【何年かかる?】英語力ゼロからペラペラ英会話を独学で作る勉強法のロードマップ完全解説(40代/50代/初心者/留学なし純ジャパ/かっこいい)

「ああ、カッコいいペラペラ英会話ができるようになりたい。でも年齢はすでに40代になってしまった。若ければ身につくだろうけどもう遅いのでは?」

「年齢はすでに50代。できれば若い間に海外留学で大量に英語のシャワーを浴びて、英会話実践訓練をしていれば今頃話せるようになっただろうに」

ペラペラ英会話、昼間のスーパーにおいてる刺し身みたいにとても手が届かない存在だと諦めていないだろうか?結論を先にいうとあなたが40代、50代、いや60代で仕事や育児で忙しくて海外留学ができなくても、英語力ゼロからペラペラ英会話ができるようになれると力強く断言する。「でも、どうせお高いんでしょう?」って?いやいや、仕事や育児の空き時間に独学をして市販のテキスト代だけでやれるんだ。

なぜそのように断言できるか?その根拠を話そう。黒坂自身がコールセンター派遣で働きながら、英語多読という独学の勉強法で英語4技能を伸ばして英検1級、TOEIC985点を取得してアメリカの大学に留学した実績がある。自分だけじゃない。受講生の多くは英語力ゼロの40代、50代で仕事や育児をしながら独学で英語力を身に着けてもらい、英語で仕事をしたり英検やTOEIC取得をしてもらってる。過去の成功実績は証拠画像付きで動画の概要欄のリンク先からチェックしてもらえるようになってる。

https://note.com/tkurosakablog/n/nfadfaadeb6e7

 

ハッキリいってペラペラ英会話は、多くの人が考えるほど全然難しいことではないんだ。力のつくメソッドでじっくり長期戦でやれば、あなたにもできるようになる。決して難しくはないけど、お正月のおせち料理を自作と同じでやるべき手順は多くて、戦略的にやる必要があるって話だ。と、いうことは?そう、戦略をきっちり押さえれば手順が多くてもできまっせという話だ。「でも黒坂さん、自分はすでに新車が買えるくらい英語に投資していますが、全然できるようになりません!」こういう人から相談を受けることもよくあるけど、正直そういう人はペラペラ英会話について多くの誤解をしていて、種を植えてない花壇にせっせと水やりをするくらい間違った努力をしているからなんだ。

 

【ペラペラ英会話にまつわる4つの誤解】

誤解1.若い頃しか身につかない

誤解2.留学や海外長期滞在にいけば自然に伸びる

誤解3.スクールで学ぶ必要があり独学で身に付けられない

誤解4.生まれつき語学の才能が必要

 

これら全てが間違いだと断言する。効果の出ない勉強法をどれだけ積み重ねても、あなたは永遠にペラペラ英会話ができるようにならない。まずあなたがするべきことは「ペラペラ英会話は何をどの順番でどういう優先順位で取り組めば、着実に力をつけられるのか?」これを正確に理解してくれ。「とにかく実践訓練をすればいつか英会話ができる」こんなモザイクがかかったくらい解像度低すぎな理解のままで英語の勉強をしていないか?ズレた努力をしても、時間をムダに捨て続けているのと同じだ。そのままではあなたは100万年勉強してもできるようにならない。たとえると転職で高収入を目指して、弁護士と医者と公認会計士の試験を全部取ろうとするマヌケだ。

でも大丈夫。この動画を見ることで、具体的にどうすれば空き時間、独学でペラペラ英会話ができるようになるか?この勉強法が分かる。それだけでなく、ペラペラ英会話ができる状態や会話レベルの違いもしっかり理解できる「ペラペラ英会話完全ロードマップ」としてお届けするので、ペラペラ英会話ができるようになりたい人はぜひ最後まで見て欲しい。ちなみに具体的な勉強法は第3章から解説するけど、あなたがいきなりそこから見ても「なんでこの順番でこの優先度でやるの?」って疑問だらけになり、消化不良になって実際の行動につながらない。なので面倒がらず、他の動画はいいから、この動画だけは長くてもぜひ最初から最後まで飛ばさずに見て欲しい。

