ペラペラ英会話ロードマップ!40-50代に現実的な期間×努力量【英検2級→1級】

今回はペラペラ英会話になるまでに現実的な期間×努力量についてお話をします。

厳しいことをハッキリいいますので、耳の穴かっぽじって聞いてください。多くの日本人英語学習者は成功に必要な期間や努力量の感覚が完全にバグり散らかしています。これは「3ヶ月で英語ペラペラ!」とかぬかす頭がペラペラの不誠実な発信者のせいです。実際、「たった◯ヶ月で英検1級合格する勉強法」みたいな話は山ほどありますが、こうした話は全くといっていいほど「再現性」を考慮されておらず、1ヶ月、2ヶ月といった期間だけが独り歩きしています。極端な話、大谷翔平選手、天才起業家やトレーダーとまったく同じ期間、同じ努力を我々凡人がやっても99.999%再現することはないですよね?どれだけ短期間で成功すると言われても、実際に自分の身に再現しなければ無意味です。いや、それどころか正常な感覚を狂わされる分、害悪とすら言えます。

正直、残酷な世の中の真実として世の中の発信者のほぼすべてが、少数の例外的な成功者か拝金主義の嘘つきばかりです。確かに世の中には現在進行系で頑張っている人はいますし、彼らも記事や動画を出します。ですが、そうしたコンテンツには需要がないのでアルゴリズムにはおすすめされず、実際に存在はしてもあなたのスマホ画面に表示されることはありません。

そこでこの動画では書籍出版、ブログ、YouTubeで何年も勉強法を発信し続け、多読講座で主婦や会社員のやり直し組をリードし、トータルで1万通以上の質問や相談に回答をしてきた黒坂が現実的で再現性を意識した「英語の成功に必要な努力量と期間」についてロジカルに解説していきます。正直、このような動画は他では絶対に手に入りません。高性能AIにも算出できないリアルなデータのオンパレードですから非常に価値は高いと思います。ぜひ最後までご視聴の上で、狂った感覚を戻していきましょう。ではいきます。

 

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1章 英語の成功は「期間×努力量」で考える

さて、1章では英語の成功は「期間×努力量」で考えるという話をしていきます。「うるせえ、そんな話はどうでもいいから結論だけ教えろ」ってそういう気の短い人、コメント欄で毎日元気に暴れてます。「お前は前置きが長い」とコメントしてくる人、君たちはYouTubeショートとかTikTokの謎の踊りでも見ててください。ってうそうそ、結論だけ知りたい人は2章から見てください。

でもハッキリいいます。1章の話を聞かないのは「プロテインだけ飲んで筋トレした気になる人」と同じです。2章以降の結論を聞いても、まったく腑に落ちることはなく、これまで同様、相変わらず不誠実な発信者の期間を軸に非現実的な学習戦略を立て、そして予定調和的な挫折が待っているだけです。そういう人は「英語学習界のサグラダ・ファミリアか?」ってぐらい、永遠に英語学習が完成しません。そもそも“結論だけ知って成功する”なら、世の中全員プロ棋士かオリンピック選手ですよね?

厳しい事を言うと答えだけ知って理解度浅いまま始めてしまうようなせっかちで忍耐力がない人が、長期的に取り組む英語で成功するわけがないですよね?なので、ぜひここまで真剣に話を聞いてくれている人だけでいいので、どうか引き続きこの章も飛ばさずに絶対に聞いてほしいと思います。大丈夫、無駄な話をするつもりはありません。

 

1.期間に囚われすぎるな

2章からは必要な努力量だけでなく、ざっくりとかかる期間についても話をします。ですが、黒坂が「約3ヶ月」と言ったからといって「よっしゃ、3ヶ月で成功が保証されるっちゅうことやな!」って曲解する人、冷静に読解力ゼロです。英語の前に国語ドリルからやり直してください。うちの息子のお古で良ければ無料で上げます。

