年間600万円かかる海外留学費用、格安の年間100万円で済ませる裏ワザ

こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka

前回の記事では「海外の大学留学にはものすごくお金がかかる」というお話をしました。

アホみたいに高いアメリカの大学留学費用を紹介する

2018年10月23日

 

「ダメだ…一度しかない人生、妥協なく留学したかったけど無理か…。」

 

そんなあきらめモードになっているあなたへ朗報があります。

実は海外留学先で専門分野を英語で学ぶのに安く済ませる方法があります。

さすがに無料で、とはいきませんが前回の記事で紹介したような

一年で600万円レベルの費用ではなく、

日本の大学と同じレベルの費用で済ませるという方法です。

 

「海外留学したいけど、親に年間600万円出してなんてとてもいえない…」

 

と心優しい親思いのあなたにこそ、この方法を検討してもらいたいのです。

 

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方法その1.州立大学へ行く

年々、学費が高騰するアメリカでは大学によってかなり学費が異なります。

 

都心と郊外

私立と州立

 

これだけでもかなり違いがあります。

特にアメリカの私立と州立は日本の国立と私立以上に学費に差があります。

次の表を見て下さい。

アメリカの大学の学費と寮・食費の平均(2016年度)
州立大学
(州内出身者)
州立大学
(州外出身者)
私立大学
学費 9,650ドル 24,930ドル 33,480ドル
寮・食費 10,440ドル 10,440ドル 11,890ドル
合計 20,090ドル 35,370ドル 45,370ドル

引用元:College Board

 

州立大学(州内出身者)と、私立大学ではその差は実に2倍以上!

寮費や食費に違いはありませんが、

学費は3分の1以上でかなり安く済むことが分かります。

 

「あれ?でもよく見ると州立大学には2種類金額がないか?」

 

そう思ったあなたはなかなか鋭いですね。

そう、州立大学の金額は2本立てになっています。

州立大学は州の税金により運営されています。

つまり、イリノイ州の州立大学は

「イリノイ州に住んで税金を収めている人」

によって賄われているのです。

 

当然、日本人であるあなたは入学基準も費用も

州の出身者よりもキビシー道が用意されているのです。

ですので…

 

「州立大学は安いから州立大学いけばいいお!」

 

と思っている方は認識を改めましょう。

そもそもレベルの高い州立大学は私立大学とそこまで学費は変わりません。

ダメですね…4万ドル超となると、

これはもうかなり裕福な家庭でない限り夢のまた夢…。

 

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その2.日本の大学の留学プログラムを利用しろ

「州立大学でもこんなに高いなら自分にはもう無理だ…」

そのように思う気持ちは仕方がないでしょう。

自分も留学した身分ではありますが、

べらぼうというべき学費の高さには驚かされるばかりです。

 

「なんでこんなに留学費用が高いのか?」

 

その理由は教授の給与や、大学の施設の充実度なども関係しているのですが、

頭で理屈を理解できても、気持ちは納得できるものではありませんよね。

 

でも一つだけ素晴らしい方法があります。

 

兄弟が4人いる母子家庭育ちで、

家を銀行に取られるような底辺で、

短大時代の学費をコールセンター派遣しながら払っていた、

そんな私でもアメリカのクソ高い私立大学へ

たった年間100万円の費用で留学できました!

 

その秘密の方法とは…

日本の留学プログラムへの参加です。

交換留学、学位留学といった名称で色んな大学で提供されています。

<東京大学からアメリカの大学へ交換留学>

イェール大学 Fox International Fellowship Program
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
ジョンズ・ホプキンス大学
スウァスモアカレッジ
ノースイースタン大学
プリンストン大学(学部)
プリンストン大学(大学院)
ワシントン大学

 

<早稲田大学からアメリカの大学へ交換留学>

ケースウェスタンリザーブ大学
コロンビア大学
ダートマスカレッジ
デューク大学
フロリダ州立大学
フォート・ルイスカレッジ
ファーマン大学
ジョージタウン大学
オレゴン州立大学
ニューヨーク州立大学 ビンガムトン校
シカゴ大学

 

これらの大学に日本の大学へ学費を支払うだけでいけてしまうのです。

すごくないですか?

