オレだ。
「リーディング素材に洋書を使いたい」
「大好きな小説を英語で読んでみたい」
「洋書を使った英語多読で英語力を伸ばしたい」
そんな憧れを持っている人は少なくないはず。
結論、あなたが洋書をリーディング素材に使って、
英語多読で英語力を伸ばしたいなら、for dummiesシリーズがオススメだ。
オレからこの記事で伝えたい結論を受け取ってくれ。
↓
「英語多読のリーディング素材に洋書を使いたい」という人はfor dummiesシリーズがオススメ。
一般的に洋書は高い傾向。けど、この書籍は安い上に、初心者向けに丁寧に作られており、内容もびっくりするほど質が高い。
難しい小説に手を出して挫折するより、興味のある分野のfor dummiesを読もう。
— 黒坂 岳央＠英語多読講師・経営者・作家 (@takeokurosaka) June 1, 2021
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
今回の記事は、テキトーにググって出てきたいい加減な情報じゃない。
自分自身がかつてfor dummiesの愛読者だったので、
その体験からも自信を持って勧めたい。
目次
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/03/33.gif")
「私はいつになったら英語ができるようになるの？」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」
そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。
オレもそうだった。
あなたを英語ペラペラにするのは、語学留学や英会話スクールではなく、
「英語多読」だ。
「英語で人生を変えたい人」限定で動画講座を受講してくれ。
↓↓↓
for dummiesとは？日本語の意味は？
あまり詳しく知らない人もいると思うので、話をしておく。
for dummiesとは、初心者向け洋書シリーズのことなんだ。
日本語では「バカのための～」という意味になる。
「バカ！？バカだと！！フザケンナ！！オレはバカじゃねーよ！バカバカ言うやつがバカだ！」
と思った人もいるかも知れない。
でも、バカにしているわけじゃなくて、「どんな人にでも分かる」という意味合いなんだ。
より意訳に近い付け方だと
「サルでも分かる」になるだろう。
そしてこのfor dummiesとタイトルに付けている通り、
まさしく人外レベルのサルにも分かるように書かれているんだ。
「私はいつになったら英語ができるようになるの？」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」
そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。
オレもそうだった。
あなたを英語ペラペラにするのは、語学留学や英会話スクールではなく、
「英語多読」だ。
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for dummiesは質が高いコスパに優れた洋書
for dummiesはハンパい丁寧さと、分野の細分化がなされていて、
その分野のプロフェッショナルが、ガチクソ気合を入れて執筆しているんだ。
「オイオイ、これマジで生まれたての赤ちゃんでも分かるんじゃないか？」
と驚愕するほど懇切丁寧で、わかりやすい。
さらに素晴らしい点としては、
ノンネイティブでも非常に読みやすい英文。
ズバリ、多読の素材には最適ってことなんだ。
決して、オレたち日本人学習者を意識した作りではないんだけど、
スラングや、難解な英単語、宗教などの引用はない。難しい用語についても、
「ちょｗ 夕飯食べて5秒後に忘れるジイさんにも分かるレベルじゃねえかｗ」
って草生えるレベルに優しく丁寧に解説されているんだ。
オレはfor dummiesの回し者なんかじゃない。
けど、日本語で書かれたあらゆる入門書も、
このfor dummiesシリーズより
優しくわかりやすく作られているものを見たことがない。
和書の入門書は
「長文を読みたくない」
という人のためにイラストや写真が
ふんだんに使われて作られている。
これは確かに分かりやすいのかもしれないけど、
その代わりに情報量が少なく、サクッと読める代わりに何冊も読む必要があったり、
その次の中級者レベルの書籍を見つけるのがムズいことが少なくないんだ。
ちな、オレはカッコつけてワイン通を目指し、和書のワインの入門書を買って読んでみた。
けど、物足りなくて結局4-5冊買うハメになったｗ
そして「赤ワインと白ワインの違いとは？」「ロゼワインとは？」的な箇所は
どの入門書にも重複して書かれていたんだ。
