オレだ。最初に一言、「大阪土産で赤福と551の豚まん買わないやつ、情弱確定」
「英語は長期戦だとわかっているけど、ついつい目先の結果に揺さぶられて挫折する」
「何事にも忍耐力と集中力がなく、英語の勉強を始めてもすぐ眠くなったりスマホに手が伸びてしまう」
あなたはこうした経験がないだろうか?いやあるはずオレには分かる。「短期思考はダメ!長期思考で取り組め!」「一夜漬けより長期でコツコツ継続」はいはい、もうわかってます、うるさいでございます。同じ内容を聞きすぎてそろそろ耳ちぎりたくなってきたこのセリフ、あなたもとっくに頭ではわかっているはず。でも、いざ勉強をするとすぐに嫌気がさして、勉強をハイパー真空投げすることをエンドレスリピートして自信はすっかりなくなっている、そうだよな?いやこれはまだマシでさらに厄介なことがある。それは英語を教えている黒坂から見て、本人からは気づいていないけど尻尾が短い猫レベルに短期思考になってるパターンもめちゃめちゃ多い。たとえば「このテキストは2ヶ月で終わらせるつもりでやっているのに、もう3ヶ月かかっていて焦ります」と連絡をもらうことがあるけど、いやいやそれ平均的には4ヶ月以上はかかるけど?お前、爆弾処理班でもそんなに焦ってないぞと落ち着け、いや餅つけと言いたくなってしまう。焦るからパフォーマンスが落ちる。パフォーマンスが落ちるから伸び悩む。伸び悩むから挫折する。高望みはいい加減やめんかいアホンダラ!って言いたくなりますわ。でも何度英語をやり直しても、気がつけば焦りまくり。このクソッタレな地獄のスパイラルを粉々にブチ壊してくれる最高にイカした神アイテム、それがロングゲーム思考だ。この動画の結論を3秒でいうとあなたが英語学習を途中で挫折せずに長期思考で取り組みたいなら、絶対にこのロングゲームという思考をインストールしてくれ。しょうもないスマホゲームやアプリをインストールして「えへへへー!楽しー!」とかいってるじゃないって。真っ先にロングゲーム思考をインストールしろって今すぐに!
あなたがこの動画を見るメリットは、なぜ英語学習で成功するにはロングゲーム思考が必要なのか?この理由がわかる。また、具体的にどうやって途中で挫折せず、焦らず長期思考でコツコツ継続するの?について、日本語覚えたばかりの外国人にも理解できるレベルに分かりやすく解説していく。今回はドリー・クラークさんが書かれたロングゲームという本を解説する。本書はウォール・ストリート・ジャーナルで大ベストセラーになり、著者は世界のトップ50経営思想家入りをしたというプロ中のプロ、そこらの道端に転がってる意識高い系のしょうもない話とは次元が違う。いつも短期思考でメンタルがジェットコースターみたいにガッコンガッコン不安定で、やる気が出たりしぼんだりハリセンボンみたいな人はぜひ最後まで見ていってくれ。
今回の動画のお題目はこちら。
1章・ロングゲーム思考とは何か?
2章・年単位で努力を継続する6つの技術
1.余白を持て
2.正しい挑戦をする
3.探すモードと集中モード
4.統計的に考える
5.戦略的忍耐
6.努力は複利
ではいく。
目次
1章・ロングゲーム思考とは何か?
