「英語リーディングの勉強」のよくある質問に回答【過去5年間分の生の声/英語多読/精読/速読】

オレだ。2018年に英語ブログをブチ立てて5年間、これまで数多くの英語学習者から質問を受け取ってきた。その数、驚きの3兆個を超えてギネスブックに掲載されて、去年の年末にホワイトハウスのレッドカーペットの上で記念写真を撮ってきたわけだけど、今回トータル3兆個の質問の中で特によく頂く需要の高い質問を10問にギュッと圧縮してお届けする。この動画ではリーディングに特化してハイエナを追いかけるチーターと同じ速度のスピーディーさで質問に即答していく。間違いなくこの動画を視聴するあなたの英語の悩みを解決するだけでなく、ついでにガリガリ君で当たりが出やすくなるのでぜひ最後まで見ていってくれ。

 

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「私はいつになったら英語ができるようになるの?」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」

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質問1.「英語→日本語」を勉強すべきで「日本語→英語」はやらなくていいのはなぜ?

結論、日本語→英語にするには、高い文法力に加えて意訳する国語力まで問われるから。これは英語の勉強というより「翻訳、通訳」といった、英語と日本語の橋渡し役をする上で必要になる技術になる。英語学習初心者の段階では、まず英単語の意味を正確に暗記することが重要な上、中級者以上になっても英語を英語のままリーディングしたり英作文したり英会話すればいいので、「日本語→英語」にする技術は翻訳や通訳する時以外には出番がない。だからやる必要はない。

 

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質問2.リーディングする際に「ネイティブの読み上げより早く読むのが理想」というが具体的にどのくらいのスピード?

結論、リーディングする素材のネイティブの英語音声を再生してみたらすぐ答えが出る。ネイティブの英語音声がついているけど、その読み上げ速度についていける、もしくは読み上げより早く読んでちゃんと理解できるなら合格という速度。は?てめえそんなに速く読めるわけねーだろバカかよこのパチコキクソジジイめ!ってキレるかもしれないけど、ちゃんとやれば読めるようになるんだなコレが。具体的には質問9で改めて深掘りする。

 

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質問3.速読英単語必修編を推すけど内容が難しい。もっと簡単なテキストがいいのでは?

結論、内容が難しいと感じるのは黒坂のやり方と違う方法で取り組んでいるから。確かにこのテキストは大学受験生向けのもので、書かれている英文を完全に理解するには、英文法の知識が必須になるし、英文全体を読んで理解をしっかり伴って読むには初心者には難しい。でも黒坂はそういう普通の使い方をしてほしいのではなく、開拓と反復リーディングを通じて英単語を覚えようと伝えてる。だから黒坂流でこのテキストを使って勉強する人は、学習開始時点で英文法の知識は要らない。シンプルに英単語を覚えるためのテキストと割り切って使おう。

そしてたまにもっと優しいテキストの速読英単語中学編とか、DUO3.0とか他のテキストについて聞かれる。だけど、必須英単語は最初から数が決まっているので、理想的には一冊しっかり必要な英単語が収録された本を買って、ボロボロになるまで何度も反復リーディングをすることで覚えるのがおすすめ。でも簡単なテキストだと収録単語数が足りなくなるよな?そうなると不足する分をまた別のテキストを買って補って何冊もマスターしないといけなくなる。それから他社テキストで英文が長文でなく、短文で収録されているものを買うと英語長文の文脈を通じて暗記しましょうというロジックが崩れてしまい、無味乾燥な力技での暗記になってしまうのでおすすめしない。

速読英単語シリーズ・正しい使い方と勉強法を完全解説/中学版/入門編/必修編/上級編

 

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質問4.反復リーディングで長文の中で英単語を覚えたが、英単語個別に出題されて答えられるか不安…

結論、問題なし。あなたがこれから読み書きや英会話をする上では、必ず文脈が伴う。読むなら新聞やビジネス資料とかだし、聞き取りはニュースやミーティングになる。必ず前後に文の流れがあり、文脈がある。ということは文脈に引きづられて思い出せるならOKだし、むしろそれを狙っての長文リーディング。さらに頻出の英単語は、今後英熟語や英文法を学ぶ上でも何度も何度も出てくるので、速読英単語の時点で100%完璧にしなくても7-8割覚えればこの先また出た時に思い出せるのでそれでOK。0%から70%にするより、70%を100%にするほうが遥かに時間がかかるので、7-8割覚えたらさっさと次に進んでしまおう。それに英単語の暗記はクイズ番組みたいに「ハイ問題! rainforestってどういう意味でしょう?チッチッチッチッ、ブブー時間切れでした!答えは熱帯雨林!」みたいにLineでおじさんが出題してくるうざいクイズと同じノリ、通称おじさん構文Lineみたいに英単語だけ取り出して意味を求められる場面はない。そうではなく、

 

Japan’s rainforests are known for their rich biodiversity.