 

今回の動画は次の通り。

1章・7つにレベル分けできる「英語ペラペラ」の段階
2章・「英語ペラペラ」に必要なスキル別の英語力

3章・「英語ペラペラ」を独学で手に入れる勉強法

ではいく。

 

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1章・7つにレベル分けできる「英語ペラペラ」の段階

さて、英語ペラペラと一口にいっても人によってあまりにも捉え方が違うし、目指すべきゴールをミスすると努力のムダになってしまう。だからまず最初に、英語ペラペラはレベル分けができて、あなたはどこを目指すべきか?について解説をしよう。最初に結論をいうと、全7段階あるレベルの中であなたには4か5を目指して欲しい。じゃあはじめていこう。

 

レベル1.ガチ初心者レベル

レベル1はほぼ英語力ゼロのガチ初心者レベル。口から出てくるのはほぼ単語のみで、よくて2語程度の会話。Which would you like, chicken or fish?と聞かれてfish!と答えたり、Would you like a cup of coffee?と聞かれてYESかNOで答えられる程度で最低限の意思疎通はできるレベル。口を動かすより手を動かす事が多いのでジェスチャーマシーンとも呼ぶ人もいる。

 

レベル2.基礎学習者レベル

ざっくり英検2級合格、TOEIC500点ほど。3-5語以上の会話ができる状態。1-2語と3-5語はどんぐりの背比べに感じるかもしれないけど、実際にはレベル1と2は雲泥の差がある。たとえば「What is your dream for the future? and why? あなたの将来の夢は?そして理由は?」といった質問が来ると、レベル1ではLawyerと一言しか答えられない。だけど、レベル2ではこうした質問に具体的に答えることができるんだ

 

I want to be a lawyer. When I was young, I was poor because I didn’t know about the law. I want to become a legal expert.  And I also want to help people.

(私は小さい頃、法律を知らずに貧しい生活を送っていました。正しく使えば法律は強い力になります。私は法律の専門家となり、困っている人を救いたいです。)

 

こういう感じ。速読英単語、英熟語、英文法を終えてしっかり英検2級対策をして合格した人が到達するレベル。

 

レベル3.中級学習者レベル

TOEICは600点以上くらい。英語ができない日本人から見ると「おお!英語できるんですね!すげー!英語ペラペラでかっこいい!」とか見られがち。でも本人は同じフレーズの繰り返しでばかりで、現力のバリエーションが広がらないことに悩んでおり、まだまだ満足感はない。アウトプットはまだまだ伸びしろはあるが、インプット力はそこそこあるので、海外旅行にいってもレストランの英語メニューや案内表記も読めるのであまり困ることはない。

 

レベル4.ビジネスレベル

英検準1級、TOEIC800点くらい。いわゆる「英語ができる上級者」のイメージで、英字新聞を読んだり英語ニュースを聞いて分かるレベル。職場で英字新聞広げてドヤれる。海外出張、海外留学に出てもなんとかなる。外資系企業で働く日本人ビジネスマンの大部分を占め、エンジニアや法務などの業務を英語でこなせる。外国人が日本人の英語力にレベルをあわせてもらっていることが多く、通訳なしでも仕事の英語コミュニケーションでそれほど大きな支障はない。このレベル4に到達したら、後は英会話を使う機会のある仕事を続けるだけでドンドン伸びていく。特別な英会話の訓練とか勉強は不要で、英語で日常生活を送り、英語で仕事をすることができる「脳内留学」をスタートするのに最適なレベル。

【40代/50代】英語は10000時間でモノになる|日本人英語学習者のブレイクスルーやっぱり英語多読は最強だった 著:橋本 大也さん

 

レベル5.上級ビジネスレベル

英検1級、TOEIC900点オーバー。仕事や学業、生活する上での英語を流暢にこなせる。レベル4に到達した人が数年間、日本で脳内留学活動を続けると自然に到達できる。ネイティブが手加減なしで会話してくるようになる。英語で即興で自分の意見を論理的に主張するスピーチやプレゼンテーションをこなし、ネイティブと対等に政治や経済など意見を議論できる。分からない単語に出くわすことがあっても、文脈で意味を推測できたり会話の中で相手に質問してすぐ血肉化できる。ただし、ネイティブ同士のスラングがたくさん入った会話や、異文化色の強いテレビやドラマの理解度は半分くらい。レベル5はプロの翻訳や通訳の仕事をしている人も多い。

