作ったこのシリーズの書籍は「英単語テキスト」と思うべからず。その実質的価値は「流出極秘マニュアル」そのもの。実際には出題されない、ズレた問題ばかり収録してるゴミテキストはさっさと捨てて、世界で最もTOEICに出題される可能性が高い本書で語彙力を対策するというのが唯一にして最適解だと理解してくれ。
「あなたちょっと口悪くないすか?」
「ああ、よく言われるよw すまんな、でも本音で語ろうとするとこういう口調になるんだ堪忍やで?」
さて、前置きが長くなったが、ここからは全7冊をサクサク解説していく。「僕/私にはどのテキストを選べばいい?」と考えながら話を聞いてもらると嬉しい。最初に7冊をまとめた表を見せておく。こんな感じ。
書籍名 | ページ数 | 価格 | 収録語数(見出し語) | 発売日 |
---|---|---|---|---|
銀のフレーズ | 280 | 979 | 1,000 | 2018年2月20日 |
金のフレーズ | 288 | 979 | 1,000 | 2017年1月6日 |
金のセンテンス | 352 | 979 | 1,500 | 2019年2月20日 |
金の熟語 | 224 | 869 | 430 | 2020年2月28日 |
黒のフレーズ | 240 | 935 | 1,000 | 2020年9月18日 |
暗黒のフレーズ | 240 | 935 | 1,000 | 2021年4月7日 |
金の1000問 | 432 | 1,089 | 830 | 2023年2月21日 |
1冊ずつバンバン解説するけど、ダラダラ長くならないようにムダなくサクサク解説する。
1-1.銀のフレーズ
1冊目は銀のフレーズ。一言でいうとこのテキストはTOEICテストの中でも基礎中の基礎の語彙だけを収録した本だ。英語初心者に人気のテキストとなってる。
1-2.金のフレーズ
2冊目はシリーズ一番人気の金のフレーズ。ちょっと前までは個人的に買うのはこの1冊だけでOKという認識だ。あれこれテキストを買わなくても、この1冊買ってしっかり語彙力をつけたら、それだけでTOEIC800点後半以上は取れるようになる。ただ本書はレイアウトに弱点があって、基本的に「日本語を見て、英単語を答える」という構成になっている。TOEICはリーディングとリスニングの問題を回答するという、インプット力を問われる試験なので必要な英単語の力は見て分かる「パッシブボキャブラリー」でよく、英作文や英会話で必要な「アクティブボキャブラリー」は不要。この点は複数の講師やユーザーから指摘をされている問題点で、金のフレーズを使って勉強する時はひと工夫して学ぶ必要があるんだ。
1-3.金のセンテンス
3冊目は金のセンテンス。銀フレ、金フレの弱点は英文が短文過ぎて、長文の文脈を通じた暗記がし辛いので無味乾燥な力技による記憶になりがちだということ。その弱点を克服すべく誕生したのが、金のセンテンス。360のセンテンスを通じて、1500語を覚えましょうというコンセプトになっている。ただ個人的にはセンテンスになっているといっても、まだまだ短文なのでそれほど銀フレ、金フレとの違いは感じられなかった。
1-4.金の熟語
4冊目は金の熟語。タイトルにある通り、TOEICに出題される熟語に特化して作られたテキストだ。「英単語はほとんど網羅できたけど、熟語に苦手意識がある」という人向けの一冊と言える。だが、金フレにも熟語は収録されているので、TOEIC800点後半をゴールにしている人なら、あえてこの1冊を買って本気でやり込む必要まではないと思う。
1-5.黒のフレーズ
5冊目は黒のフレーズ。TOEICの中で登場する比較的難しい英単語ばかりが収録されている一冊。700点、800点以上から伸び悩む人から支持されているテキストだ。しかし、正直そこまで難しい英単語を追いかける必要があるかどうか?というのも、日本大学の中条教授の論文、重要語3,600語で95%が網羅され、明治学院大学と青山学院大学の教授によると、4,000語で99%を網羅できるという。個人的にはTOEICで武器になるスコアを取ることを目的に考えるなら、そこまでやらなくてもいいと思う。
1-6.暗黒のフレーズ
6冊目は暗黒のフレーズ。段々ファイナルファンタジーみたいなタイトルになってきたな笑。TOEIC990点満点を目指す人向けで、頻出ではないけどいざ出題されてもまったくたじろがないために、上級英単語を抑えておこうという人向けの本。
refurbish ~を改装する、一新する
enunciate ~を明確に述べる
discriminate ~を区別する、識別する
みたいに英検準1級、1級レベルの英単語ばかりが出てくる一冊だ。これも900点後半以上を目指す人以外は無理に使わなくてもいいかなと思う。
1-7.金の1000問
最後は金の1000問だ。2023年2月に発売されたばかりの新刊で、一言で言えば金フレの上位互換という感じでページ数も金フレに比べて1.5倍のボリュームになってる。金フレは見出しと1000語で金の1000問は830語と170語少なく感じるけど、実際には関連語や例文で金フレに収録されている英単語は入っているので心配ご無用だ。さらに金フレの弱点だった、「日本語を見て、英語を思い出す」というレイアウトが改善されていて、英文オンリーで学べるようになってる。
これを見てくれ。見開きページで英語だけが掲載されてていて、次の見開きページでは英単語の解説や関連語が掲載されているんだ。英語見開きページは日本語が載っておらず、英単語の暗記やチェックに使えるからとても使いやすくなったと思う。
以上が7冊の出る単特急シリーズの解説だ。
1-8.結論、どれ買えばいい?
