「こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
人によって「英語学習の動機」は異なりますよね?
「やっぱり英語力があればキャリアアップが出来る!」
「将来が不安で…。」
「英語は昔から好きで、生涯学習として取り組みたい!」
「外国人とコミュニケーションを取れるようになる!」
「英語で人生一発逆転!」
「オイラは金髪美女と浜辺で水の掛け合いをして、一緒に打ち上げ花火を見るためだお!」
「ま、妄想は自由だ。好きに願えばいい…。」
まあ、色々あるじゃないですか?
ちなみにあなたの学習動機はなんですか?
もしかしたらこの中にないものかもしれませんね!
でね、英語学習の動機によって最後まで走りきる「成功者」と、
途中で諦めてしまう「挫折者」が決まってしまう、という事実があります。
今回は英語学習の動機についてお話をします!
目次
「必要」か「ほしい」で運命は分かれる
ぶっちゃけ、英語に限らずあらゆる分野に言えることですが、
「これ絶対に必要だわ。ないと困るんだ!」と思うか、
「できれば欲しい…。あー、欲しいけどなあ…オレに手に入るかなー?」と思うかで
手に入るかどうかは変わります。
答えはもう分かりますよね?
はい、やっぱり「必要」と認識出来る人の方が圧倒的に成功率は高いです。
ひところ、SNSではやった
やりたい人 1万人
やる人 100人
続ける人 1人
というフレーズがありました。
いかに人が行動、継続が出来ないかを示したフレーズですが、
「欲しい」と思うのは
まさにこの”1万人”にあたるわけです。
でも「いいな」「ほしいな」とは思うものの、
ほとんどの人はそのまま素通りして、
いつしかその事を忘れて日常生活に戻っていくのです。
しかし、「必要」と認識できた人は行動に移せるんですよ。
なぜかって必要なものは、手に入らなかったら「困る」からです。
この「困る」というのが重要なキーワードです。
そう、人間欲しいと思っても諦められるんですが、
手に入らないことで「損失」になってしまうなら、
なんとかして損失を回避するためのパワーが出るんですよ!
人間は得をすることより、
損をしない事を選ぶ動物なのです。
「ああ、そろそろダイエットしないとダメだなのよね…」
って言いながらも、今日も元気に牛丼大盛りつゆだくだくをガツガツ食べて、
帰りにマックフルーリーを全力でゴクゴクしちゃうじゃないですか?
「オイラの血糖値…300mg/dl…! ガチでダイエットしないと血糖値高すぎてやばいお! 死ぬお…!」
って自分の健康(命)がかかっている時とでは、全然成功率が違いますよね?
「英語が必要だお。これがないとオイラ人生絶対に損するお…!」
ってマジで認識できる人は強いです。
「必要」は与えられるものではなく、創り出すもの
それからね、勘違いしている人が多いのですが、
「必要」というのは誰かから与えられるものではありません。
そうではなく、自分自身で創り出すものです。
あなたはここをしっかりと認識できているでしょうか?
英会話学校や留学会社をはじめ、
色んな教育機関が「英会話の重要性」をひたすら煽るじゃないですか?
「English is very important!! ニッポンは開国シテクダサイヨー!」
てなノリで。
彼らの主張は色々とおかしいと感じたりしているのですが、
売り方はやっぱり上手なんですよね。
何かって「英会話やらねーとオレマジやべーじゃん?」
という具合に、とっても上手にこちらを不安にさせてくるんですよね。
保険会社とかもそうなんですが、
相手を不安な気持ちにさせて、
それを解消するためのアイテムを差し出せば、
ものでもサービスでもガンガン売れるんですよ
(保険会社の売り方が悪いと言っているわけじゃないですよw)。
ですので、
「オッスオッス! 英会話できないとあなたは将来失業してホームレスになるよ。ちなここに魔法の教材があるんだよなあ。セットで30万円。分割もおk! あれ?あなた買わないの?みんな買っててまだ買っていないのはあなただけだよ? 買っていかないと将来死ぬよ? 後悔するよ? うひひひ…」
みたいに言われるとまあ不安になりますから、売れるんですよね
(ここまで露骨なオッサンがいるかは知らんけどw)。
でもね、外部から植え付けられた不安ってやっぱり本物じゃないから
時間が経てば「洗脳」は溶けていくんですよね。
話を聞いた後、しばらくは
「英会話やらないとだめだお! これからはグローバルの時代だお!」
ってなるんですけど、
時間が経つと、
「まあオイラ多分大丈夫だおw 今の会社すぐに潰れる気配ないおw あ、ラーメンに追加でビールと枝豆セットでオナシャスw」
って居酒屋でバカバカビール飲んで、
帰りに犬のしっぽふんで追いかけられたりしているわけです。
…いいですか?