さて、まず第1章はロングゲーム思考って何?ってことを解説したい。え?ロングビームサーベル?いや、それはZガンダム。今回はガンダムの話じゃなくて、ロングゲームを解説する。さて本書・ロングゲームでは「長期的思考がどれだけ成功する上で重要か?」ってことをたくさんの事例やデータを交えて紹介されている。あなたがロングゲーム思考を身につけるメリットを紹介すると、「鋼鉄のように強い忍耐力と正しい努力の実践ができ、挫折をはねのけて明るい希望を持ち続けることができる」。なにそれ?ヤバすぎん?今のあなたが欲しい物全部入りのハッピーセット状態。思わず、ドナルドもランランルーしてにっこり笑ってる。逆にロングゲーム思考がなければどうなるか?それはしっかり年だけ取っているけど、何の結果も出せない、あれこれ試しているトータルの期間だけは長いけど、試行錯誤ばかりで結局、結果が伴わない状態、こういう感じになってしまう。いやあ怖すぎる。これは何が何でもロングゲーム思考になるしかないよな。ロングゲーム思考は長期思考のこと。短期思考を卒業して今すぐ長期思考になってくれ、成功したければなって話をしていこう。
「オイオイ、舐めんなよ。長期思考が重要なんてことはこちとらマンモスが歩き回る紀元前からわかってるんだよ。頭でわかっていてもできないから困ってるんだよ。さっさと長期思考になれる方法を教えろやゴルァ3秒以内で」。ええい、やかましい!お黙りなさい!まさにそのような態度こそが短期思考そのものなんだ。先生、今日は怒るよ。わからないとすぐに不安になって相手にわかりやすい答えを求める。忍耐力はたったの3秒間で金魚以下。思うような答えが返ってこないとすぐにイライラ。いやそれはあなただけじゃない。現代人はみんなそう。あまりにも短期思考に慣れきっているから、物事を深く考える思考体力は80歳の老人以下で忍耐力は幼稚園児レベル。それっぽい答えを出してくれる人をまるで神様みたいに盲信してホイホイついていく。オイもうやめろ、そいつは神は神でも死神だ。あなたはここらでニコチンが切れた直後で鉄パイプ持って暴れてるヤンキーみたいな短期思考を卒業して、落ち着いたロングゲーム思考になろう。大丈夫、焦らなくてもあなたにちゃんと答えは渡す。でも今回はあえてすぐには渡さない。結論だけ手に入れたら満足してすぐに動画を閉じてよそへいくな。そんなインスタントラーメンみたいな人格で人生が変えられると思うな。座布団敷いて緑茶飲みながら座って最後まで根拠、事例を聞いていけよ。ロングゲーム思考がどれだけあなたに必要なのかきっちり納得させる。今回は少々、ロング気味な動画になってるけどしっかりついてきてくれ。
突然質問をするけど、あなたがプレイしている人生というゲームは何ゲームだろうか?「はぁ?何ゲームってそんなの考えたことねーよ。そりゃテメエ、人生を生きてるわけだから人生ゲームなんだろ?」はい、正解。黒坂もあなたも人生ゲームをプレイ中だ。では質問を変えよう。人生ゲームのプレイ時間ってどのくらいある?そう、80年くらい…いや今はみんな長寿命化してるから100年くらいの超ロングゲームだな。結構長い。あなたはロングゲームをプレイしているんだから、当然プレイスタイルも長期戦で行くべき、普通に考えてそうだよな?そこまで理解したあなたにあえて聞こう。ではなぜあなたはそんな長いゲームをいつも焦りまくり、急ぎすぎているんだ?「たった3ヶ月で英語ペラペラになる魔法の勉強法」なんてそんな詐欺詐欺15 Pro MAXみたいなタイトルの動画を見かけて、思わず脳からよだれたらしながらクリックするな。そう、現代人はロングゲームに参加しているのに、50m走に参加するノリでプレイするからいつもうまくいかないんだ。これは42.195kmを走るマラソンに参加して、パンッ!とスタートのピストルが鳴らされた瞬間に50m6秒台で走るレベルで全力疾走するようなもの。はい、むりぽ。すぐに息切れしてしまう。