黒坂の言う期間はあくまで最大公約数的なもので、一日に3時間勉強できる人と、1時間勉強できる人、学習開始時にすでに黒坂の動画を何度も見て勉強法を正確に理解できている人、1回だけ飛ばし飛ばしで見て勢いで始める人とでは同じパフォーマンス、同じ期間なわけがありません。また、開始時点では潤沢に勉強時間が使えたが、開始後に仕事が忙しくなったり親の介護で時間がなくなれば期間は伸び縮みします。

期間に囚われすぎる人は「3ヶ月で思うようにいかなければ、その時点でスパッと躊躇なく投げ出す」という鉄のように固い決意をします。人によっては勝手に逆算して考えて、1ヶ月で33%進んでいない時点ですぐに投げるということをします。ちょっと待ってよ。英語じゃなくて短期バイトの契約更新か何かと勘違いしてません?君は会社の実績をKPI管理してないくせに、なぜ英語学習の進捗率だけやたらと厳密なん?挫折する気だけが満タンじゃない?

そう、下手な解釈が挫折につながります。ですが、英語力は右肩上がりではなく、後半にバコンと爆発的に伸びる成長曲線を辿ります。そして伸びるコツというのは投下時間に連動して正比例で伸びるのではなく、ある瞬間にいきなり手応えを感じてグッと伸びるという特性を持ちます。自転車の練習もそうでしょ?成長率が1%ずつ伸びるんじゃなくて、あるタイミングで一気にひらめく感じじゃない?それと同じ。だからもう、時間に縛られる思い込み、偏見を捨ててください。そんなものは英語の勉強の邪魔以外、何者でもありません。

 

2.勉強時間は「長さより質」こそ大事

そして英語学習の期間を考える時に「1ヶ月かかりますか?それとも2ヶ月ですか?」みたいに期間のことばかり考える人は非常に多いです。はいはい、もう“預言者とか占い師”みたいな質問、そろそろ卒業してください。実際にたくさんの受講生を指導してきて思うことはみなさん肝心の「時間の質」をほとんど考慮できていないということです。

たとえば「1ヶ月間どんなふうに勉強していましたか?」と確認してみると、「最初の3日間で綿密な学習スケジュールを作り、次の1週間で速単に載っているエピソードで関心のある芸術、歴史、音楽のルーツを図書館で勉強。週末の土日で使いやすいペンや椅子を買い揃えて、次の1週間でようやく本格的に勉強をスタートしたが、やり方を間違えていることに気づいて、次の3日間は勉強法を見直し、そしてまた3日かけて計画表の作り直し」みたいなイメージです。本人は英語の勉強を頑張っているつもりですが、客観的に見たら「勉強の準備」という科目を頑張っているだけという話。勉強ごっこ選手権、優勝おめでとうございます。カカロット、お前がナンバーワンだ! でもこういう人意外に多いです。

この場合は確かに1ヶ月という期間は過ぎましたが、はたしてどのくらい英語力は伸びているでしょうか?答えは言うまでもないですね。まったくの0に等しい。なぜならやっていたことは英語の勉強そのものではなく、環境づくりとか文房具の買い物、勉強の計画表みたいに自分が楽しいことしかやってないからです。勉強ではなく勉強ごっこですね。その一方で、初日から開拓作業をスタートし、2-3週間で終えて翌日から早速反復リーディング、という人なら非常によく伸びた価値の高い1ヶ月を過ごしたと言えます。そりゃ同じ1ヶ月を「筋トレした人」と「ジムのマシンを眺めてプロテイン選びをした人」とじゃ差がついて当たり前ですって。

英語力があがる時間以外もしっかりカウントして「頑張ったけど伸びなかった」といってしまう勘違いさんの目を覚まさせるためにハッキリいいます。英語力を伸ばしたい、でも無駄なく効率的に進めたい、と考えるなら実際に英語を読み、調べ、考えることに持ち時間100%を使いましょう。それ以外の雰囲気の時間まで図々しく勉強時間にカウントしないでください。「雰囲気」で伸びるなら、スタバでMacBookカチカチ勢は全員年収1000万円ですわ。英語力はその場にいるだけで時給が出るコンビニバイトと違って、実際に踏み出した歩数分しか伸びません。こだわるべきは実際に歩いた歩数の量と質であって、勉強のログイン時間じゃありません。