 

年間600万円も支払う必要がなく、

バカ高い学生寮の費用に怯える必要もありません。

 

それでいて専門分野を選んで専攻できるのです。

これはヤバイですね!

利用しない手はありません。

 

しかし、その前に大きな問題があります。

 

「いや…俺は東京大学ではなく、略せば一応東大にはなるけど、Cランの「東○大」なんだ…。

なのでそんな素敵なプログラムなんてありませんけど…」

 

ですよねー?

そんなに甘い話はないでしょうか?

「もう…ダメポ…」

 

いえ、諦めないで下さい。

そんな肩透かしをするために、

わざわざここまでがんばって記事を書いたわけではありません!

本当に見てもらいたいのはここからです。

 

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Sランでなくても、Cラン、Dラン大学からも行ける

さて、「東大、早稲田、慶応」といったSラン、Aランに進学できる賢い方へ。

ここからはあなた達のような頭のいい人には関係のない話になるので、

どこぞ他のブログにいってください。

「オイラ、エリートに提供できる高尚なネタは持ってねえんだ」

 

さて、あなたは私みたいに

 

「いやあ、誇れる大学出てないんだよね…。

さすがにFランとは言わないけど、Cラン、いやいやDランくらいなんだ…」

 

という感じでしょう?

 

「そうだお!ぶっちゃけちゃんと勉強してこなかったから、このくらいの大学が限界だったお!」

 

「胸張って言えることじゃねえだろJK」

 

という流れになると思うのですが、

 

大丈夫、私なんてDランの短大生でしたから自信を持って下さい!

 

ぶっちゃけ、Dランレベルの大学を出ても、すごいところに就職することは出来ません。

なぜだか分かりますか?

レバレッジがかかっていないからですよ。

レバレッジってのはテコの原理。

それなりのものを持っていないと、そこそこのものは手に入りません!

 

でも大丈夫!

Dランからでも長期留学プログラムに参加というレバレッジを使えばスゲー会社に入れます。

私の出た大学知ってます?

調べて分かる通り、私はあの大学の短大生です。

 

「うわっ、こいつショボっ!」

 

って思いましたか?

確かにしょぼい、それは認めましょう。

でも私はアメリカの大学へ長期留学プログラムに参加しました。

それがレバレッジになり、丸の内ビルの金融系外資で正社員登用されたのです。

 

あなたが入学した大学がCランだろうが、Dランだろうが大丈夫です。

その大学に長期留学プログラムがあるなら、そこから交換留学なり、学位留学を目指して下さい!

私は前回の記事でご紹介した通り、

一年間の学費と生活費が600万円くらいかかるアメリカ私立大学のコストを、

年間たった100万円で抑えることが出来ました。

これが日本の大学から長期留学プログラムに参加するメリットです。

安いから授業の質が落ちる、なんてことはありませんからね!

 

あなたも同じようにすれば私と同じようにチャンスを掴むことが出来ます!

ちなみに私と同じく、長期留学プログラムに参加した人はこんな仕事をしています。

我が母校のDランから長期留学プログラム参加者のその後

大学院留学プログラムに参加、カナダの大学院を出てアメリカのGoogleに就職

ニューヨークの大学に学位留学をしてシリコンバレーでITエンジニア就職

オレゴンの大学に学位留学をしてデロイトトーマツで公認会計士として世界中に飛び回る

アメリカとスウェーデンに二カ国の留学をして東大院へ、その後シリコンバレーで働く

 

…どうでしょうか?

みんなDラン生だったとは思えない活躍ぶりではありませんか?

同じ日本の大学に学費を支払うくらいなら、

レバレッジをかけてそのまま長期留学プログラムに参加しちゃいましょう!