「オイオイ、テメエの解説を聞いたけど結局どれを買えばいいか余計に迷っただろ」となっている人もいると思う。大丈夫、この展開は最初から完全に想定内だ。お待たせした。最終結論としてあなたが買うべきテキストは「金の1000問」一択だと考えてくれ。他は無理に買わなくていい。この1冊をしっかり暗記できれば、TOEICは800点後半を取ることができるだろう。仮にあなたが「いや自分が目指してるのは900点後半以上なんだが?」ということであれば、金の1000問に加えて暗黒のフレーズを買ってマスターしてくれ。これ以上あれこれ買わなくていい。
「まとめるとお金に余裕がない人はさっさと生活保護受け取りながら、金の1000問だけ買って勉強してください」
「そうそう、とりあえずこの一冊だけでOK!」
「ベーシックインカムを受け取ってダラダラしながら、さっさとTOEICハイスコア取っちゃってください」
「いや日本はまだベーシックインカム始まってねえからw 後ダラダラしながらTOEICハイスコアは取れねえだろw」
「じゃあ今日は僕、論破してスッキリしたんでこれで帰ります」
「何一つ論破されてない気がするけどまあいいか」
TOEIC TEST出る単で最も効果的な使い方/勉強法
さて、前の章で使うべきテキストは金の1000問一択だと結論を出したわけだが、この章ではこのテキストを使って最も効果的な使い方/勉強法を解説していく。ハッキリ言って今から話す内容を徹底的に実践してくれれば、あなたがこれまでの人生でTOEICを300点とか400点留まりだったとしても、800点後半以上取れるようになる語彙力が身につくと断言する。でも勘違いしないでくれ。TOEICは語彙力だけでは点数が取れず、リーディングやリスニングなど語彙力ありきで読んだり聞いたりする力も必要になるんだ。あくまで語彙力は読む、聞く力を支える土台みたいな位置づけだと理解した上で話を聞いていってくれ。
最初に具体的な勉強法を解説する前に言っておきたいことがある。それは金の1000問は初心者が1冊目に買って勉強するなってこと。理由は2つある。
1つは初心者レベルでTOEIC受験をおすすめしないってこと。もう1つはこのテキストは厳密にいって英単語帳ではないからという理由。それぞれ深掘りして解説しよう。まず1つ目に、英語のガチ初心者はいきなりTOEIC対策から入るなってこと。TOEICは英検と違ってレベル別の級でわけられてない。めちゃめちゃ簡単な英単語が使われている真横で、英検1級に出題されるような英単語がバリバリ登場する。やめろ。めちゃめちゃ非効率だ。TOEICはあなたの現時点の英語力を測ってくれるものさしのような位置づけなので、TOEIC対策を通じて英語力アップをしようとは考えないでくれ。初心者が英語力を伸ばしたければ、TOEIC本じゃなくてまず基礎をやろう。そうなると金の1000問は使わないってこと。
もう1つの理由はこのテキストは英単語帳みたいな顔してるけど、実際は違うって話。冒頭で話した通り、TOEICの流出した極秘文書みたいなものなんだ。だから時々、本書を買った人が「使いにくい英単語だ」と怒ってるけど、これは勘違いも甚だしいと思ってる。本書を使って語彙力をゼロから身につけていこうとするのではなく、別の英単語帳で語彙力や基礎力をしっかり作ってその上で、TOEICを受験する上で覚えてない単語はないか?覚えたつもりでも出題されると解けない状態になってないか?をチェックするためのものと考えてくれ。
じゃあ初心者は何を使ったらええのん?語彙力をつけていく勉強法はどうしたらええのん?という疑問が当然生まれると思うので、それについてはこちらを見てくれ。
すまん、前置きが長くなったが、ここからがいよいよ本題中の本題になるのでしっかりとついてきてくれ。そしてここからの話は速読英単語必修編、速読英熟語の2冊の暗記が完了した状態が前提と考えてくれ。もしも余力がある人は、英検準1級の文で覚える単熟語とパス単を覚えた状態で本書を手にとるのが最も理想だと考えてくれ。その根拠の詳細は過去動画見てくれ。結論、次のステップで取り組むことでもっとも効果的な勉強法になるはずだ。
