こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
「世間で言われていることと実態」
ってのは常に乖離しまくりです。
例えばこんな事例がありますよね?
↓
「日本はもう後進国になってしまった…経済大国なんかじゃないんだ…」
黒坂「いんや、いま時点では世界第3位の経済規模の経済大国っすよ! 経済規模を語る時は一人あたりのGDPではなくて、トータルでのGDPの話になるんだよ。」
「専業主婦は許せねえ!!日本人は専業主婦志望多すぎ!あまえ!!」
黒坂「いや、そりゃ思い込みだよ! ”結婚した後専業主婦になりたいか?”って質問に”そう思う”と答えた女性は8.2%しかいなかったんだが…。そもそも”専業主婦志望=怠け”って認識がおかしいと思うぜ…2ch脳過ぎるだろ…。」
※厚生労働省「若者の意識に関する調査」より
「最近、キレる若者が増えたよねー。若者が凶悪な事件を起こしているんだー。いつの時代も若者は怖いよねー」
黒坂「”キレる若者”っていつの時代の話だよ…。内閣府の調査で若者の起こした犯罪の”量と質”の両面で改善が見られるとデータが出ているぞ。犯罪を起こした若者の数は今や戦後最低水準。そして犯罪も「詐欺」など、血を流さないものがほとんどだよ! むしろ高齢者の犯罪が増えているんだよ!」
ってな感じでしょうか?
時代は常に変わっていますから、
いつまでも昭和の感覚を持っていると
一瞬で「古い人」認定されちゃいますよ!
でね、今日語りたいのは犯罪とか専業主婦の話じゃなくて、
英語の話ざんすw
英語学習についてはめちゃめちゃ誤解や間違った情報が多いので、
正しい情報をお伝えしたくてこの記事をぶっ立てました!!
今回は英会話スクールと留学エージェントに厳しめの内容になっておりますw
さあ、震えて眠れ!
目次
誤解1.英語学習は若さや才能が9割!年をとるともうダメ
「自分は年を取ったので、もう英語学習はムリ…」
これ本当に多い誤解ですし、
本気で思い込んでいる人をリアルで
何人も出会ってきましたね。
キッチリと”間違い”とお伝えしましょう!!
まずですね、
「英語学習を早く始めることのメリット」
これを裏付ける心理的、
神経的科学的証拠は何もありません。
そして年をとると外国語が身につかない、
ってデータもないんですよね。
もしも「オレこれソース持ってるよ」って人がいたら
コメント欄に学術的裏付けのあるデータを貼ってみてください。
少なくとも私の知っている限りはありません。
科学的根拠がないものを信じ込んで、
英語学習の手が止まるのは本当にもったいない!
むしろ、幼児教育の発達心理学の側面で見ると、
あまりに早い段階で無理やり外国語入れると
日本語も英語も中途半端になる、
「ダブル・リミテッド」
「モノリンガル」
という恐ろしい不治の病にかかるという研究もありますからね!
「ダブル・リミテッド?モノリンガル?なにそれ?何味のラーメン?バリかたなのかお?」
「うちの子も幼児教育を始めたいんだ!やっぱりこれからは国際派だね!」
ってのんきに思ったあなた、とりあえず黙ってこれを見てくれ…。
↓
※Twitterを中心に拡散されている、ダブル・リミテッドの心の心情を綴ったもの。
何も知らない親はこんなベジータのノリで
幼児期に外国語をゴリ押ししたのでしょうね…かわいそうに…。
↓
英語学習の遅咲きスタートでもなんでも、
やれば絶対に身につくのが英語です。
私の務めていた外資系企業で、
50代すぎのおじさんが英語力ゼロから、
一年でTOEIC300点程度から一気に900点までアップしましたからね。
ウソじゃないですよ。
どうしても
「どうせウソでそ!ネットではウソをウソと見抜けないと…だお!」
と何でもかんでも疑ってしまうかわいそうな病気のニキは、
私の家に来てくれたら、
そのオッサンとやり取りした過去メールを見せてウソじゃないことを証明してあげよう。
あ、ちなみに今自分は東京から引っ越して熊本にいるからなw
とにかく外国語学習は50歳からでも、60歳からでもガチれば絶対にいけます!