 

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長期留学プログラムに行くならこの大学へいけ!

「日本の大学に入り、そこから長期留学プログラムに参加するのはわかった!

でもたくさんの大学があるから、どこに行けばいいのか分からない!」

というあなたに良い情報があります。

ズバリ、下記の表の大学を検討してみて下さい。

大学名 国公私 派遣数(人)
関西外国語大学 私立 1,724
早稲田大学 私立 1,670
立命館大学 私立 1,347
関西学院大学 私立 962
同志社大学 私立 844
名古屋外国語大学 私立 823
慶應義塾大学 私立 792
明治大学 私立 774
上智大学 私立 741
中央大学 私立 711
創価大学 私立 667
東京外国語大学 国立 656
法政大学 私立 647
関西大学 私立 639
千葉大学 国立 637
城西国際大学 私立 629
立教大学 私立 621
名古屋大学 国立 609
北海道大学 国立 589
東洋大学 私立 571

データ引用元:独立行政法人日本学生支援機構「日本人学生派遣数の多い大学」より

 

ほら、よく見て下さい!私が出たDランもあります!

これらの大学は留学へ行く学生の数が多いランキングです。

それぞれの大学のHPを見て、留学プログラムの内容や参加するための条件をチェックしてみて下さい。

 

ちなみに自分が出たDランに面白い学生がいました。

彼はかなり頭が良く、関西学院大学や、

同志社大学といったなかなかのランクの大学に合格していながら、

あえてうちの大学に入学した人がいました。

彼と仲良くなって話を聞いたところ、

「HAHAHA!とにかく安くアメリカの大学で学位を取りたいからだよ。

この大学なら自分は無双できるから」

と他の学生をなめくさった腹ただしいセリフをくれましたw

で、実際に彼はニューヨークの大学に学位留学をして、

そのままアメリカで働いています。

まんまと大学を踏み台にして安く、賢く利用していきましたね!

 

無理に背伸びして日本の有名私立や国立に行くよりも

下手をするとDランに入学してそこからアメリカの大学へ安く学位留学をする方が賢いかもしれませんね。

 

さて、最後にちょっとだけ真面目にあなたへのメッセージを…。

 

私はあなたに海外留学の夢をあきらめないでもらいたいと思っています。

私も「家貧乏だから留学なんて無理ゲー」って思っていました。

お金ないし短大出たら25歳で働こうと思っていました。

でも長期留学プログラムに参加し、レバレッジをかけて人生をひっくり返しました。

探せばこのように裏ワザ的な方法も存在するのです。

一度きりの人生、ぜひ検討をしてみて下さい。

 

参考になれば幸いです。

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2 件のコメント

  • コレはすごいですね。僕は現在23歳になったばかりのフリーター兼ニートのような生活をしています。20歳の時にイギリス大学進学を目指して留学してましたが半年で挫折して帰国した身です。今思えばもう少し耐えてしっかりと学んどけばなと少しばかり後悔しております(留学した土地に馴染めなかったです)。もう一度留学し直したいなと、しっかりと地に足つけたキャリアを歩みたいなと思っていたところに今回黒坂さんのこの記事を拝見して感謝します。なるべく安く留学してしかもグローバルに働けるチャンスも得られるかもしれないと思うと、チャレンジしてみるのもいいかなと思いました!!

    • メイジさん

      コメントありがとうございます!
      23歳ニート&フリーターという経歴は自分と似ていますねw
      でも、すでにイギリスに留学された経験をお持ちということなら、
      英語多読を知る前の、当時の自分より遥かに英語力は上でしょうね!素晴らしい。

      日本の大学に入って、そこから留学制度を利用すれば
      マジで格安でいけちゃいます!
      これホントもっと知られるべき裏技なので
      メイジさんがどうしても留学したいと思われるなら一考の価値はあるかもですね!

      応援しております!

      黒坂

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