 

レベル6.準ネイティブレベル

このレベルの人は英検やTOEICでは実力を測定できない。超サイヤ人に握力測定させたり、ベートーヴェンにピアノ検定させるのと同じくらい無意味。TOEICを受験しろやと会社から言われて、やる気ナッシングで受験して900点止まりの人もいたりするけど、ちゃんとやれば990点なんて超余裕ッスってレベル。ネイティブとの会話も完全に対等にできて、スラングやテレビやドラマもほぼ完璧にわかる。海外に十数年滞在した帰国子女でこのレベルの人がいる。顔は日本人でも、脳みその中身は外国人に近い。発音については、初心者が聞いてもネイティブとの違いがまったく分からないが、レベル5以上の上級者が聞けばイントネーションの違いに気づくという程度。ほぼネイティブレベル。

 

レベル7.神ネイティブレベル

親が外国人とかで母国語と同じレベル。昔、母親がコロンビア人で父親が日本人って人にバイオハザード4というゲームについて話をしたことがある。そしたら、「このゲームの舞台はヨーロッパという設定のはずだけど、敵キャラが話すスペイン語はマドリードではなく、ラテンアメリカ訛りもあってちょっとそこ違和感だよねー」って言われてへーってなったことがあった。そういう違いも一発で見抜けるレベル。

 

留学なし、独学で何年かかる?

さて、日本在住留学無し、英語ガチ初心者スタートで何年くらいかかるだろうか?世の中には色んな学習メソッドの流派があってそれぞれ違うけど、今回はあくまで黒坂の英語多読メソッドで勉強した過去の受講生の平均値で解説したい。

まずレベル2や3に到達するまでに1年、1年数ヶ月くらいだ。「えっ?遅くない!」と思う人もいるかもしれない。でも黒坂の多読メソッドは、後から基礎力不足で困らないように最初の期間に基礎学習をギュッと圧縮して持ってきてるので、基礎課程を終えたらそこから英語力の伸びは加速するような設計になってる。見てくれ。この図の成長曲線のイメージだ。

【伸び悩む初心者へ】短期間で急に英語力が伸びる「ブレイクスルー」を起こす勉強法

40代、50代から勉強をスタートして、留学なし独学で育児や仕事をしながら到達できる現実的な水準はレベル4だ。黒坂の受講生は2年前後でこのレベルに到達して、英語を使う転職をしたり在宅ワークで簡単な翻訳の案件からスタートする人を出している。レベル5に行く人もゼロではないけど、英語力0スタートだと2年での到達は難しく、勉強をずっと継続して3年くらいで到達する人もいる。正直、この動画を見ている99.9999%の人は、レベル6や7は目指す必要はない。そんなにバカ高い英語力を使いこなす場面がほとんどない。イメージ、フェラーリとかランボルギーニといった時速300km超えのスーパーカーを買っても、日本ではその馬力を活かせる道路がないから意味なしってのと同じ。

レベル6とか7は黒坂がリードすることはできなくて、いわゆる英語学習者としての段階はもう終わっている。レベル5に到達したら、後は毎日英語で仕事をしてドラマや映画を見まくって、洋書読んで海外にレビューを英作文して投稿し、海外YouTuberとして外国人の視聴する英語オンリーのチャンネルを持って活動すればいい。日常生活のすべてを英語でこなせば数年後、静かにレベルは5から6になっている。正直、6の伸びしろはセンスも影響する。日本人同士でも、日本語の言語能力にはとてつもない差があるのと同じで何見ても「すげーやべー」しか言えないボキャ貧の人と、知的でエレガントな表現力のあるインテリな人みたいな違いになる。つまりそれより上は本人次第。

 

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2章・「英語ペラペラ」に必要なスキル別の英語力

さて、第2章では英語ペラペラになるために必要な英語力について、それぞれスキル別に解説していこう。

 