外から植え付けられた不安って「借り物」「洗脳」ですから、
すぐに忘れてしまいます。
でも、自分自身の心と対話して、
「オイラはガチで英語が必要なんだお。望むがままの人生を切り開くため、絶対に必要だお!」
って思えたなら成功しやすいんですよ。
なぜかって自分の心にはウソをつけませんからね。
私もニートやフリーター時代に英語の必要性をマジで痛感したのは、
「危機感」でした。
「このままフラフラしてたらとんでもないことになる。英語で風穴を開けなければ…」
と。自分自身のおかれた立場を、自分で認識できた時に気がついた時、
もう挫折することはありませんでした。
「欲しい」人も「必要」にできる
これを読んでいる人の中には、
▲「そうは言うけどさ。”英語は絶対に必要だ”なんて思い込むのは難しいぜ?」
って反論したくなっている人がいるんですよ。
絶対にいます。何人かは。
▲「そりゃ、オレも熱い気持ちを持てたらサイコーだけど、
そんな簡単に行くもんじゃないよね人間の気持ちは」
って思っているはずです
(どうでもいいけど、この写真のにーちゃんイケメンやな…)
そうした人にあるものを足すことで、
「欲しい」→「必要」になります。
それは「情報と危機感」です。
情報っていうのは、暗闇を照らす光のようなものです。
暗闇にいたら見えなかったものが、
情報を得て知識をつけることで見えるようになります。
↓(たとえばこんな感じに英語を身につけるメリットを理解することです)
「英語が出来たらいいな」
そんなモヤモヤ願望を持っている人は、
英語が使える事によるメリットや、
労働市場の需要についての知識がないことがほとんどです。
知識がないなら勉強をしましょう!
情報を得ることで「欲しい」が「必要」に変わるのです。
そして何より「危機感」を味方にすることです。
▲「あ、オレオレ。幽遊白書って漫画のボスをやっています。戸愚呂弟と申しますw 危機感を持てよ!って伝えるために来ました」
危機感って人間の脳にダイレクトに刺さります。
なぜかって危機感は命を脅かすものであり、
脳は命を守るために全力で対策を講じようとするからです。
「グワーッ!これは重要な情報だお!逃してはいかんお!」
ってな具合に、脳が危機感と関連する情報に
「これ重要」
ってラベリングをしてくれます。
これにより、あなたは何をしていても
「あー、英語をやらなきゃいけないんだ!」
と強い意欲を持ち、ふらりと入った書店でも
気がつけば英語学習法の本を目で探してしまったりするわけです。
これを心理学の世界で「カラーバス効果」といいます。
危機感を覚えるためには、正しい現状認識と
未来予測を持つことです。
過去記事でオススメを貼っておきますので、
読んでいない人も読んだ人も、今一度復習をしておきましょう!
↓
色々と見てきましたが、
英語学習を失敗してしまう大きな理由に、
「表面的なメリットだけ見てすぐに始めてしまう」
というものがあります。
英語の真のメリットとは?
これからの時代に使えないと自分はどうなるのか?
これらを正しく理解しておくことで、有効な学習法を模索しますし、
辛い時も壁を乗り越える事ができる力になります。
いいですか?
今一度、あなたの心の奥底に眠る英語学習の動機を振り返ってください。
その動機がどこから来ているのか?
熱い情熱を持つためにはどうすればよいのか?
自問をしてみましょう!
困った人はコメント欄に書き込みをオナシャスw
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