オレだ。
これまでそれなりの数の英語学習者さんとのやり取りを経て感じることがある。それは、
うまくいかない人はみんな同じような
「質の低い失敗」をしているということなんだ。
おっと誤解しないでくれ。「失敗するやつは全員アホw」とかそういうことを言いたいわけじゃない。
世の中には質の高い失敗と、低い失敗があって後者はやるべきじゃないという話なんだ。
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オレからこの記事で伝えたい結論を受け取ってくれ。
↓
「優秀な人」の定義は「質の低い失敗」をしないことだと思う。
・同じ過ちを犯す
・短時間調べれば防げるミス
・後から取り返しがつかないミス優秀な人はこういうミスをしない。ミスにも種類があって、学びや経験につながる価値あるものだとやる価値がある。
— 黒坂 岳央@英語多読講師・経営者・作家 (@takeokurosaka) August 12, 2021
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
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この記事でオレが話したい内容は、
・質の高い失敗、質の低い失敗の違いはなにか?
・どうすれば防止することができるのか?
こうしたことをすべて語っていく。
といった話もガンガンしていく。
この記事はネットでテキトーにググって出てきた情報を寄せ集めたのではなく、
オレ自身が現役英語ユーザーとして体験談やデータを交えた一次情報なので割と有益だと思うよ。
目次
「質の高い失敗」とはなにか?
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同じ失敗にも「質」の高い、低いがあるんだ。
世の中、どれだけ頭が良くて才能あふれる人でも絶対に失敗する。
失敗しない人がいるとすれば、過去に成功したことにすがりついてまったく挑戦しない人だけだ。
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質の高い失敗というのは、「やってみないとわからない挑戦」があげられるだろう。
オレは現役の英語学習者だった時期、色んな英語学習法に手を出した。
英会話スクールをはしごしたし、怪しげな通信教育の聞き流しCDもやったことがある。
最後にダメ元で得体のしれない、英語多読の学習法に挑戦しなんとか英語力を身につけることができた。
英語多読にたどり着くまでには、数多く色々と手を出しては失敗を続けたけど、
やってみないとわからないことは、挑戦する価値があると思うんだ。
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その他、質の高い失敗は英検やTOEICへの挑戦があるだろう。
受験した結果、不合格になったり、思ったよりスコアが伸びないこともあるかもしれない。
だけど、その結果を受けて今の自分の英語力を客観的に知ることができる。
オレの運営する英語のオンラインスクールの受講生さんの中にも、
英検1級に一度、二度と受験して失敗、
でも過去の失敗を冷静に分析して三度目に合格する人もいる。
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あのエジソンも「成功するためには一万通りのうまくいかない方法を試した」と言っている。
エジソンは白熱電球の発明をするために、膨大な数の試行を繰り返した。
彼は明らかに質の高い失敗を積み上げて、最後に成功に結びついているんだ。
けど、冒頭でのTweet投稿でお見せした通り、明らかに質の低い失敗はある。
ここからは具体的にやってはいけない質の低い失敗を取り上げていこう。
同じ間違いを繰り返す
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まずはこれ。同じ過ちを何度も繰り返すのは、明らかに質の低い失敗と言えるだろう。
特にこのブログ読者は、中高年からの英語学習やり直し組が多いんだけど、
過去に英語学習で挫折したことと、同じ失敗を繰り返す学習者を見ることがある。
「昔、英会話スクールに莫大なお金をかけてアウトプットをやったけど、全く身につかなかった。
インプットの重要性が理解できたので、まずはしっかり基礎を固めます!」
そういってスタートしたのに、基礎を固め始める段階で、
「やっぱりインプットだけでは話せるようになる気がしません。
英会話をしっかりやった方がいいのでしょうか?」
とか言い始めるんだ。
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また、過去の挫折した理由が「あまりに短期的に結果を急ぎすぎたから」
ということだったのに、いざ英語やり直しに再挑戦すると、
また同じく結果を急ぎすぎて失敗をするという感じだ。
<関連>急ぎすぎると失敗するという記事。めちゃ重要、読んでおいて。
↓
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何度も同じ失敗を繰り返してしまう自覚がある人は、
「原因を分析、言語化」をするようにしてくれ。
過去の失敗や挫折は何が原因だったのか?
それをしっかりと考えて、手を動かして紙に書き出してくれ。
そうすることで深く意識付けをすることになり、
二回、三回と同じ過ちをすることがなくなるだろう。
ちょっと調べれば防げるミス
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英語学習には、ちょっと時間と手間をかけて調べれば答えが出てくるのに、
それを面倒臭がってしまった結果、ミスをしてしまう人が爆裂に増殖している。
オレは英語多読を教えていて、そのやり方は著書やブログ、YouTubeに全出ししている。
それだけでは足りない人には、オンラインスクールでコーチングもさせてもらっているんだ。
自分で言うのも何だけど、昭和時代に大量発生した仲人や世話人おばさん並に
あれこれ情報やサポートを全出ししているのに、
こちらの発信をちゃんと見ない、読まない人がかなり多いんだ。
英語多読を誤解したまま始めた結果、当然成果なんて出るわけもなく
盛大に失敗するという人は割と見てきた。
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面倒臭がる人の問題点は、「調べる手間や時間」と「調べないことで被るミスのダメージ」
を天秤にかけるのが壊滅的に下手くそなんだよな。
初めて彼女を食事に誘うなら、食べログ評価吟味したり、
先輩にオススメの店聞いたりするのがセオリーだろう。
けど、手間暇惜しんで、一か八かテキトーに脱サラしたオッサンが
一人で切り盛りする正体不明のボロラーメン屋に彼女を連れて突撃するイメージなんだ。
リスク高杉w
英語学習において「調べる」という行為に知能の高さや才能、年齢には一切関係がない。
本気で英語学習に臨む人なら誰もができることなんだ。
それができない人は、頻繁にあれこれ失敗を繰り返すので、
絶対に英語学習でゴールまで辿り着くことはできないんだ。
後から取り返しのつかないミス
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それから一度やってしまうと、取り返しのつかないでかい損失を出すミスにも注意してくれ。
英語学習で言えば、数年単位の語学留学に出発してしまうのがその筆頭だろう。
オレの知人は女性だったんだけど、周囲の反対を押し切ってアラサーで語学留学に出かけた。
本人の自由だし、人の生き方を批判するほどえらくはないのでいいんだけど、
結論的にその人は、ものすごくこの選択を後悔してしまうことになったんだ。
正社員で大手の企業に勤めていたけど、帰国後の今はパートをして正社員になれず、
アラフォーになるまで海外を転々としていたので、婚期を逃したといっていた。
コツコツためた貯金はほぼなくなってしまい、肝心の英語力はほぼ伸びないままだった。
英語学習に限らず、取り返しのつかないミスになりえる選択は慎重になってくれ。
大事な人を傷つけたり、酒の勢いで上司にケンカを売るとかは止めた方がいいと思う。
以上だ。
ミスは誰でもやる。オレもよくやる。
重要なのは質の低いミスは未然に防止できるんで、
やらないほうがいいってことなんだ。
特に英語学習でうまくいかないことが続くと、
モチベーションがへし折られるのでくれぐれも気をつけてくれ。
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