「英会話できるようになりたいけど、NHKラジオとかオンライン英会話とか駅前留学とかあってどれがいいか分からない」
「AI英会話が話題になってるけど、どうせ大したことないんでしょう?」
あなたはこういう疑問を持っていないだろうか?そんな疑問を解消するのが今回の動画だ。ELSA Speakが2023年9月25日にリリースしたばかりの「AI英会話」、SNSでめちゃめちゃ盛り上がってたので自腹で試してガッツリレビューする。
今回は案件ではなく、紹介料を受け取れるリンクも何にもない。ただ黒坂の個人の感想をぶちまけてるだけなので、アプリの買い煽りもしない。これを使う、使わないはあなたが好きに決めろ。動画を見て適当に参考してくれ。
目次
1章・AI英会話を実践してみた(日常会話とジョブインタビュー)
発音矯正アプリ、という地位を確立したESLA Speak、2023年9月25日に新たにAI英会話機能をひっさげて生まれ変わった。まずは実際にどんな感じで英会話できるかをお見せしよう。それを見ずに料金プランとか話してもどうせ頭に入ってこないからな。
まずアプリを起動してDiscoverという双眼鏡のアイコンをタップする。その中に「ELSA AI」というかわいいアイコンがあるのでそれをタップ。
次の画面で英会話したいシチュエーションを選べと言われる。少し文句を言うと、毎回Hi! Welcome to ELSA AI! Please select one of the following role playsと読み上げるのを聞き終えないとアイコンをタップできない待ち時間がだるい。黒坂みたいにティファールみたいに待たされるとすぐ脳みそが沸騰する気の短い人は要注意。多分その内アップデートで改善されそう。
この動画では軽い友達との日常会話パターンと、ビジネスのお硬い面接パターンの2つを紹介してみた。日常会話パターンはCatch up with a friendというアイコンで、ビジネス面接はInterviewというアイコンをアップすれば始まる。
※実際のやり取りの様子はYouTube動画を見てくれ。
2章・月815円で無限AI英会話のELSA Premiumのプラン内容
さて、この時点で「うおおお!めっちゃ面白そうやんけ」とやる気MAXになってる人もいると思うので、ELSA Speakというアプリについて、それから具体的なAI英会話のプランについて解説しよう。
ELSA SpeakのアプリができることはAI英会話に留まらない。むしろ、このアプリはこれまで「発音矯正アプリ」で有名だったんだ。あなたがスマホに向かって英語を話せば、適切に発音矯正のフィードバックをしてくれるから、独学で発音をきれいにすることができる。
過去動画で解説した英語耳を使えば、体系的にきっちり学んで英語の発音上達は可能なんだけど、やっぱり独学となるとなかなか簡単ではない。自分で正しく発音できているかを判断することは難しいからな。ELSA Speakはそんな独学での発音矯正アプリとして有名になったんだ。
そして9月25日にELSAから出た新サービスが「AI英会話」というわけだ。プランは3つあって、1ヶ月、3ヶ月、1年だ。現時点では先着2023名は30%オフキャンペーン中なので、仮に1年プランの9,786円に入れば1ヶ月あたりわずか815円という計算になる。マクドナルドのビッグマックセットにマックシェイクつけたのより安いと考えるとこれマジでエグすぎるだろ。
体験してみてわかったことは、このAI英会話にはたくさんのメリットがあるってこと。人間の英会話講師と違って、失礼なことをいってしまっても、同じ質問を繰り返しても相手が嫌な顔をすることはない。気を使わないでよく、英会話レッスンの時間の約束をしなくていい。1レッスン30分間、とか時間は決められておらず、わずか5分や10分のスキマ時間だけでも付き合ってくれる。ちなみにわざとワケわからないこと、たとえば「I don’t feel like talking to you right now.(今あなたと話す気がしない)」とかいうとOKといってレッスンが終わってしまうこともあった。さすがに人間の英会話講師にいうと怒りがリミットブレイクするか、How rude!(なんて失礼な!)と言われてしまうだろう。でもAIは爽やかスマイルで注意もない。気軽ではあるけど、軽く注意はしてくれるようになると最高だろう。
これまでAI英会話を手放しで褒めちぎってきたけど、使ってみて課題や使いこなす技術も必要という事実が見えてきた。次の章では具体的に解説する。
3章・ELSA Speak AI英会話で感じた4つの課題