「もう遅い」
ってのはな?
ギルガメッシュ「アンタが100歳になってからはじめて言っていいセリフだぜ!なあバッツ?」
誤解2.英語はネイティブスピーカーから教わるのがベスト!
「英語はネイティブスピーカーから学びましょう!ベストはやっぱり本場アメリカ人講師!」
はい、これも本当に多すぎる誤解ですよね!
ちなみに言っている人を私は知っていますよ…ウケケケkk…。
「ズバリ、英会話スクールと留学エージェントでしょうw」
これって考えてみれば完全なるポジショントークですよねw
そらね、英会話スクールや留学エージェントが、
「英語は別にネイティブスピーカーがマンツーマンで教えなくてもいいよ」
っていったらおまんまの食い上げですよねw
プリンター販売している人が、
「今どき印刷なんてしませんよねー。プリンターってコストかかるし。」
って言わないのと同じですよね。
和食レストランは和食の素晴らしさを推しますし、
インドカレー屋で働く浅黒いインド人の陽気な店員さんは、
「カレー最高!!」
っていうに決まってるじゃないですか。
ぶっちゃけ、私はニート時代にネイティブスピーカーと
「日常英会話の練習」
やりましたけど、
必要性感じた瞬間ゼロですね。
英語を活用して、ビジネスや投資でお金を稼ぐ
「真の英語力」っては独学でしか身に付きません。
これはホリエモンも与沢翼さんも、
そしてGoogleの元社長も同じことを言っています。
ビジネスをガンガンやる人は
「今日はお天気いいですね!」
「昨日はよく眠れませんでした…」
なんて死ぬまで使わないフレーズの練習にお金をかけませんてw
↓(参考)
「英語はネイティブスピーカーから学ぼう!」
ってセリフ…。
それ、誰が言っているのー?ってことを見るようにしてくださいね!
誤解3.英語の目標はペラペラしゃべることだ!
「英語の勉強をする目的は、流暢にペラペラしゃべることだ!」
このセリフを言っている90%が、
英語学習の初心者
英会話スクール
留学エージェント
のどれかなんですよねw
ウソだと思ったら英語を使える外資系のビジネスマンとか、
海外に住んでる日本人とか、
翻訳・通訳家にこの質問をしてみてください。
彼らは「英語はペラペラ話せることが重要」
とは絶対に言わないでしょう。
これまで何度も何度も、
何度も何度も何度も言っていますが、
英語はしょせんツールです。
車の運転やExcelを使うスキルと同じ。
ビジネスをする上で役に立つとか、
英語を活用してお金を稼いで、
海外の観光地で旅行へ行っても困らなければいいんですよね?
職場で配布された資料を理解し、メールを返信する。
海外投資をする上でネットの英語記事を読む、YouTube動画を見る。
…ペラペラ話す必要性ってほとんどありませんよねw
逆に英語は読む・聞くができなければ
文字通り手も足も出ません。
集中して今から尋ねることに答えてくださいね?
…
……
………
………………
「あなたが今後、人生を生きていく上で
一方的にペラペラマシンガンのように英語でトークする機会」
って本当にあると思いますか?
外国人と絶対に結婚するとか、
死ぬまで海外に住む予定のある人は別かもしれませんが、
そうでない99%の日本人には、
永遠にやってこないシチュエーションです。
私は外資系企業でフロアの半分以上が外国人という環境で働いていましたが、
ほとんどが「読む・聞く・書く」という
「話す」以外の技能を使っていました。
もちろん、プレゼンやディスカッションで「話す」機会はゼロではありませんし、
話すことは重要です。
しかし、英語を話す時間は読み書きよりも圧倒的に短いのは真実。
これは考えてみれば不思議でも何でもありません。
あなたは日本語で日本人のいる職場で働いていますが、
一日中あなたが一方的にペラペラと日本語で話すシチュエーションありますかね???
