オレだ。
英語多読は本当に優れた学習法なんだけど、
「英語力を伸ばしたくて興味はあるけど、読書が苦手…」
と読むことに苦手意識を持つ人も少なくない。
ああ、その気持ちはよく分かるぜ。
「英語力は欲しいけど、そもそも読書を楽しめる体質じゃないと当然続かない」
って思っちゃうよなw
けど安心してくれ。
あなたが「自分は読書が苦手」ってのは、
「歌舞伎町にある飲み屋は全部ボッタクリ」
って思い込むのと同じレベルの思い込みなんだ。
…まあ、実際に歌舞伎町にはボッタクリ店もそこそこ多いんだがw
人間は元々が言葉を操る動物だ。
「読むの苦手」ってのは、単に方法論を知らないことが原因なんだ。
オレからこの記事を通してあなたに伝えたい結論を最初に渡す。
↓
「読書嫌いで英語多読ができる自信がない」って人は、日本語・英語に限らず努力を楽しめる方法論を理解すべし。
たとえば読書苦手な人は
「本は最後まで読む」
「楽しいより、ためになる本を」と考えているけど、実はこうした考えは正しくない。多読の原則とは「楽しく本を読む」にある。
— 黒坂 岳央@本業:主夫|趣味:仕事とゲーム (@takeokurosaka) February 24, 2021
今回は日本語、英語を問わず「読書嫌いを返上する技術、方法論」を語っていく。
この記事を最後まで読んで頂ければ、
活字が苦手だと思っていたあなたも、
英語多読を始める勇気が湧いてくるはずだ。
この記事の信頼性
人は実績のないやつの言うことは聞かねえ。
だからオレは自分の実績を晒す。
コレを見て、オレの話が信用に足るかどうかを判断してくれ。
↓
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
オレは毎年300冊読書を10年間続けたことのある、活字バカだ。
でも元々は北京原人レベルの低能に過ぎなかった。
アホがどうやって読書好きになったのか?
オレなら、あなたへそのエッセンスをしっかりとお渡し出来るはずだ。
「このオッサンの話を聞く価値ありそうだ」
と感じたら、ぜひこのまま読み進めてくれ。
目次
読書は「なんとなく」ではなく「必要性」で読みなさい
世の中、読書をするという時に
「なんとなく流行りの本だから」
「知っていたらいつか役に立ちそうだから」
というスタイルで読む人が割と多くいる。
まあ、気持ちはわかるよw
流行っているものとか、オススメされたものは気になっちゃうし、
読書を「将来への備えの手段」という考え方も人も多いだろう。
気持ちは理解できるけど、やめてクレメンス。
そのスタイルは絶対に長続きしないし、
「いざという時の備え」
なんて「いつか出番が来るだろw」って
会社に置いてる窓際族のオッサンレベルに
役に立たないんだ。
読書は「一度読んで終わり」ではなくて「読み続けること」に意義があるんだ。
なんせ、時代や常識は繁盛している屋台のお好み焼きレベルにドシドシヒックリかえる。
そしてカメレオンの色みたいにバンバン変化していく。
将来に備えて知識を入れておこうと読んだ本の情報も、あいにく秒速で陳腐化する。
だから「いつか」じゃなくて、
「今すぐ必要」
なニーズを満たす本を読んでくれ。
「新型コロナの感染拡大で、これからの投資の状況はどうなる?」
そう思ったら、書店にいって新刊を読むのがいい。
「会社員をやりながら、副業でお金を稼ぎたい。どんな方法がいいかな?」
そう思うなら、同じく新刊を読むのがいいんだ。
▲ちなみに会社員やりながら副業するなら、オレの本を買って読んでくれ。オレの懐が暖かくなってオレが喜ぶから。
これらは「今すぐ疑問や悩みを解消したい」
というニーズを満たす、
「目的意識」があるよな?
目的意識があれば、「この本から答えを探そう」
という意識が生まれるので、集中して本を読むことになるだろう。
結果として、求めている情報も手に入るし、集中して読むから読書も進むって話。
<参考>目的意識を持って読めば、「無意識」の力を借りて剛力を得られるよって話
↓
「ためになる本」ではなく「面白い本」を読め
読書は「ためになるありがたい本」も悪くない。
けどな、オレ的には
「面白さ>役に立つ」
を重視してほしい。
人間の脳みそは「こどおじニート」そのものな気質をしている。
つまり、快楽で楽しいことが大好きなんだけど、
つまらないことは大嫌いと来ている。
ほんと、クソッタレな性格だぜw
あなたが「ためになる、情報の濃度が濃い本」を手にとって読書しても、
内容が校長先生の朝礼の話レベルにカスほど面白くなければ、
一瞬で夢の世界へ誘われる人は少なくないだろう。
読書をしなければならないのに、つまらなくて眠っては意味がないよな?
あなたがやりたいことは、読書で知性を高めることであって、
昼寝の睡眠導入ではないはずなんだ。
その一方で、面白い本はいい。
面白いから眠くならないし、
集中して読むからたくさん読める。
そもそも「ギャハハハww これクッソ面白れえええww」って要素は
「内容が理解できる」
「意外性がある」
って条件が必要なんだ。
楽しみながら学びを得られる。
まさに最高の循環だよな。
だからもう「ためになるありがたい本」を求めるのはやめろ。
内容が難しくてイマイチ理解できなければ、
脳が秒で拒否して眠くなるって話だよ。
15分読んで面白くなければ、途中で止める
読書が苦手な人の多くは、
「書籍は一度買ったら、キッチリ最後まで読み終える必要がある」
と思い込んでいる。
けど、それは違うぜ。全然そんな必要はないよ。
オレは書籍をこれまで3冊書いてきた作家なんで、書く側の事情もよく分かる。
書籍を出す側としては、
最初のページこそ
ドタマの血管がブッちぎれる勢いで
一番気合いを入れて書く。
最初に書き始める部分だし、最後まで手直しを入れる部分でもあるんだ。
「とにかく最初のページに命をかけてくれ!」
編集者からもそう言われるんだ。
ま、当たり前だよな。書店の立ち読みとか、Amazonの立ち読みで
「なにこれ、クッソツマンネ」
そう思われたら終わりだ。
そこで買われずにスルーされて、本が売れない。
ご飯食べ食べできないですやん?