(日本の熱帯雨林は、生物多様性が豊かなことで知られています。)

 

こんな感じで使われるので、文脈の中で思い出せればOK。

 

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質問5.なぜ英語4技能でまずリーディングを鍛えるべき?

結論、英語4技能で一番簡単なのがリーディングだから。ライティングとスピーキングはアウトプットで、アウトプットは頭に入っている知識を出す行為だからまずインプットができないと文字通りお話にならないってのは理解頂けたと思う。じゃあ、同じインプットのリスニングでええやん?って思った人もいると思うけど、リスニングは確実にリーディングより難しいので順番はやっぱりリーディングが先がいい。その理由はリスニングはリーディングと違って音なので、もしも相手のスピーキング速度より理解度が遅かったら確実に聞き落としてしまう。聞いて分からなかったらその時点でアウト。相手にもう一度話してもらうようにお願いすればいいって人もいるけど、現実問題、何度も何度も聞き直したら温厚なトムもさすがにブチ切れてランボー怒りのカウボーイパンチを食らわせてくるので何度も会話の聞き落としは許されない。それに英検やTOEIC試験では一発勝負になる。だからリスニングだけで英語を学ぼうとすると、最低でも相手のスピーキングで使われる英単語や英熟語、フレーズを100%理解できる状態で、尚且つ相手のスピーキングする速度以上に英語の理解力が速くないと成り立たない。だからリスニングだけで英語を上達できるのは上級者であり、初心者にははいムリポってことになる。

考えてみれば外国語に限らず、日本でもアメリカでも欧州でもどんな教科でも勉強をする時は普通は活字テキストを使うよな?つまり数学でも物理でも政治経済でも活字を通じてお勉強、つまりリーディングを軸に知識を入れていく。もしも仮に音声のリスニングを通じた学習の方が効率がいいということなら、世界中の学校がテキストではなくオーディオブックみたいに音声を軸とした学習になってないとおかしくない?でも実際は世界中どこもそうなってない。この状況証拠からもわかる。

 

過去動画英語4技能で最も重要なのは「リーディング」。その理由とは?

 

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質問6.英字新聞や英語ニュースを読んでいるけど伸びてる実感がわかりにくい

結論、一口にリーディングといっても伸びる読み方、伸びない読み方があるので、伸びる読み方をしているかを確認しよう。

伸びる読み方って何かというと、ちゃんと理解しながら読んでるか?ってこと。英文法の理解が浅くて分からないまま放置、英単語の知識不足で一文を読む上で分からない単語だらけだけど放置。そのまま読んでも伸びない。日本語でも内容が分からない難しすぎる本で読書を続けてもまったく意味がないのと同じ。極論、子供に六法全書を与えて強制的に無理やり読ませたら、いつか自然に内容を一言一句理解できて弁護士になれるか?ってのと同じノリ。んなアホンダラなことは起きない。ただただ無駄に時間が過ぎていくだけ。勉強は分からないままやっても効果はないんだ。だからまずは自分がちゃんと内容を理解できているか?分からない箇所を放置せず、知識不足を解消しているか?を確認しよう。

そして英語多読力はじっくり少しずつ伸びていくので、肌感覚で「うわあオレめちゃめちゃ伸びてるやん」みたいに春先のたけのこみたいにモリモリ伸びを実感するのは難しい。これは身長の伸びと同じ話で、思春期に身長計を使わず自分自身の身長の伸びを実感していたか?答えはNOだと思う。身長で言えば今日は160cm、今年の夏は161cm、年末で162cmみたいなノリで変化率が小さいし、162cmになっても比較対象が161.5cmとかなので差が小さくて感じづらい。

じゃあ伸びを実感するにはどうすればいいか?ってことだけど結論、資格試験か速度記録を取って客観的にチェックしよう。資格試験ならTOEICや英検で同じテーマ、同じレベルの試験を受験してチェックする。もしくは英語のリーディングをする上で1分間に何文字読めているかの計測をすればいい。といってもコレ結構やるのは大変で、リーディングのテーマが宗教と経済、心理学と生物学とでは読み手の得意、不得意に左右されるので結構難しい。結論的にあまり短期的な成果ばかりに囚われずじっくり取り組めばいいと思う。

 

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質問7.英語多読は簡単な洋書の絵本や漫画で徐々にステップアップすればいい?