なぜそんなバカげた走り方でこのロングゲームをプレイしていつまでも消耗するな。そうなってしまう理由は人間は1日でできることを過大評価し、1年でできることを過小評価するからだ。そうなんだよー。「1ヶ月で英語ペラペラになる方法を教えます」と聞くとうわそれ最強にかっけー、先輩マジパネェっす!でクリックするのに「2年間で英語ペラペラになる方法を教えます」と言われると「アホか。長期でやればそりゃできて当然だろ。失せろ、弱小YouTuberよ」と考えてしまう。「いやいや黒坂さん、自分もさすがにそこまでトチ狂ってねえわ」とあなたはそう思ったかもしれない。否、あなたはそんなトチ狂ったプレイを英語学習でしてしまっているんだよ。英語学習をするとやる前から無理なことが分かりきってるスケジュールを自分に課して、それが達成できなかったら放り出してなかった?勉強をスタートしてみて、1ヶ月、2ヶ月後に「思うように伸びてない!」とヤケクソになって酒によってちゃぶ台ひっくり返す昭和のクソジジイみたいに英語テキストをぶん投げてなかった?まずいコーヒーを一気飲みして目を覚ませよ。あなたもガッツリ短期思考に毒されているんだよ。長いマラソンを開始直後から全力疾走していつもスタートしてすぐ辞めてるんだよ。もうそんなバカげたプレイはやめろ。そろそろありもしない魔法のような勉強法をいつまでも探す旅から戻ってこい。あなたは42.195kmを完走できる走り方でプレイするべきだ。そういう話をしていく。
世の中は色んなゲームがある。ゲームにはルールがある。大事なのは勝てるやり方で勝負することなんだ。ビジネスは何ゲームだろうか?信用作りゲームだ。黒坂は日々、一生懸命記事や動画を出し続けてる。結果として信用が蓄積していく。いついつに東京でセミナーやります!と告知した瞬間に、一部の視聴者は東京までの航空券と宿泊するホテルを予約しました!早く申込みフォームを送ってください、と連絡をもらう。本当にありがたい話だ。信用してくれる人がいるから生きていける。じゃあYouTuberは何ゲームだろう?1秒でも長く動画を見つづけさせるゲームだ。そうするとYouTubeのアルゴリズムから価値が高い動画だと評価されて、色んな人に動画がおすすめされる。見てくれる人が増えると出す側は反応が楽しくなるから続けられる。続けるからもっと動画が伸びる。いつも見てくれてありがとう。でも参加してるゲームのプレイを間違えると喜劇が悲劇になる。ビジネスをとにかくお金を稼ぎまくるのが正義なゲーム、と考えてしまうと相手を騙したり大げさに買い煽りしまくって稼ごうとなる。そうなると悪評が広がったり、無理に買わせてクレームが入るからお互いに不幸になる。YouTubeを再生数稼ぎゲームと考えてしまうと、社会に迷惑をかけたり煽りサムネイルばっかりの動画を出すことになる。「今日は築地に来てます。今からこの冷凍マグロの目ン玉をペロペロ舐めてみまーす」とか「満員電車内でクソでかい屁をこいてみた結果ww」とかやめろ、そんなバカなことをして再生数を稼いでも長期的には人が離れていき、デジタルタトゥーで悪評が刻み込まれるだけだ。さて、もう一度あなたに尋ねよう。英語は何ゲームだろうか?もう答えはわかったと思う。途中でやめないロングゲームだ。間違いない。
じゃあ次の章では具体的にこのロングゲームで成功するための方法を具体的に解説していくので引き続き見ていってくれ。
年単位で努力を継続する6つの技術
さて、この章からはいよいよ、具体的にロングゲーム思考になるために必要なことを解説していく。数が多いけど無駄なくサクサク解説していく。
1.余裕を持て
コロンビア・ビジネススクールのシルビア・ベレッツラ氏の研究によると、アメリカのビジネスマンは「忙しさ=社会的ステータス」になっているという。わかるー、日本も同じじゃない?「フォッフォッフォ、わしゃ年中仕事で大忙しなのじゃよ。もう休む間もなく働いているよ。土曜日はボランティア活動で走り回っているし、日曜日はホームパーティーでオフィスの同僚とソーシャライズ!パワフルに活動してまーす」。忙しいのは、色んな人から需要がある有能な人材だというPRになっていて、周囲の人間からも「できる人」みたいに思われる。忙しいから人生に余白がない、だからダメだというんだ。