1.英単語

まずはこれがないと始まらない。ペラペラ英語で一番重要なスキル。これだけ言われてもしっくりこないと思うので具体的に話そう。

 

I like apples.(りんごが好きです)

 

これは99%の人がわかったはず。非常に簡単だ。ではこっちはどうだろう。

 

I like figs.(イチジクが好きです)

 

おそらく今度は90%以上の人が分からなかったと思う。

 

In the warm Mediterranean breeze, Chris picked a ripe fig from the ancient tree in his garden. Its skin was a deep purple, shining with sweetness in the afternoon sun. He carefully sliced the fig and placed it on a plate with a selection of cheeses. As Chris ate them, he couldn’t help but reminisce about the fig tree’s history.

(地中海の暖かい風の中、クリスは庭の古木から熟したfigを摘みとった。その皮は深い紫色で、午後の太陽の光を浴びて甘く輝いていた。彼はfigを丁寧にスライスし、数種類のチーズとともに皿に盛った。クリスはそれらを食べながら、figの木の歴史を思い出さずにはいられなかった。)

 

日本語字幕を出したけど、figは最後まで正体が分からなかったと思う。そのため、話全体がぼんやりしてイマイチしっくり来なかったはずだ。figは「イチジク」という意味。たった1単語分からないだけで、話全体が霧かかったようにぼやけてしまう。語彙力があるかないか、それはペラペラ英会話の結果を左右する大きな力があるんだ。

よく聞く話が「頻出の2000語の英単語を暗記すれば、ほとんどの会話はカバーできる」というもの。権威ある大学英語教育学会の語彙集「JACET8000(ジャセット)」によると、TOEIC、英字新聞、英語小説を分析した結果、2,000語で84%以上をカバー、4,000語で95.5%、7,000語で98.0%という。明治学院大学と青山学院大学の教授の研究によると、4,000語でTOEICは99%をカバーできるという。

これを鵜呑みにして「じゃあ4000語あれば問題ない」と考えるべきではないよな。先ほどイチジクの話で証明した通り、語彙力不足がペラペラ英会話を不可能にしてしまうから。語彙力はできるだけ高める努力を続けるべき。といってもいつまでも英単語帳にかじりつくのではなく、英語を使う仕事についたり、日常生活のすべてを英語にする脳内留学がおすすめ。

【40代/50代】英語は10000時間でモノになる|日本人英語学習者のブレイクスルーやっぱり英語多読は最強だった 著:橋本 大也さん

 

【対談動画】開始2年で英検準1級合格し、TOEIC845点を叩き出した英語多読の受講生さんに英語学習のコツを質問してみた

 

2.リスニング

次はリスニング、英語は日本語と違って幅広い周波数の音を取り扱う上に、破裂音や音が結合したり、カタカナの外来語とほんまもんの英語は全然違う発音をする。

 

Let’s get out of here.

 

全然違う発音。

 

アンチ→anti

カオス→chaos

ワクチン→vaccine

 

正確な英語の音を知識として持っていないと、似たような違った単語として誤って解釈するから会話が破綻する。

 

3.英語脳

ペラペラ英会話は目の前に会話の相手がいるので、自分のペースでじっくり話せず基本的にその場の会話速度に自分をあわせにいくと言うことが必要になる。大学留学や外資系でプレゼンやディスカッションをする時、理解が間に合わないから待ってくれというわけにはいかない。スピーディーな英会話についていく必要がある。そのためには、英語をイチイチ日本語に翻訳して理解し、日本語で文章を作ってそれを英語に翻訳するという「英語と日本語の往復」は許されない。英語を英語のままストレートに理解する必要がある。

そのためには、英語を英語のまま理解する。これには才能が必要だと思われがちだけどそんなことはない。CPU、メモリ、コンピュータ、プレゼンテーション、ディスカッション。今いった言葉のすべては外来語だけど、あなたは聞いてそのまま意味がわかったはず。間違っても「ええと、CPUはCentral Processing Unitだから中央演算装置の略で~」とか解釈しないはず。「コンピュータのCPUがオーバーヒートした」この表現の90%は外来語、英語で構成されてるけど、「ああ、機械の使いすぎで熱くなってるんだな」と聞けばすぐ分かると思う。英語ではThe computer’s CPU overheatedというが、それを聞いてもイチイチ日本語に介さずストレートに英語のまま分かる。