 

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2章 英語力レベルの段階別に必要な努力量

ではここからはいよいよ2章、英語力レベルの段階別に必要な努力量について解説をしましょう。

 

1.初心者レベル

1つ目は初心者レベルです。どのくらいのレベル感かというと、ざっくり語彙力は4000語取得、速読英単語、速読英熟語、英文法を一通り終えることを目標に頑張っている段階だと思ってください。このレベルをクリアするのに求められる期間は、勉強習慣がすでについていて、勉強法の理解度も高く、要領がいい人で早ければ半年くらい。現実的に1年くらいもしくはそれ以上です。え?長過ぎるって?いやいや、あなたは現実をわかっていません。社会人英語学習やり直し組のスタートラインはざっくりこんな感じです。「英語は中学以来トラウマ」「勉強の習慣は10年以上ナシ」「活字を見ると即寝落ち」ここからのスタートです。忙しくてあまり時間を割くことができない社会人や主婦の人が、通勤中やスキマ時間をかきあつめて毎日2時間くらい勉強して、現実的にかかる期間はざっくりこのくらいだと思ってください。

でも冷静に考えてみれば、この初心者レベルをクリアするというのは、高校卒業、大学受験レベルですから普通は中学高校合わせて6年はかかります。それを専業学習者でない人が空き時間に独学でできる期間と考えれば十分早いのではないでしょうか?

「は?お前なめんなよ、さすがに時間かかりすぎ。他の最短最速魔法のように成功するって先生のところへ行くわ!」って人は止めませんが、多分詐欺師からお金を巻き上げられるだけなので止めておいた方がいいと思います。怪しげなコンサルに騙されたと相談をもらうことはよくあるので、教わる相手には気を付けましょう。

それから必要な努力量をお伝えします。まずは勉強法のメソッド理解をするのに、勉強法のロードマップ動画を3回くらいは繰り返し見る必要があるとお考えください。「え?お前の長い動画頑張って最後までみたのに何回も見ないとアカンの? ほな他の先生のところいくわ」って顔をクシャクシャにした人は正座しなさい。お説教タイムが始まります。

黒坂は筋トレ、料理、ピアノ、ボイストレーニング他、いろんな習い事をやってきましたが、1回や2回聞いたくらいで師匠の言うことからずれないでやれるわけがないと思っています。知らず知らずのうちに自己流がまじり、必要なことではなくやりたいことばかり始めます。負荷を避け、楽なトレーニングにどうしてもなるものです。ズレないようにするには相当努力が必要。英語の勉強法は技術の塊、筋トレのパーソナルトレーニングでは動画で自撮りして何度も自宅で見直しながらやっても、それでもちょっとズレていると指摘されますからね。そのくらい教わったとおりにやるのは難しいんですよ、なめないでください。何度も何度もやり方を見直してズレを修正しながら進むのが現実的です。

そして速読英単語、速読英熟語の反復リーディングですが、20周くらいは回すつもりでやりましょう。たまに「もう2-3回読んでるのに覚えられないでショックを受けてます」みたいな相談をもらいますが、寝言は寝てから言いましょう。あなたは数千語の単語をたった2-3回見ただけで覚えられるような天才記憶術の持ち主ですか?黒坂は20代前半の頃に20回、いや30回くらいやった記憶があります。人並みはずれた頭脳の持ち主だと自負できる人以外は、せめて非凡な努力量を差し出しましょう。優秀な人ほど息を吸うように努力しているので凡人が彼らより努力しないのは話になりません。

速読英単語、速読英熟語を使った具体的な勉強法はこちらを見てください。

【2025年3月発売】初心者レベル向け 速読英単語改訂第8版を独学で効率的に暗記できる勉強法のロードマップ完全解説

【2024年2月改訂版】初心者レベル向け 速読英熟語を独学で効率的に暗記できる勉強法のロードマップ完全解説

 

そして英文法の勉強はテキストと問題集を繰り返しインプットをします。それぞれ7回くらいは繰り返したいところですね。こちらも過去動画でおすすめのテキストと具体的な勉強法を解説しております。