忙しいという漢字は「心を亡くす」と書く。文字通り、忙しすぎるとこれからの人生の生き方とか、緊急性はないけど重要性が高い英語学習などについて考える余裕がなくなってなる。心をなくしてしまう。いや、黒坂的にはみんな自ら忙しくしているとすら思ってる。「ハァ!?テメエそれ聞き捨てならねーわ。好きで忙しくしてるんじゃねえっつの。みんなお前みたいにグースカ昼寝するようなお気楽な生活はしてねえんだよ」そういう反論があるのはわかってる。でも冷静に考えてくれ。みんな知らず知らずの内に忙しくなることを求めてるんだよ。
自分の親族に「今は仕事が忙しいけど、落ち着いたら人の副業で悩みを解決する心理カウンセリングの仕事をやりたい」と言ってる人がいる。その人は確かに忙しい。でもよく見てみると空白の時間をバイトや友達との会食やらで自らびっしり塗りつぶして、自分の手で隙間をなくすようなスケジュールを立ててしまっている。その気になれば、次の休日が来たらすぐにでも始められるのに。「今は忙しいから手が空いたら必ずやる」そう言い続けてずっと先送りにし続けている。自分はそれを見て思う。多分その人は言い訳を作りたいのだと。やったことがない心理カウンセリングの仕事を始めるには、心理学の勉強をしたり、集客を覚えたりアポロ計画レベルのとてつもないエネルギーがいる。もしも自分を暇にすると、行動しない怠けている自分にしっかり向き合うことになる。それは自尊心が大根おろしみたいに削られて辛い。だからわざと自分を忙しくして「やりたいけどできない理由」にしているんだ。これを心理学用語でセルフ・ハンディキャッピングという。多くの人は忙しさを人生で本当に重要度が高いことから目を背かせる道具に使っている。あなたは忙しさをできない理由にしてしまってはないだろうか?他人はごまかせても自分の心は騙せない。
英語学習も同じだ。今は忙しいから落ち着いたらやろう、まあそのうちにと。過去動画で解説した通り、人生は長いようで色々と挑戦するには意外と短い。限られた時間をムダにしないためにも今すぐ行動しよう。そして焦らずじっくり長期マラソンを走っていこう。
2.正しい挑戦をする
「挑戦」という言葉を聞くと「強力なライバルに打ち勝つ」というイメージがある。否、挑戦とは他者と戦うことではなく、自分自身の心との戦いだ。日々ライバルを意識して負けないように戦いまくるトップ1%の超有名YouTuberだと話は別かもしれないけど、自分みたいに弱小の立場だとライバルは常に自分自身なんだ。動画を出しても全然見てもらえないかもしれないし、おもしろくなかったとコメントが来るかもしれない不安と戦う。動画のネタ切れで頭を悩ませたり、YouTubeをやめてしまって別の仕事をしたいなと思うことも気持ちと戦う。しかもその戦いは長い。数日、数ヶ月ではなく何年も何年も勝ち続けるロングゲームだ。「もうやめてしまいたい」と何十回も頭をよぎったけど、それでも年単位で動画を出し続けて来られたのは勝負する相手は常に過去の自分という正しい挑戦をしてこられたからだと思ってる。これがもしも他のYouTuberと自分と比較するなんてアホな戦争を始めたら間違いなく挫折していたと思う。だから競合は意識しない、興味を持たない、そもそも見ない。勝負する相手は自分自身の過去データ、これをずっと貫いている。