結論、やめとけ。まずリーディングを通じて英語力アップをするには、読んでちゃんと内容が理解できる状態が必要になる。なのでまず英語基礎力が必須。英語基礎力がある状態を作っても、毎回自分のレベルより少し上の本をちゃんと選ぶには技術が問われる。自分の実力を大きく超えるレベルの本をリーディングしても、英単語しか意味を拾えずあやふや読みがクセづいてしまうだけ。なので英語の基礎力も怪しい初心者の段階から、こんな難しい芸当をやるべきではないからやめとけ。そして「多読は簡単な本からやりましょう。ネイティブの幼児向けの絵本や読みやすい漫画がおすすめ」みたいに言う人がいる。彼らの主張を要約すると「真面目に英語するのはしんどいよね?しんどいから続けられなかったよね?でも大丈夫、絵本や漫画などの楽しい素材を使えば楽しく勉強できる。さあ今日も楽しく英語の勉強しよう。よっしゃー、今日も朝からバナナがおいしい」こんな感じで頭の中パッパラパーで常にエレクトリカルパレードが流れてるけど、これは完全に間違いで、まずネイティブ向けの絵本は初心者の日本人英語学習者には簡単じゃない。使われてる英単語も難しく、理解するには異文化理解力もいる。

chrysalis(クリサリス) – 蝶やガの蛹
cuddle(カドル) – 抱きしめる、寄り添う
scuttle(スカトル) – 素早い小走り
glimmer(グリマー) – 弱く光ることや微かな煌めき
hush(ハッシュ) – 静まり返る

英検1級ホルダーにもぐぬぬとなるレベルのものは少なくない。後は呪文とか空想ファンタジーで出る英単語はさらに馴染みがない。これ逆の立場で冷静に考えたらすぐわかると思うけど、日本語の基礎レベルもない英語圏の外国人に「どんぶらこ、どんぶらこと桃が流れてきました」の一文を読んで理解させられると思う?無理よな?どんぶらこどんぶらこってなんやねん。絵本でも小説でも、ネイティブ向けの文学作品の多くは英語初心者には語彙力も異文化理解も必要になるのでおすすめしない。

じゃあ英語多読を通じて英語力アップをするにはどうすればいいか?結論、リーディングは精読→速読→多読のステップアップをしようという話になる。

初心者から上級者に!英語の爆速リーディング勉強法のすべて|精読・多読・速読

 

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質問8.なぜ英語多読で英会話力アップになる?

結論、英語多読インプットで身につけた英語フレーズをそのまま会話に使えるから。これは当たり前すぎるけど、人間は知識として知らないことを話せない。リーディングをするのは何のため?それは知識を得るためそうだよな?英語多読で英単語や英熟語、フレーズを知識として仕入れることで英会話に反映させればいい。黒坂は会社員時代、英字新聞を毎日読む習慣があったけど、新聞を読んで知った英単語、英熟語、英語フレーズでいいなと思ったらすぐにメモをして毎日無理やり仕事で使ってた。たとえば英字新聞で次のような一文があったとする。

 

In a stunning turn of events, the economic growth projections for the nation have soared, propelling it into a completely different ball park in terms of financial performance.

(日本の経済成長率が大幅に上昇し、財務面でもこれまでとは全く異なる局面を迎えていることが明らかになりました。)

 

この英文で使われている「different ball park」というフレーズなんだけど、これを直訳すると「違った球場」とって意味に思える。だけど正しくは違う。この英語フレーズは「全く無関係。規模や範囲が大きく異なるもの。」という意味なんだ。このフレーズを英会話で使うなら次のような感じになる。

 

黒坂:

Hey, have you seen the latest report on the sales figures?
(ねえ、販売数に関する最新の報告書を見た?)