1.100単語単位で5回ずつ反復リーディングをする。
2.全ページ終わったら、また1問目に戻って今度は100単語で区切らず一気に全ページ通読を反復。
3.反復する中でどうしても覚えられない英単語が多いページに付箋を貼る。
4.覚えにくい英単語を例文、画像、関連語を書き込んで覚える。
5.付箋を付けたページだけを繰り返し反復リーディングをする。
この5ステップをおすすめしたい。では順番に解説する。
まず1つ目に100単語単位で5回ずつ反復リーディングをしてくれ。本書は見出し語830あるので、8つか9つに分割して取り組むといいだろう。なぜ分割するか?という理由だけど、それは短い期間で同じ英単語にアタックすることで英単語を自然に覚えようというのがその理由だ。人間の脳は何度も同じ情報が入力されると、その情報が「これは重要だから長期記憶に保存しよう」とラベリングされるようになってる。もしも、「1ページ目から最後のページまで一気に進めまーす」となると、反復するまでの期間が長くなりすぎてしまい、最初のページに戻ってくると覚えたはずの英単語が蜃気楼のように消え失せているので短く100単語くらいに区切ってほしいんだ。今の話の深掘りはこの過去動画見ておいて。
【最強の効率暗記法】最短で英単語や英文法を覚えられる勉強法のやり方 | 英検・TOEIC対策 | ノートに書く、音読は?
そして英単語の覚え方なんだけど、重要なのが1単語に触れている時間ではなく回数だと理解してくれ。「英文を読む→すぐに日本語訳を確認して採点」このプロセスをスピーディーにこなしてくれ。英文中の単語を思い出せないからといって、うんうん時間をかけて唸らなくていい。見て分からなかったらすぐ答えを見てもいい。これを10回、20回と繰り返していくイメージを持ってくれ。目標として、一日3時間くらい勉強できる人なら、1日で100単語にアタックし、5日間かけて5回反復するイメージでいこう。最初はきつくても慣れて暗記ができてくればバンバン進めるようになる。
100単語を5回反復し、それが終わったら次の100単語をまた5回反復というのを繰り返して全ページ突破したらまた1ページ目に戻ろう。そしたら今度は100単語区切りにせず、ガンガン進めて一気に最終ページまで進んでくれ。この頃にはステップ1で相当英単語が記憶できている状態なので、早ければ1日150単語、200単語突破できるようになる。そうすれば、1週間で全単語1周走りきれるようになるだろう。全ページを通じて何度も反復リーディングをしてくれ。
全体的な暗記度合いが7-8割になった段階で、次は覚えられていない英単語ページに付箋を貼ってくれ。そして、何回アタックしても覚えられない英単語については、例文検索、画像イメージ、関連語などを駆使して個別に手当をして覚えるようにしてくれ(YouTube動画【効率的な英単語の暗記】覚えにくい単語をアッサリ記憶する方法を参照)。
そして最後に付箋がついた「暗記が未完了のページ」だけを反復リーディングをする。これをすることで効率的に覚えられていな英単語だけを繰り返し勉強をして覚えることができるだろう。
金の1000問に収録されている英単語を全部覚えることができれば、TOEIC800点後半を取るために必要な語彙力が手に入る。後はリーディングや文法、リスニング問題を解けるように対策をしてくれ。
今回はこれで終わりだ。TOEIC対策本は世の中に恐ろしいほどの数出版されているけど、実際に買ってやり込むべき良書は意外なほど数が多くない。TOEIC TEST出る単特急シリーズは数少ない良書のひとつなのでぜひ買ってぼろぼろになるまで使い倒してくれ。参考になれば幸い。
「なんだろう、生活保護ほしいので高評価押してもらっていいですか?」
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