だから読書は15分間で見切りをつけろ。
15分読んでもつまらない本は、
窓から真空投げをしてもいい。
その本はあなたには合わない。
最初はつまらないけど、後から面白くなることは99%ない。
だから最初の方を読んでつまらないなら、すぐやめろ。時間のムダだ。
そう考えると、「買ったからには、最後まで読まなくては!」という
プレッシャーは台風の日の傘のようにどこかへ飛んでいくだろう。
読書を習慣にして、読書体力をつける
読書を楽しめるかどうかは、実は「読書体力」にもよる。
読書体力とは、マラソンの体力と同じで
「疲れずに活字を読み続ける体力」
のことなんだ。
読書好きな人は、毎日コンスタントに活字に触れていることで、
知らず識らずの内に、この読書体力が鬼のようについている。
まあ、「習慣化」がさいつよだよなw
オレも一日一冊、というペースほどではないけど
月にかなりの書籍を買って読んでいる。
ネットの記事やSNSのビジネス投稿でも、毎日メチャメチャ活字を読んでいる。
多分だけど、それなりに読書体力がついていると思うんだ。
読書が苦手な人は、この
「読書体力」が不足しがち。
普段から活字を読み慣れていないと、読書を始めてもすぐに体力が尽きちゃう。
この辺はマラソンのトレーニングなどと同じ話なんだ。
けど、読書を続けるほど、
この体力が伸びていく。
いきなり、一日で数百ページを読むのは辛いかもしれない。
けど、面白く読める本を見つけて、コツコツ読むようにすれば
徐々に読解力や読書の波乗りをして、スイスイ抵抗なく読めるようになるんだ。
体力がつけば、あとはそれを継続するだけでいい。
年数を経るごとに多読になるだろう。
オレのような頭脳おサルさんでもできているんだ。
あなたも読書を継続すれば、モリモリ読書体力がついてくるだろう。
「英語多読=洋書のビジネス書や小説」ではない
「英語力を伸ばしたい。なんでもいいから乱読してる」
「最初は簡単な絵本からスタートと教わった」
「ハリー・ポッターのような小説を読む」
てな感じで、英語多読に取り組んでいる人がいる。
まあ気持ちはわかるよ。なんとなく手を付けやすい印象があるよなw
けど、個人的には英語の多読は
「必要性」
を武器にすべしと思ってる。
なんといってもオススメは英語ニュースだ。
日常生活を送っていて、まったくニュースに触れないという人はいないだろう。
あなたも一日の中で、新聞やYahooニュースを読んでいるはず。
なぜって「必要だから」だよな。
ニュースを完全に遮断すると、
世の中で起きていることが何も見えなくなってしまうんだ。
刑務所で長年、刑期を終えてでて来てスマホを見た人が
「スマホ? 5G? なにそれおいしいの?」
って状態になるのは、一切のニュースが遮断されているからなんだ。
だから、誰もがやっている
「ニュースを読む」
という行動を英語でこなせばいい。
つまりは、新聞や英語のネットニュースを英語で読むってこと。
オレからの勧めとしてはあなたは「英字新聞」を購読したり、
日本国内のニュースを取り扱う英語ニュースサイトを見ることを習慣にしてくれ。
そうすれば、必然的に英語をたくさん読むことになるからな。
<参考>英字新聞を購読する話はこちらにガッツリ解説してるよ。
↓
アウトプットを前提にした読書をする
最後にオススメしたいのが、
アウトプットを前提に読書をしろって話。
これなら、嫌でも本の内容に
集中することになるんだ。
オレは海外の英語ニュースを日本語で解説する、
ジャーナリストの仕事をして原稿料を頂いている。
だから、オレにとっては海外のニュースを英語で読むのは、
アウトプットが前提なんだ。
普通に読んでいるだけでも
「これ面白い視点だな。記事にしようかな」
「世間で大勢に言われていることだけど、これっておかしくない?」
「日本と海外の事情を水平比較すると面白いかも」
とたくさんの気づきがある。
ネタになりそうな記事は、熱心に読んだり、
「ええっ? これは頭イッちゃってるだろ絶対!」
みたいに批評的な目線で読むから、
得るものが大きいんだ。
…まあ、オレは主に読者から批判される立場なんだがw
オレは日々、ニュースを読んだり記事原稿を書いたことは、
定期的にビジネスセミナーを開いてお話をさせていただいている。
あとはブログやYouTubeの動画のネタにもなる。
「アウトプットを前提としたインプット」
ということなんだ。
あなたも読書をする時に、面白いと感じた気づきや、読んだ本の感想、
おかしいと感じる点をブログなどで発信をするといい。
「書籍の感想」は、ビジネス戦闘力の高い強豪は興味を示さないキーワードでありながら、
書籍名で検索する人も多いから、検索上位にも乗りやすい。
だから、書籍を読んだ感想を求める読者を集めやすいんだ。
ブログに広告を貼っておけば、チャリンチャリンと
読んだ書籍代くらいは秒速で回収できるお金になるだろう。
以上だ。
今回話しをしたことを意識して頂くだけで、
読書嫌いを返上して、バンバン本を読む体質へと変わるだろう。
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