英語も同じ。英語学習にライバルはいない。そもそも英語は競争ではなく、効果が出る正しい勉強法を積み重ねれば参加者全員が優勝!金メダル獲得!こういうオリンピックではありえない競技なんだ。でも血で血を洗う激しいライバルとの競争をするオリンピックでメダルを取るくらい成功する人は少ない。なぜだろうか?それはみんな戦う相手を間違えているからだ。それなのにわざわざ、他人と自分と比較して落ち込むというアホなことをやらかしてないか?じゃあ自分との戦いに集中すれば簡単に勝てるか?いや、それでも簡単じゃない。自分との戦いは簡単じゃないんだ。「結果が保証されていない世界線の英語学習でそれでも挑戦し続けるか?」この質問に対してYESと力強く答えられる人だけが成功できる。「いやだ、結果が保証されてないなんて絶対にいや!誰か100%しっかり保証してくれ!もしも自分ができなかったら全部教師のせいだからな」ってヤマダ電機の10年保証じゃないから、そんな子供じみたことを言うな。天下の東進ハイスクールだって、入塾者全員が東大に合格できるわけじゃない。勉強という競技が自分との戦いというルールが課されたロングゲームと理解しろ。結局、成功するか失敗するかはすべて自分次第だと受け入れ、長期戦を戦う覚悟を持った人だけが成功する。
3.探すモードと集中モード
人間は生まれつき超がつく短期思考なので、ロングゲーム思考を持たないと目の前にある流行りのもの、受けているものに考えなしに飛びついてしまうオランウータンもドン引きするレベルに思考停止生物なんだ。いやいやお前、バッタでも食われそうになったら少しは思考すんぞ。全米が泣いたシリコンバレー式英語学習法!「英語力を身につけるには、やっぱりみんながいってるように海外留学しかないんだ」と思い込んでいないだろうか?こんなバッタ以下の短期思考で英語学習に取り組んでしまうと、次々と興味の対象が移り変わっていってじっくりと1つのメソッドで長期的に勉強をすることなんてできない。
結論、探すモードと集中モードをしっかり使いこなしてくれ。「探すモード?なくしたiPhoneを見つける機能ですか?」って違う。英語学習のメソッドでいえば、いきなり良さげな勉強法に手をつけるな。まずは世の中にどんな学習法があるのかを分析したりリサーチする探すモードで納得行くまで徹底的に調べ尽くすんだ。聞き流しだけでOKとか、海外語学留学とか、英語多読とか色々と出てくる中で、どのメソッドなら自分に効果がありそうか?取り組めそうか?コスト的にOKか?こういったことをしっかりと分析する。これならいける!いや、これしかない!ということで英語学習メソッドを決めた、たとえば英語多読で行こうと決意したら、次は集中モードに入って長期的に勉強を開始する。一旦集中モードに入ったら探すモードは絶対禁止。でも、すでに探すモードの段階で他のメソッドは排除した上で今の英語多読に決めたので「もっといい勉強法があるんじゃないか?」という他の勉強法に浮気するノウハウコレクター思考ではなく、1本に集中して取り組むからパフォーマンスも高くなる。成果も出るからますます本気でやる、結果ロングゲームで勝つるというイメージだ。
4.統計的に考える
英語学習をロングゲームで取り組む上で大事なのは「挑戦のすべてが報われる」と考えないことなんだ。「ええ?報われなかったら、アホらしくて秒で投げ出してしまうんだけど」と思うかもしれない。その気持ちはよく分かるけど、冷静に考えよう。英語学習も投資も起業も、挑戦する上で自分がやることなすこと成功率100%なんて絶対に有り得ない。やってみてうまくいかないことはたくさんある。イチイチ落ち込むな面倒くさい。一日も早く失敗に慣れていこう。
成功者ほど失敗を受け入れる。そのことが分かるエピソードがある。フォーブス ジャパンが2023年版の日本長者番付を発表した。堂々1位は「ユニクロ」「ジーユー」などを展開するファーストリテイリングの会長兼社長の柳井さん。資産額は約4兆9700億円、すごすぎてもはやイミフ、子供銀行券とか桃鉄の世界。そんな日本一資産を保有する百戦錬磨のスーパー経営者・柳井さんが2006年に出版した本が「一勝九敗」。いやいやこれ誤植でしょ?9勝1敗じゃないの?違う、10回新しいことを始めれば9回は失敗するよって話なんだ。ユニクロほどのすさまじい大成功企業も失敗は当たり前という思考だったんだ。