同僚:

Yeah, I took a look at it. The numbers are way higher than what we expected.
(ああ、見たよ。予想よりずっと高い数字だったな。)

 

黒坂:

Definitely! It’s a completely different ball park compared to last quarter’s results.
(そうだな。前四半期の結果と比べても、まったく別次元だね。)

同僚:

Affirmative. We need to analyze the data further to understand the reasons behind this significant growth.

(了解。この大幅な伸びの理由を理解するためには、さらにデータを分析する必要があるな)

 

こんな感じで多読を通じて学んだことを即アウトプットすることで、読めば読むほどドンドン英会話力は高まる。その他にも英語多読をしっかり取り組むことで、英語を英語のまま理解できる回路を育てたり、スピーディーな英会話についていける英語理解力につながったり、語彙力や英文法の理解度を高めてくれるなどの効果もある。もう多読やるしかないよな?

 

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質問9.英語の脳内音読はなぜ良くないの?止め方は?

結論、英語の脳内音読リーディングはデメリットが多いから。おっと、具体的な話の前にまず言わせてもらいたいことがある。黒坂が主張する「脳内音読リーディング」について「このジジイは英語の発音訓練全体を否定している!」と勘違いして怒り出す読解力とカルシウムが不足気味の方々から何度か批判をもらってきたけど、落ち着け、いや餅つけと言いたい。まず黒坂は英語の発音訓練自体は否定してないし、むしろシャドウイングを奨励してる。自分が否定的なのは発音に対してではなく、リーディングをする時に指差ししながら一言一句、ブツブツと脳内で読み上げるようなリーディングは良くないのでは?ということなんだ。

で、脳内でブツブツ音読しないと読めないのはなぜおすすめしないか?というとリーディング速度がカタツムリレベルに遅くなるから。日本人はみんな子供の頃に小学校の国語の授業で音読をさせられる。これは問題ない。なぜなら子供は読むのが遅いし、先生も音読をさせることで間違って覚えた漢字を修正できたり徐々に滑らかに読めるようになる訓練につながるから。でも問題は大人になってからも音読するクセが抜けないことにある。話す速度でしか読めないのは遅いんだ。NHKニュースでアナウンサーが話す標準的な速度は、分速約300文字。一方、黙読で読書をする人はこの2-3倍の速さで読める。読書家はさらに速い。英語でもリーディングが遅いと英語力アップの足を引っ張るのは明白で、英検やTOEICでスコアが伸び悩むし、そもそも英語を英語のまま理解する速度が遅いと仕事や情報収集でも困る。

脳内音読の止め方については、シンプルに英語力アップを実現させること。リーディングは精読→速読→多読という3ステップを刻んで上達していくけど、精読を続ければ英文を英単語単位ではなく、2-3単語、コンマ単位などドンドンでかい塊で読めるようになっていく。たとえば次のような英文があったとする。

 

The advancing rain front, combined with the moisture-laden air brought by Tropical Storm ABC across the southern Pacific region of Japan, resulted in significant rainfall along the Pacific coast from Shikoku to Tokai.

(梅雨前線[ばいうぜんせん]の進行に加え、熱帯低気圧ABCが日本の太平洋側南部にもたらした水分を含んだ空気と相まって、四国から東海にかけての太平洋側ではかなりの降雨となりました)

 

これパッと見すごく長いし難しいイメージがあるよな?でも実はリーディングに慣れている人はこれを英語ネイティブが発音するよりはるかに速く読めるんだ。

 

The advancing rain front,

(移動中の梅雨前線)

 

ここが主語、つまり注目ポイントだ。そして次の英文の

 

combined with the moisture-laden air brought by Tropical Storm ABC across the southern Pacific region of Japan,

 

これはグダグダと梅雨前線について、装飾している重要度が低い英文に過ぎないんだ。

 

combined with the moisture-laden air

(湿気を含む空気と共に)

 

brought by Tropical Storm ABC

(熱帯低気圧ABCに運ばれ)

 

across the southern Pacific region of Japan,

(太平洋側南部で)

 

リーディングに慣れればこの辺の装飾は軽くパッパと読み飛ばせる。注目すべきはこの次にある

 

resulted in significant rainfall

(雨量が多い結果となった)

 

この後に続く

 

along the Pacific coast from Shikoku to Tokai.