英語を英語のまま理解する回路を英語脳と便宜的に呼ぶ。この英語脳を作ることで、スムーズでポンポン心地良いペラペラ英会話ができる。英語脳についてはこちらの動画で解説済だ。

【独学で鍛えろ】大人からの英語学習者が「英語脳」を作る流れを教える

 

4.英語多読・多聴

英語を多読、多聴はペラペラ英会話に必要不可欠。その根拠はめちゃめちゃ明確で、我々が日本語を流暢に話せるのはまさしく日本語を多読多聴をしているからだ。自分は赤ちゃんから子供になるまで二人育てた経験があるのでよくわかるけど、子供が言葉を覚えるのは第1章で話したレベル1からスタートして、徐々に高度になっていくんだ。最初は「パパ、ママ」とかお腹が減ったら「マンマ」、犬を見たら「ワンワン」と単語だけで意思疎通をする。それから絵本の読み聞かせや漫画、子供向けアニメや動画で多読多聴を経て、徐々に2語、3語と伸びていき、小学生に上がる頃には非常に流暢に話せるだけでなく、仮定の話や会話の矛盾に気づくなど高い国語力になっていく。

なぜ多読や多聴がペラペラ英会話を作るのか?その根拠は「チャンキング」という言葉で説明できる。チャンキングとは「ひとかたまり」とか「まとまり」という意味がある。たとえば電話番号をダイヤルする時に、0451192296とランダムな数字を瞬間的に覚えるのは難しいけど、「045は横浜」と市外局番の知識があり、1192いい国、296作ろう、とゴロが入っていることに気づき、適度にハイフンを入れてみる。「横浜045-いいく119-に作ろう2296」と表示されれば、一発見て短期記憶ができて間違えずにダイヤルをまわせる。

英語の多読や多聴をする中で、たくさんのフレーズを頭に暗記してしまうことで、徐々に強力なチャンキングが作られていく。たとえば、

 

Let me introduce myself, I’m Takeo from Japan. Nice to meet you.

 

このように自己紹介をする時、初心者は一言一句なめるようにじっくり解釈をしようとする。「letってさあ~しようって意味で、Let’s goとかいうよね。あれ?でもLet meってなっててmeって動詞じゃないよね?ああ、let 人 動詞の原型で~させてって使役動詞だったな」こんな感じで一言一句解釈をしない。チャンキングが強力になるともっと大きな単位の塊で英語を理解する。

 

Let me introduce myself

 

自己紹介前に用いるこのフレーズが丸ごと頭に入っていて、自然にこのまんま口から出る。次は名前と出身国を添えて伝えるので、I’m Takeo from Japan.という。これで黙ってニコニコしていると、聞いている相手は自己紹介が終わったかどうか判断できないので、締めの言葉にNice to meet you.といって自分の自己紹介ターンが終わったことを示す。初心者にとってこのフレーズは12語もあるが、多読多聴を経て大量のパターンをインプットした上級者なら、わずか3語の塊をポンポンポンといってるだけという感覚。いや、このフレーズを何度も出している内に自己紹介という1つの塊で自転車に乗りながらリラックスしてサラサラっと出せるイメージ。プライベートではなく、職場での自己紹介ならこのフレーズに過去のキャリアや所属会社名、専門分野の情報をくっつけるだけでいい。

 

Let me introduce myself, I’m Takeo from Japan. I have five years of experience as a telemarketing operator at ABC comapny. Nice to meet you.