英語学習をすればあなたはたくさんの失敗をする。早速明日から早起きして英語を頑張ろう。はい、気が付かない内に目覚ましを止めて二度寝したので、結局いつも通りの時間に起きてしまいました。わかったつもりで英語学習をスタートしたけど、実はズレたやり方でやってしまっていたことに開始1週間で気づいて、只今やる気はうんこになりました。いい感じで勉強を継続していたのに、自分よりはるかに先を行く学習者を見て気持ちが萎えてしまいました。失敗失敗失敗、あなたは間違いなくたくさん失敗する。挑戦が報われることもあれば、そうでないこともある。でもロングゲームに参加しているなら失敗をしても挑戦し続けなければいけない。
失敗が前提の苦しい挑戦を乗り越える味方、それが「統計で考える」なんだ。成功者はバッターボックスに立ってバットを振る回数が常人より2桁多い。空振り三振しまくるけど、打席に立つ回数を増やして100倍挑戦すれば、ヒットの確率100倍になる。とてもシンプル。英語学習も1回、2回、10回、100回の失敗でめげてはいけない。失敗して当たり前。みんな諦めが良すぎ。倒されても倒されても復活するターミネーターみたいにしつこくなれ。失敗回数が多くても挑戦回数が多ければ成功率も高くなる。この統計の絶対的事実を頭に入れれば失敗なんて何も怖くはないんだ。
黒坂はセミナーや講演、メディア出演をしてきたけど、それはもう過去に何度も何度も失敗してきた。アンケートを取ると後方からスライドが見えづらかったとか、リスナーの方ではなくスライドを向いて話すので声が聞き取りづらいとか、説明や結論が分かりにくかったとか、終わり方が唐突に感じたとか今考えると顔から火が出るようなプロとしてあるまじき恥ずかしい失敗を山ほどしてきた。でも失敗をして悔しい思いをするたびに、メモを取って改善を繰り返した。今はそれなりのプレゼンができるようになった。でも失敗せずにいきなり今のレベルには到達は無理ゲー。もうわかったな?ロングゲームで長期マラソンを走る中で数多くの失敗した人ほど、成功率も高くなる。
5.戦略的忍耐
英語力ゼロから英語学習卒業までに、1-2年、いや3年位はかかると覚悟するべき。その道程は強い忍耐力が必要になる。ロングマラソンの途中で挫けそうになった時は次の質問を自分にすることで戦略的に忍耐力を維持するようにしてくれ。
1.なぜこの挑戦をしているのか?
2.他の成功者はどうやった?
3.信頼できる人の意見は?
この3つだ。1つずつ解説する。
あなたは何のために英語学習をしているのか?つまり、英語を頑張る目的を問い続けてほしいんだ。過去の自己紹介動画で話した通り、黒坂が現役の英語学習者だった頃、5年間もニートとフリーターをやって人生八方塞がりだった。
英語をやってはやめ、やってはやめをひたすら挫折の繰り返しを食い止めてくれたのは、「英語力がないと人生マジで詰む」という圧倒的な絶望感。駅のトイレでトイレットペーパーが切れたくらいの状況。27歳で職歴なし大卒になる自分を救ってくれるものは、高い英語力しかありえない。そのためには何が何でも絶対に英語力を手に入れるしかない。確かに目先の勉強で苦痛の要素はないわけではないけど、それ以上にこれまでと同じ底辺を這いつくばる人生が一生続く耐え難い苦痛に比べたら、ハリネズミのハリでつつかれたくらいの痛みでしかない。ここでようやく強い忍耐力を得て英語力を手に入れるまで耐えきった。