【初心者レベルに最強】英文法書のEvergreenエバーグリーンの効果的な使い方と勉強法完全解説(社会人/準拠問題集)

 

2.中級者レベル(英検2級合格・TOEIC500点レベル)

初心者レベルを終えて基礎課程が終了したら、次は中級者レベルを見ていきましょう。目指すレベルは英検2級合格、TOEIC500点くらいですね。

初心者を終えた時点で相当に力がついています。とはいえ、必要な語彙と文法を身に着けた直後はまだまだ知識に穴があるものです。たとえると「体育会系の野球部で1年やっただけの先輩ヅラの2年生」みたいな状態。自信はついたけど、まだ技術的にはまだ完成していません。

そこでこの段階では英検2級の過去問を使って知識の穴埋めをしていきます。人によってはこの段階をスキップして、直接次のレベル、英検準1級対策を始めるケースもありますが、この動画では細かく段階をわけることで必要な努力量と期間をお見せしたいのでこのレベルもしっかり解説します。

まず、何をどう勉強すればいいか?という勉強法についてはこちらの過去動画で解説をしております。英作文や面接対策なども取り上げていますので、最初にこの動画を見て対策をしましょう。

【2024年新形式リニューアル変更版】英語力ゼロから最短6ヶ月で英検2級に一発合格完全解説(一次試験・二次試験勉強法)

初心者レベル終了から、英検2級合格レベルまで引き上げるのに必要な期間はざっくり3ヶ月から半年間くらいです。結構短いですよね?でもこれはあくまで初心者レベル終了が本当に終了して良い水準に到達しているケースです。完成度が低い場合は無理してこのレベルにいっても語彙力や文法力不足で撃沈して結局やり直すことになるので、そこは注意してください。

そして必要な努力量はざっくり、英検2級の過去問を3から5周くらい回します。また、英作文の練習は要約問題、意見論述それぞれ同じくらい回数をこなしましょう。面接対策についてはもしも過去問だけで足りない場合は、別途面接大特訓というテキストを買って練習すれば大丈夫です。結論的には過去問テキストを3周から5周こなして全セクション8-9割取れるまでやり込みましょう。

この過去問のやりこみをわかりやすく例えると、おでんの煮込みみたいなもんです。よく「黒坂さんの言う通り過去問やって挑戦したけど本番で落ちました」って謎に切れ散らかしている人がいますが、ハッキリいってそういう人でやりこみが足りている人を見たことがありません。「先生、おでん完成しました」って言いながら、よく見たらまだ大根に全然火が通ってなくて「お前、まだ生やぞ」って言いたくなるほどカチカチな状態です。過去問やり込んだ、というレベルは何回やっても8割以上で合格点取れる状態です。過去問で合格点取れないまま本試験受かるわけがないって話です。

 

3.ビジネス英語レベル(英検準1級、TOEIC800点レベル)

次はいよいよ、多くの学習者の一つの目標にしてもらいたいビジネス英語レベル。具体的には英検準1級合格、TOEIC800点くらいと考えてください。

このビジネス英語レベルはまず、英検準1級を合格し、その後TOEICの過去問を繰り返し解くとTOEIC800点以上、人によっては900点近く到達します。FFでいえばラストダンジョンで宝箱全部ゲットした状態くらいのイメージを持ってください。勉強法はこちらの過去動画で全過程を解説していますので、試験の解き方、おすすめのテキストなどすべてわかりますので、まずはこの動画一本見て頂く形でスタートします。

【2024年新形式対応】合格率15%の英検準1級に一発合格!完全攻略ロードマップ(一次試験・二次試験)

受講生の中には半年間以内にスピード到達する人もいますが、ボリュームゾーンとしてざっくりかかる期間ですが、中級者レベルを終えて早くて6ヶ月、中央値は8ヶ月、長くても1年以内といったところです。今の話を聞いて「はっ!?長すぎん?」とテンションがクソ下がったそこのあなた、自分が“英語界のフリーザ様”ではないことを思い出してください。