「書籍を読む」という目的が情報収集の場合は、
かぶっている箇所はムダだよな？
つまり、和書の入門書は「これ1冊で脱初心者OK」という本がなかなかないんだ。
その点、for dummiesは入門書でありながら、
情報量がバッキバキに多いので、一冊でOK。最高やんけ。
興味があれば、Amazonで「for dummies」で検索してもらえば出てくる。
安いものだと、kindleバージョンで1,000円以下のものもある。
いくつか紹介しておく。
↓↓↓
「Stock Investing For Dummies サルでも分かる株式投資」 株式投資をやったことがない人もスイスイ読める！
「Statistics For Dummies サルでも分かる統計学」 統計って頭良くなれそうだけど、なんだか難しそう…という人にこそ読んでもらいたい入門書
「Critical Thinking Skills For Dummies サルでも分かるクリティカルシンキング」 これは面白かった。米国の大学の講義で学ぶようなカリキュラムになっています！
「Blues Harmonica For Dummies サルでも分かるブルーハーモニカ」Amazonのレビュアーに大絶賛されています。
↓
この本は素晴らしく、付け加えて欲しいと思える点がありません！
私のような人がハーモニカでブルースを演奏する方法を学びたいと思っている人にとって、とても良い、包括的で、楽しくて便利な本です。
（一部抜粋して翻訳）
レビューでもべた褒めやんけｗ
「私はいつになったら英語ができるようになるの？」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」
そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。
オレもそうだった。
あなたを英語ペラペラにするのは、語学留学や英会話スクールではなく、
「英語多読」だ。
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洋書で英語多読するなら、小説よりfor dummiesがオススメ
英語多読に興味がある人は、「英語で書かれた小説を読みたい！」と考えがち。
あなたにはすでに大好きな小説があって、
日本語でガッチガチに読み込み済で内容がドタマに叩き込まれた状態ということなら、
その小説の洋書バージョンを読むのはありだと思う。
なぜって、あらすじや登場人物などが頭に入っているから、
多少英語力が不足気味でも、知識に助けられて最後まで読み切れると思うんだ。
洋書の小説は基本、かなり難しい部類に入る。
ネイティブの子供向けの作品でも、純ジャパにはクッソムズい。
だから、初見の作品をいきなり洋書で挑むのはかなり厳しいと思うぜ？
同じ英文なら、専門書とか、英字新聞、英語ニュースなどの方が断然読みやすい。
だから、まだ読んだことがない小説を英語だけで読み進めると、90％くらいは挫折するとオレは思ってる。
洋書の小説が難しい理由は、次の3つが関係しているんだ。
・展開が予測不可能
・日本人に馴染みのない単語のオンパレード
・文化の違い
for dummiesとか、英字新聞、専門書は
書かれている内容は大体予測できる。
「朝早く起きることで、時間を有効活用しよう」
みたいな話は世界のどこでも言われているから、文脈で流れがつかみやすい。
けど、小説の場合は空想の話だから、
まず展開が予測しづらいんだ。
たとえば、ハリーポッターの小説だと、
ハグリッドの言葉は「コクニー」というロンドンの下町言葉を
元に創作されているから、その意味を読み手が推測しなければいけない。
これはネイティブには子供でもできることだけど、オレたち純ジャパにはムチャクチャきつい。
そして使われている英単語も魔法語とか、
水の流れや太陽の日差しの描写の英単語も分かりにくいんだ。
その点、for dummiesは論理的に書かれていて、
文化の違いも一切壁にならない。
たとえば、経済学（eocnomics）だと、最初はこのような一文で始まる。
↓
Economics is all about humanity’s struggle to achieve happiness in a world full of constraints.
（経済学とは、制限の多い世界の中でなんとか幸せを手に入れようとする人間の葛藤についての学問だ）
There’s never enough time or money to do everything people want, and things like curing cancer are still impossible because the necessary technologies haven’t been developed yet.