そして他の成功者はどうやって英語学習で成功したのか?ということ理解も挫折から救ってくれる。英語学習者の多くは「成功者はノーミス挫折なしで短期で成功」と思い込んでいる。否、それは全然違う。ネット上での英語成功事例の多くはごく一部の例外的な短期成功者か、嘘つきばかり。英語を教えている黒坂の元に来る成功受講生のほとんどは「トラベル英語レベルからあれこれ試行錯誤しながら開始2年で英検準1級に合格。今はTOEIC845点を取得。職業はワーキングママ」こういう長期のロングゲームを制して成功した事例がほとんど。過去動画でも実際に受講生に出演してもらったから見てもらえば分かると思う。英語力を手に入れた9割以上はたくさんミスもするし、何度も挫折もしたし、2年以上の長いマラソンを一定のペースで張り切った。ならあなたも同じようにやればいい。ミスを受け入れ、挫折を乗り越えてしつこく挑戦して成功すればいいだけの話だ。
最後は信頼できる人の意見を聞く。もうこれ以上塗り重ねる言葉は要らないよな?黒坂があなたに成功する英語学習でいっていることはずっと一貫しているはず。寝て起きたらすぐに成功できる魔法のような裏技をこっそりシェアします。ないない、一度そんな動画出してない。言われたままを受け入れて、ロングゲームで挑戦してくれ。そうすれば強い忍耐が生まれ、最後まで走りきれる。
6.努力は複利
英語学習で挫折続きの人ほど「努力は右肩上がりに一定のペースで伸びる」と考え、成功する人は「努力は最初は緩やかだが、後半で一気に伸びる」と考える。
これは伸び悩みの壁を壊すブレイクスルーの過去動画でしっかり根拠付きで解説したけど、努力は投資の世界でいう複利で増えていくものなので最初はゆっくりにしか反映されない。英語学習初心者の頃に1時間かけても得られるリターンは小さいけど、中級者、上級者になると同じ1時間をかけると身につけられる英語力は何倍、何十倍もリターンがでかくなる。英語学習初心者の頃はたくさんの時間や労力を投下しないと英語力の維持も難しいけど、上級者になれば英語を使う仕事をすれば英語の勉強をしなくても英語力はドンドン伸ばしていけるイージーモードになる。なぜなら努力は複利で身につくから。
だからほとんどの人は、リターンが小さくて努力の結果を実感できない初期の段階で早々に投げ出してしまうんだ。でもそれじゃあまりにももったいない。やればやるほどぐんぐん力がつくステージに入れば、勉強が楽しくなって挫折なんてしようがないというのに。でも努力の成長曲線を英語学習を開始する前にしっかりと理解しておけば、長期戦になるロングゲームにも耐えられる。初心者は英語学習のいい面しか考えない。でも「最初はなかなか努力が報われる実感がなくて当たり前。成功するかどうかはブレイクスルーに到達するまで耐えられるかどうかの忍耐力ゲーム」とわかってスタートすれば成功率は断然高くなるんだ。
映画には終りがある。ラスボスを倒した後、登場人物たちが手を取り合ってスタッフロールが流れてハッピーエンド。ああ、いい話だったわーと席を立って映画館を出ていくよな。でも実世界ではなにか一つの大きな目標を達成して成功した後も、失敗した後もずっと人生は続く。終わるのは心臓が止まった時だけだ。たとえ大きな成功を収めた人も、夢や目標が見つからない人もロングゲームをプレイ中だということ。英語学習をやっている最中のあなた、挫折したけど諦めきれずに再開の糸口を探しているそこのあなた。まだ終わってない。まだ道の途中だ。自分も同じ。日々、仕事をしているけどまだまだマラソンの途中。人生は後半戦に入ったけど、まだ終われない。だから今後も人生という長い長いマラソンを走り切るために上手にペース配分をしながら続けていきたいと思ってる。ここまでみたあなたは理解できたははずだ。英語学習はもちろん、人生そのものがロングゲームだったということに。継続は力なりというけど、それは間違ってる。人生そのものが継続なのだと。人生を生きる上では継続が前提であり、どれだけ優秀な人でも短期的には何一つ大したことはできない。だから覚悟しよう。ロングゲームを生きるということに。それが理解頂けたあなたはすでに半分成功している。なぜなら失敗する、挫折する理由の9割以上が「短期思考であるために挑戦を継続ができない」なのだから。
ほなまた。
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