(四国から東海にかけての太平洋岸にある)

 

も軽く読んでしまって問題ない。

 

The advancing rain front, combined with the moisture-laden air brought by Tropical Storm ABC across the southern Pacific region of Japan, resulted in significant rainfall along the Pacific coast from Shikoku to Tokai.

 

つまり、この長々書かれた英文の中で重要なのは赤字にした主節の主語と動詞だけ。これを抜き出すと

 

The advancing rain front resulted in significant rainfall.

(梅雨前線の進行の結果、かなりの雨量となった。)

 

になる。ぶっちゃけここだけ読めれば英文が正確にわかる。もっとざっくり言えば「雨がよう降ったわい」。これだけ。後の細かい英文はこのメインの文章の補足情報に過ぎない。ゆっくり読めばもちろん正確に全部読めるけど、リーディングの訓練を積み重ねると読みながら重要な点、重要でない点を見極められるようになるので、ドンドン速く読めるようになっていく。わざわざ脳内で声を出さなくても見れば分かってしまう状態になる。

 

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質問10.ネイティブ向けのリーディング素材を難しく感じる

結論、英語力以外の原因の可能性がある。つまりスラングとか、異文化理解力とか、背景知識不足とかそういう話。純粋な英語力がどれだけ高くても、これらの要素が欠けていたら内容の理解が難しく感じてしまう。

 

I would greatly appreciate it if you could assist me in creating the presentation materials for tomorrow’s meeting. I understand that you may be busy, but would it be possible for you to lend me your support, please?”

(明日の会議ではプレゼンテーションの資料作成をしてもらえないでしょうか?お忙しいと思いますがお願いできますか?)

 

これはものすごく丁寧でビジネスフォーマルな英文で、英単語がきちんと分かれば理解できるはず。なぜなら正確な英語だから。でもスラングを多用するといきなりめちゃめちゃわかりにくくなる。

 

Hey bro, I need you to whip up the presentation materials for tomorrow’s meeting, you know? I know you’re hella busy, but can you do me a solid and hook me up with that favor?

(おい、兄ちゃん。明日の会議のためにプレゼンテーション資料を作ってくれないか?忙しいのは分かってるけど、頼みがあるからお願いできるかい?)

 

こんな感じ。内容としては言ってることは上と同じなんだけど、この英文にはかなり砕けた表現で、ビジネスの現場ではあまり好まれないフレーズが使われている。Hey broとか、you know、hellaって部分でイチイチ足が引っかかってわけわからなくなると思う。

 

他にも、異文化理解力がないと一読しても分からない英文がある。

 

At the tea ceremony, the guest received the matcha bowl with both hands.

(茶道で客は両手で抹茶碗を受け取ります。)

 

たとえばこれは日本人が読めばすぐに理解できるけど、茶道について何もしらない外国人にはWHY?になると思う。そういう場合、次の英文が入っていることが理想だな。

 

At the tea ceremony, the guest received the matcha bowl with both hands, expressing their deep appreciation for the intricate rituals and the harmonious balance between nature and human existence.

(茶道で客は両手で抹茶碗を受け取り、緻密な儀式と自然と人間の存在との調和のバランスに深い感謝の気持ちを示しました。)

 

茶道とは自然と調和し、人と物を敬う態度を学ぶ行為なんだけどそのことを知らない人には、両手で抹茶碗を受け取る行動の意味が理解できない。前半の英文だけ読んだら「渋い茶飲んでお前は何がしたいねんドMか」ってなるけど、背景知識を持って読むとOH Japanese 儀式素敵やんってなるはず。ネイティブ向けに書かれた英文の中には異文化理解力を必要とするものもあるので、そこが理解を邪魔している可能性がある。でもネイティブ向けに書かれた英文でも理解しやすいのが、学術的な英文やニュースやビジネスなどの論理的な文章だ。こうした英文を読む上ではその土地の文化とか、ネイティブしか知らないフレーズはあまり出てこない。特に入門書とかビジネス書は背景知識がない人向けに書かれているのでノンネイティブでも読みやすい。こっちは純粋な英語リーディング力だけで読むことができるんだ。

 

今回は以上だ。あなたの抱えていた英語リーディングの悩みの解消につながっただろうか?今後、動画の視聴データがよければリスニングや英会話、ライティングなんかもやってみたいと思う。役に立ったら幸い。ほなまた。

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