AI英会話は本当に人間と話している感覚を覚える。同じ質問に対して、同じ答えを出したけど、質問が分岐することがあってすごいなと感じた。AIの読み込み時間がある上、相手の顔の表情とかは見えないので若干、話にくさが感じるものの技術の進歩でバーチャルAI講師が映像で見られたり、処理速度が高速になる余地はある。その一方で使い方に注意が必要だ。
1.英語が結構難しめ
まず英会話の内容は結構難しくて、日本人英会話初心者にはハードルが高いと感じる点だ。「How’ve you been doing?(最近どう?)」こうしたフレーズは、まったく初めて聞くと何を聞いているかもわからないかもしれない。日本人だと「How are you doing these days?」とかで聞く方がわかりやすいだろう。完全に日本人英語学習初心者向けに作られた国産英会話アプリではないので、馴染みのない表現がチラ見えした瞬間はあった。けど最後は慣れるしかない。将来的にネイティブと英語で会話する時はどんな表現が飛び出すかは分からないからだ。
2.オンライン英会話講師ほどフィードバックが完全ではない
わざと間違えたり、不自然な表現をいっても矯正してもらえないことがある。人間の英会話講師なら、If I make a mistake, please correct me. (もし間違えたら、訂正してください)といっておけば、逐一訂正と理想的なフレーズをいってくれるが、スルーしてしまう場面が何度かあったのでそこは改善を期待したい。
3.話の深掘りに限界がある
ある程度、話の深掘りには付き合ってくれるけど掘る深さが結構浅いことがあった。たとえば「I’m actually planning to attend a tournament(ゲームのトーナメントに出る予定だ)」と伝えた時、「That sounds great! Do you feel confident about participating in tournaments?(それはいいですね! トーナメントに自信はありますか?)」と深掘りしてくれることがある一方で、「OK. So, how has your job been going lately?(OK、ところで最近仕事はどう?)」みたいに軽く流されてしまうこともあった。できれば前者のように話を振ったら、興味を持ってそこを深掘りして質問してくれれば、自然な英会話になるし話す側のスピーキング力アップにもつながるはず。でもスルーされても対応策はあって「I want to talk about vieo game tournament!(自分はゲームのトーナメントの話がしたいんだ)」といえば、会話の軌道修正をしてくれ、ちゃんと傾聴してくれる。会話の軌道修正も含めてスピーキング練習になると思えばいいか。
4.英会話のシチュエーションパターンが少ない
この動画を撮っている時点では6種類と、英会話のシチュエーションのパターンがまだまだ少ない。英会話でありそうなシチュエーションは網羅できているけど、もっと自由でフランクな会話をしたい中級者、上級者レベルの人だとおそらくバリエーションの狭さに不満を感じると思う。その場合はオンライン英会話講師で特定の会話の分野、たとえば英語ニュースを題材にディスカッションをするなどの方が力が付きそうだと感じた。
結構悩ましいのは、英会話完全初心者だと、少し表現が難しかったりする一方で、中級者、上級者だとすぐやり尽くしてしまうという点だな。
英会話の訓練をするなら、英検準1級、1級の二次試験対策を頑張ったり、NHKラジオ英会話や英語のハノンをやるのがいいとおすすめしてきた。でもいつまでも自分ひとりで練習するのではなく、実際に会話相手になってくれる練習台がほしい。でも仕事や家事育児で忙しくて、オンライン英会話レッスンは参加がし辛いし、相手に気を使ってしまう。そう感じた時にはAI英会話のELSA Premiumで激安でブラッシュアップを兼ねて英会話の練習相手になってもらうのがいいと思う。1000円でお釣りが来るレベルに安いから、万が一肌に合わなくてもでかいリスクは全然ないと思う。自分はこれを使ってみて思ったのは時代は変わったなーってことと、今後AIの進化とともに英会話レッスンの先生よりも活用の幅が広がりそうだというワクワク感がでかかったかな。ここまで動画を見てくれてありがとう。最後に一つ告知をさせてくれ。「マクドナルドでお試しで30分働けるクルー体験会、スタッフの足引っ張ってしまいそうで行く勇気が出ないんだよな」ほなまた。
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