圧倒的多くの時間を
資料を読んだり、作ったり、黙ってカタカタ入力したりしていますよね?
ね?ないじゃないですか?ペラペラ喋り続けるシチュエーションw
それが答えなんですよね。
↓(参考)
繰り返しですが、
ビジネスの現場や投資で英語を活用してお金を稼ぐ場合は、
読み書きの方が会話よりはるかに重要です。
これは忘れないでください。
英語はペラペラ話すことだけを目標にするのではなく、
書いてあることをスピーディーに正しく読めて、
相手の話す英語を正確に理解できて、
知性を疑われないようなフォーマルな
ビジネス文章が書くことを目指すべきなんですよ。
誤解4.英語学習で重要なのはモチベーション!
「英語はモチベーション!とにかくモチベーションが大事だ!!」
…って言っている人は寂しがりやで一人で集中して勉強するのが苦手な人か、
もしくはセミナーで集客をしたい人だけですねw
ぶっちゃけ、モチベーション頼りになったら英語学習は終わりです。
確かにやる気があることに越したことはありませんが…
「やたっ!!先週覚えた単語が理解できてる!アタシすごい!!」
ってやる気を出したり、
「なかなか覚えられないなあ…アタシ頭悪いのかしら…?」
っていちいち落ち込んでたら、学習のパフォーマンスは最悪ですし、
一年間の英語学習で身が持ちませんってw
いいですか?
英語学習はとにかく継続できる環境づくりが全てです!
人は決意で立ち上がることはできても、継続は出来ません。
なぜなら決意は感情であり水モノです。
時の経過とともに必ず消えてなくなります。
ですので必要なのは
「どうすれば感情ややる気に左右されず、
ストレスを感じずに継続できるのか?」
という環境を作り上げることです。
下記の記事でキッチリと分かりやすく解説をしていますので、
読んでいない人は絶対に読んでおいてください。
↓(過去記事)
誤解5.これからは翻訳機の進化で英語の必要性はなくなる
パーフェクトセル「ぶるぁぁぁぁぁ!Googleは翻訳すごいぞ!これからは小型翻訳機ができるから、もう英語の勉強は必要ないぃ!」
オジサン「日本は経済大国だからねー。英語が使えなくても生きていけるし、むしろ英語学習は時間とお金のムダだとオジサンは思うんだー。オジサンは生きていて英語ができなくて困ったことなんてないんだよ?」
ハイ、いかにもな事をいっていますが、
両方間違っていますw
上のパーフェクトセルのセリフをリアルで思い込んでいる人がいますが、
そういう人を見る度に、
「ああ、人工知能のニューラル機械翻訳のこと知らないんだな」
って思いますね。
どれだけ人工知能が進化しても、
日本語と英語の言語の構造の違いがある以上、
英語力を身に付け、コミュニケーションを
取ることの価値は永遠になくなりません。
ですので、英語学習をしているあなたは、
「将来自動翻訳システムができたら意味がなくなるのでは?」
と不安に思う必要ありません。
大丈夫!そこは安心してくれ!
尚、過去記事でこの件について白黒ハッキリしておりますので、
まだの人は必見!
↓
そしてオジサンのセリフもキッチリと間違いです。
”2018年12月の今、この瞬間”は確かに、
英語ができなくても困ることはありませんね。
でもそれは”今”の話。
”今後”は違います!
こちらについても、
過去の記事でお話をしておりますw
こちらも見ておいてね!
↓
…という感じで、まだまだ色々と英語学習にまつわる間違いはあるのですが、
とりあえず代表的なものを取り上げてみました!
間違った情報に耳を傾けると、
あなたの英語学習が打ち砕かれてしまいます。
私はそしたいかにも正しい風の事を言って、
何かを売りつけようとする連中からあなたを守るため、この記事を書いています。
参考になれば幸いです。
分からないこととかあったら、
遠慮なくコメント欄に書いてくださいね!!
丁寧に分かりやすく、そして優しく解説しますので!
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