 

初心者には1語1語即興で英作文しているような印象を受けるかもしれないが、多読多聴でチャンキングができている上級者にとっては3語、4語と負担の軽い英作文をしているに過ぎない感覚を持っている。

【40代/50代大人向け】一生初心者を抜け出して英語の上級者になる勉強法/上達の法則 著 岡本 浩一/中級者/伸び悩みの壁/ゼロから勉強したい

 

5.英会話実践訓練

最後は英会話実践訓練だ。多くの日本人がやりがちなミスは初心者の段階で英会話実践訓練をやってしまうこと。たとえると敬語もまともに使えない小学生にビジネススピーチやプレゼンテーションの経験を積ませるようなもの。その前にまずは誰が聞いても一発で理解できる論理構造のきれいな文章を読んだり聞いて分かる力や、適切な語彙力をインプットする方が先であることは言うまでもない。「脱初心者をしたくて英会話実践訓練をしているのに伸びない」と言っている人は、小学生以下の言語能力の幼稚園児に、難しい敬語を使いこなすロープレをさせたり、心を打つプレゼンを練習させているようなものだと理解するべき。アウトプットはインプットしたことを出す行為なので、インプットがなければ何も出すことはできない。やればやるほどドンドン上達する英会話実践訓練をするには、まずは基礎力をしっかりつけインプットを大量にこなしたその上でやるべき。逆にそうすることができれば、会話の量と英会話力はきれいに右肩上がりになり、1時間より2時間、10時間、100時間とやればやるほどどんどん上達する。

 

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3章・「英語ペラペラ」を独学で手に入れる勉強法

ここからの第3章では、具体的に英語ペラペラを独学で手に入れるための勉強法を解説する。といっても、具体的な技術についてはすでに過去動画で解説しているのでここではなぜ、この勉強法で英語ペラペラになれるのか?という根拠と、全体的な戦略を解説することを中心に解説したい。

 

1.英語の基礎(英単語・英熟語・英文法)

英語センテンスは文章でも会話でも「英単語と英熟語の組み合わせ」が英文法のルールで作られているに過ぎない。ということは英単語、英熟語、英文法さえわかれば、理論上すべての英語を理解できるし、書いたり話したりできるということになる。家を立てるには柱や釘などが必要なのと同じく、英会話という家を作るには材料をピカピカに磨くことが最初のステップ。「日本人はいつまでもお勉強して会話練習をしないから話せない」という主張は完全に間違い。「日本人は会話は手も足も出ないが、基礎も中学英語の語彙力や英文法も穴だらけでボロボロ。基礎力で解けるレベルの英検やTOEICを受験しても、ほとんどの日本人は中学レベルすらない。日本人の英語力は基礎レベルにも届かず、国際比較で極めて低い。国際教育事業のイー・エフ・エデュケーション・ファーストが発表した2022年版「EF EPI(English Proficiency Index)英語能力指数」によると、世界111ヵ国・地域で約221万人がEFSETを受験、2022年版の日本の順位は、2021年の78位からさらに下がって80位。英語能力が「低い(Low Proficiency)」とランク分けされた。印象操作で人を騙すことはできても、国家や調査機関の統計データはウソをつかない。まず頑張るべきはアウトプットより先に基礎とインプット。そのためにもとにかくは英語の基礎をきっちり鍛える。これを飛ばしてまで優先するべき英語スキルなど何一つない。繰り返しだが英単語・英熟語・英文法は英語を構成する最小単位の原子みたいなもの。原子を理解しないで科学の研究や発展がありえないのと同じ。アンパンマン知らないのにやなせたかしさんを語るのと同じ。

【40-50代初心者向け】英語をゼロからビジネスレベルにするロードマップ完全解説(リーディング/リスニング/英検/TOEIC)

 

2.多読インプット

基礎をしっかり磨き上げたら、次は多読インプットを勧めたい。多読の手段はいくつかあって、国内の英字新聞を購読したり、ネットニュースを読むという方法もあるが、おすすめしたいのは英検準1級の受験。英検準1級の試験問題は英語圏の実際の英字や雑誌などの記事が掲載されていたり、リスニング問題は男女2人の英会話を聞き取ったり、実際の日常生活で体験しそうな案内放送や広告、電話での音声ガイダンスなどを聞き取る内容が出題される。それに加えて、英作文で自分の意見を即興で論理的に根拠をつけて執筆したり、英語面接を受けて英語で状況説明能力を試される試験も出る。