（人間がやりたいことをすべて実現するには、時間もお金も足りない。ガンを治すことは、まだ技術が開発されていないので不可能だ。）
みたいな感じで書かれている。
どや？これはメチャ分かりやすいと感じるはず。
使われている英単語も、超ド級に難しいものはないだろう。
英検で言えば準1級レベル、
TOEICなら700点前後の語彙力があれば
ほぼ読めるはずだ。
結論、「洋書を多読したい！」と思うなら間違いなく小説よりfor dummiesがいい。
あなたが興味を持っている、好きな分野…たとえばプログラミングとか、投資とか、日曜大工とかあるだろうから、
テキトーに面白そうなものを読むといい。
「私はいつになったら英語ができるようになるの？」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」
そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。
オレもそうだった。
あなたを英語ペラペラにするのは、語学留学や英会話スクールではなく、
「英語多読」だ。
「英語で人生を変えたい人」限定で動画講座を受講してくれ。
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for dummiesの弱点は日本語訳がないこと
ここまで散々、for dummiesを褒め殺してきたオレだけど、
完全無欠で100%最高とは言い切れない点もあるんだ。
それは日本語訳が一切ついていないこと、
これに尽きるだろう。
英語多読の経験を重ねて、語彙力もそれなりにあるし、英文法もすっかり頭に入ってる。
後は分量をこなすだけ、って英語中級者レベルならfor dummiesを全力で勧める。
けど、ようやく語彙力や英文法を終えたばかり、という人にはちょいきついと思うんだ。
なぜって、この書籍には日本語訳がついていないから。
「たりめーだろｗ 洋書なんだから日本語訳は甘え」
そう反論が返ってきそうだよな。
けど、東京に住むと鼻毛が伸びるってレベルに、
多読初心者は「読んだ英文の答え合わせ」をしなくちゃいけないとオレは思う。
答え合わせとはつまり、日本語訳をチェックするってことなんだ。
もちろん、永遠にこれをしろとは言わない。
あくまで初心者の段階だけでいい。
慣れてきて、自信を持って読めるようになったら、
英語を英語のまま完全理解ができるようになる。
でも、最初の頃は不安で一杯のはずなんだ。
「自分が読んだ英文は正しい理解ができているかな？」
「本当にこの解釈で正しいのかな？」
そう不安になるはず。
そこで日本語訳があれば、
自分の読解が正しいか確認ができるんだ。
そして誤読していたら、文法や文構造を確認して理解を深めてくれ。
そうやって読解力は高まっていく。
「英語を読む時は日本語を一切介在させるな！」
そんな英語オンリーマンセーな、アレルギー症状を出している人をたまに見かけるけど、
逆に英語オンリーだと死ぬほど非効率になることをそういう人たちは知らない。
＜関連＞ネイティブから英語オンリーで英語を学ぶと、クソッタレに非効率になる理由はこちらを見てくれ。
↓
話を戻すけど、
for dummiesには日本語訳がないから、
答え合わせができない。
これが唯一の弱点なんだ。
だからオレは英語多読の初心者には、for dummiesの前に英字新聞を勧めたい。
こちらは、日本語対訳付きのものもあるし、
日本国内のニュースを取り扱っているものだと、背景知識があるから断然読みやすくなる。
多読のトレーニングにはもってこいだなｗ
＜関連＞英語多読の修行に英字新聞を活用するには、こちらの記事を見てくれ。
↓
以上だ。
どんな商品、サービスも完全無欠なものなんてない。それが世の常。
でも英語多読中級者レベルの人には、全力でオススメできるシロモノ、
それが今回紹介をしたfor dummiesシリーズなんだ。
今では海外サイトや専門書を直接英語で楽しんでいるけど、オレも昔は愛読していた。
洋書を英語でダイレクトに読んで楽しみたい方は、
ぜひ大型書店やAmazonでfor dummiesを覗いてみてくれ。
＜参考＞英語多読に興味が湧いた人は、ここにまとめページを作っているのでブックマークしておいてくれ。
↓
名前は黒坂岳央（くろさかたけを）だ。
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