初心者レベルから中級者までは結構早めなので、中級者からビジネスレベルまでかなり距離を感じた人も多いと思います。その理由はまず、黒坂の勉強法でいう初心者レベルはかなりハイレベルのところまで進むという事情があります。また、ビジネスレベルとなると、暗記する語彙力が5000語から8000語と3000語も追加で暗記が必要になりますし、リーディングやリスニング素材も海外記事やニュースなどかなり難しいです。そして英作文や面接対策などアウトプットもかなり反復する必要があり、採点基準も難易度が上がります。とはいえ、このレベルに到達すると、本当に仕事で英語を使う入口に立てますから、取得する価値は非常に高く、実用性の面でもぜひとも手にしてもらいたいです。

そして具体的な努力量としては、テキストの文で覚える単熟語、パス単を7-10周、過去問は5周、英作文テキストも面接対策もそれぞれ5周ずつはやる必要があります。人によっては追加の学習素材として、Z会のCore1900やもう1冊分の過去問も同じように5周くらいやればほぼ合格は間違いありません。

 

4.上級者レベル(英検1級、TOEIC900点レベル)

そして上級者レベルです。ざっくり英検1級合格、TOEIC900点後半くらいをイメージしてもらうとよいでしょう。こういう話をすると「英検1級なんてまだまだ通用しない」みたいな人生で一度も働いたことがない子供部屋おじさんたちからコメントが来ることがあります。ですが、あくまで「英語学習者としての一つの終着点」という考え方ですね。上には上がいる、なんて言い始めるなら、そんなおじさんたちの日本語もまったく上級者レベルではないという話になります。まずは日本語検定1級取ってから文句をいってください。そんな生産性のない無益な言い争いはやめて、学習者向けのテキストが和書で手に入る現実的な上級者レベルの到達地点が1級、TOEIC900点後半という位置づけです。

さて、ビジネス英語レベルから上級者レベルにかかる期間ですが、これは人によってものすごく差があります。ざっくり過去の受講生の戦績で言えば最速で半年ちょっと、ボリュームゾーンが幅広くて1年から2年以内という感じです。

語彙力は1万語以上かつ、日常的にほとんど見ることがないマニアックなものばかりとなるので、英検1級関連テキスト以外の和書で勉強がしづらいという特徴があります。また、試験の採点基準も飛躍的に難しくなっていて、英作文や英語面接も準1級、ビジネス英語レベルで一発合格するような猛者でも落ちてしまうくらいに厳しく採点されます。

必要な努力量はざっくりビジネス英語レベルと同じくらいで、文単、パス単で7-10周、過去問は5周、英作文テキストも面接対策もそれぞれ5周ずつはやる必要があります。また追加で勉強したい人はさらにもう1冊分の過去問や、Z会のAdvanced1100を活用できます。

 

さて、このように完全初心者レベルからどこまで目指すのか?それぞれのレベルに到達するまでの現実的な期間と努力量について解説をしました。おそらく、視聴者のみなさんが聞いてきた話と比べると「はー?なんか金魚のうんこみたいにクソ長いやんけ?」と思われるかもしれません。ですが、専業学習者である高校生や大学生と、忙しい主婦や会社員のみなさんとはまったく置かれた状況や使える時間も違いますから、水平比較していはずがありません。

また、そもそもの勉強習慣の有無や学習メソッドの理解度によってもまったく進捗速度は違いますので、ネット上で「最短最速で」と言われている理想論通りにはまずいかないと思います。検証を頼まれて最短最速メソッドを分析したことがありますが、どれも非現実的で机上の空論感は否めませんでした。この動画で紹介した話はすべて、黒坂の過去の受講生の戦績や自分自身の勉強の経験を元にした「リアルな生データ」ですから、参考になると思います。

そして最後に甘い話を探すのは自由です。でもそれを信じる前に、一度冷静になってください。“夢”と“妄想”は紙一重。この動画でお伝えしたのは夢ではなく、地に足のついた現実的なリアルな戦略です。現実的に考えられる人だけが英語力を手に入れられます。今日もコツコツと小さな一歩を積み上げていきましょう!

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「私はいつになったら英語ができるようになるの?」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」

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