直接英会話に関係ないように感じられるかもしれない。だが、英検準1級はビジネスや英語圏のニュースや雑誌を理解したり、公共の場で流れるアナウンスを正確に理解する訓練を日本語の翻訳と解説付きで英語4技能をまんべんなく学べる。さらに試験結果はスコア付きで弱点もきっちり把握できる。正直、英検準1級を真面目に取り組めば、高額な留学やスクールなどいかなくても独学でビジネスレベルの入り口までは誰でもたどり着けるので驚異的なコスパといえる。イメージ貧乏飯のもやしみたいな感じ。

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3.英会話実践訓練

最後に英会話実践訓練。実際に英会話を始める前にクリアしておくべき目安の条件として、

・英文法は全過程修了

・語彙力は7000-8000語以上

・英検準1級合格済、TOEIC800点以上

このくらいの英語力が必要だと考えて欲しい。仮に英語力不足で勇み足で始めると、やっても基礎力不足が足を引っ張ってしまったり、伸び悩みの壁にぶつかった時に原因を分析して自分で気づいて改善するということが一切できなくなる。表面的な浅い部分は慣れの力でどうにかなるけど、込み入った会話や自分が主張したいことを自由に話す力はずっと未開拓のまま永遠に伸びないという状態になってしまう。英語の勉強を雑に進めて、それなりのレベルでずっと伸び悩むことに苦しみ、迷ったあげく結局基礎に立ち戻って勉強し直すくらいなら、最初からきっちり仕上げて英会話実践訓練の段階に来たら「やるべきことはすべて終えているので、後は英会話をやるほど右肩上がりに伸びていく」という状態を作った方がいい。

具体的にどのように英会話実践訓練をするかというと、NHKラジオ英会話や英語のハノンを活用することをおすすめしたい。最近は格安オンラインスクールも充実しているし値段も安いけど、まずは自分のペースで大量にアウトプット訓練をすることで最短で力を付けることができるんだ。具体的な勉強法はボリュームがでかすぎるので、過去動画を参考にしてくれ。

【完全解説】英語のハノン(初級・中級・上級)をレビュー、英会話に効果的な使い方

【2023年4月最新/初心者向け】独学で英語ペラペラ!「NHKラジオ英会話」効率的な最強の勉強法・完全解説【テキスト/レベル/番組表】

それからこれは他の英語講師やスクールはあまり言わないと思うけど、いざ英会話実践訓練をする上では、並行してインプットも継続した方がいい。具体的には英字新聞や洋書を読んだり、英語ニュースを聞く習慣を持ってほしいんだ。理由としては、インプット習慣がアウトプットをさらに高めてくれるから。日本人ビジネスマンでも惚れ惚れするような雄弁なトークができる人とか、知識ゼロの初心者相手にもわかりやすく解説する力を持っている人は例外なくトークのアウトプット訓練だけでなく、膨大な読書などのインプットに支えられている。黒坂の場合は会社員時代は英字新聞を電車の移動中とか、職場の休憩時間に読んで使えそうなフレーズを見つけたらその場でメモをして英語会議とか外国人社員との英会話で無理やり使っていた。こうなれば日々、仕事を続けるだけでドンドン英語力も高めていくことができるんだ。

 

さて、どうだっただろうか?この動画は英語ペラペラという薄っペラペラな主張をできるだけ厳密に分析し、言語化した「解体新書」みたいなものだと思ってる。語学の勉強は誰がどうやっても何年もかかってしまうロングマラソンなので、最初に目指すべき目標とか勉強法の戦略をミスると時間だけムダに使ったけど一向に上達しなかったということが起こり得る。怖いよな。でもこの動画を見ていただいたあなたは英語ペラペラに必要な情報は理解してもらえたはずだ。後は行動あるのみ。日々淡々と必要なことを積み重ねていただければ、英語ペラペラに近づいていくだろう。最後に1つ告知をさせてくれ。「育児経験者だけが知っていることがある。それはウェットティッシュよりも赤ちゃんのおしりふきの方が100兆倍コスパいい」ほなまた。

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オレもそうだった。

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語学留学や英会話スクールではなく、

「英語多読」だ。

 

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