こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
世の中はタイトルのような風潮があります。
「英検は読み書きが中心だから会話能力を示す指標にはならない」
「学校では英検、ビジネスではTOEICという位置づけ」
このような考えがとても多いですよね?
あなたもこの中の1つくらいは一度は考えた事があると思います。
しかし、英検もTOEICもそれなりに成果を出すところまで頑張った私からすると、上記の考えはいずれも間違いです。
上記のことを言っている9割の人は、英検準1級以上を取得してない人です。
なぜなら私はかなり英検が役に立ったと実感する経験をしたからです。ログアウト
目次
英検とTOEICの違い
細々したことはさておき、英検とTOEICの大きな違いは下記の通りです。
・「単語」「リスニング」「リーディング」「スピーキング」の配点比重が高い
・「リスニング」「文法」「リーディング」の配点比重が高い
このような違いがあります。
英検は筆記試験だけではなく、英語面接もあるので英語力4技能を試されます。
TOEICもSpeaking & Writing testというテストがあるのですが、知名度はそこまで高くはありません。
「TOEIC=英語力を示す指標」というのは幻想
「TOEICのスコアが高ければ、無条件で英語力がすごい人」
というイメージを持っている人は結構たくさんいます。
もしかしたらあなたもそうかもしれませんね。
でも実はその認識は正しいものではありません。
理由は次の通りです。
・簡単な問題を数多く短時間でこなす試験。
・TOEIC対策をしても英語力は身につかない。
というものです。
TOEICを必死に頑張るのはもうやめよう
上記3つの理由から、私はTOEICには幻想を抱かない方が良いと思っています。
もちろん、TOEICが何の役にも立たないと言っているわけではありません。
外資系転職をする時には、やっぱり見られるんですよねTOEICのスコアを。
特に英語を仕事で使った経験がない人は、経験を積むための経験がない状態ですから、
面接官に英語力を示すネタが「TOEICスコア」しかないというのが実情です。
しかし、TOEICスコアで高い点数を持っているからと言って、それは水戸黄門の印籠のような輝きはないということです。
TOEICはビジネス英語ではない
「TOEICはビジネス英語だ」という人はものすごく多いですよね?
でもTOEICで高スコアを取れれば、職場で必要な英語力が身に付くかというとそうではありません。
ビジネスの場で真に必要なのはTOEICではなく、専門英語です。
会計の仕事をしているなら米国会計基準とか、英語で会計用語が理解できるか?というスキルの方です。
TOEICはそうした専門英語とはまったく関係がなく、高スコアが取れても仕事で役に立つことはありません。
TOEICは簡単な問題をたくさん解く試験
それからTOEICは一つ一つの問題はすごく簡単に作られています。
ある程度力を付けたら、対策なしで高スコアを取れます。
確かに英語力を示すテストではあるのですが、あくまで「ある程度」です。
アメリカ人がTOEIC900点取るのと、TOEIC対策をしてなんとか900点を取る日本人の間には、埋めようがないとてつもない英語力の差があります。
その差をTOEICは表すことができないのです。
実際、これまでTOEIC900点オーバーの人を何人も見てきましたが…
・アメリカ人と激しい議論をしても負けないくらい出来る人。
・しょっちゅう「やばい、今の聞き取れなかった。助けて!」と目で合図を送ってくる人。
・翻訳をすると間違いだらけで、お願いをしてやってもらうより自分でやった方が早い翻訳家。
「ここにあげた全員がTOEIC900点以上持っていました」と言うとあなたは信じられますか?
TOEICスコアを見るだけでは本当の英語力は全然分かりません。
TOEICを勉強しても英語力が身につかない
それからTOEICは勉強をするものじゃないという点に注意してください。
「え?TOEICを学ぶ過程で英語力が身に付くのでは?」と思われるでしょうか?
いえいえ、それは違います。
TOEICは英語力を身に着けた後、テストを受けてスコアで力量を把握するためのものです。
ですので、TOEICを勉強してもTOEICでテスト慣れしてスコアを取りやすくなる以外のメリットはなにもないのです。
英検は勉強をして力が付く試験
試験の意義って何でしょうか?
合格してナンボ?違いますよね。
そうではなく、試験を受ける過程で実力がつき、合格できたことで「力がついた」と自他ともに認める指標を得るために受けるのです。
ですので、試験を受けるために勉強をして力がつかないならやる価値はないし、その逆も然りです。
その点、英検はものすごく力が付く試験です。
まず、単語レベルがTOEICと全然違います。
よく、「英検1級はネイティブも首をかしげるレベルの奇門、難問だから意味がない」という人がいますよね?
まったくの大嘘なので信じないでください。
私は英検1級の勉強をしたことで、膨大な語彙力を身に付けましたがそこで覚えた単語に日々ものすごく助けられています。
私は株式投資や仮想通貨投資をする上で、海外の経済・金融・企業業績の情報をWebで見ています。
そこで「ああ、この単語、昔英検で勉強したな」と思うことはしょっちゅうです。
英検の教材を使って集中的にリーディングの勉強をして、語彙力を高めましたがあの頑張りがなければ今みたいにスイスイ英語の文献を読む力は絶対についていないと言い切れます。
英検は極めて優れた試験です。
英検の教材を使って英語学習を進めれば、その過程で英語力を身につけることが出来るのです。
具体的な学習法は著書の中で紹介しています(著書についての詳細はこちら)。
TOEICをやる時間があるなら、英検の教材を使った方がはるかに力がつきます。
そして実力がついたかどうかは、試験を受ければ分かるのです。
本当に英検は良い試験だと私は思います。
転職で役に立つのは英検ではなく、TOEICだが…
でも、転職で持っていて役に立つのは、TOEICの高スコアであって、英検ではありません。
英検は持っている人同士で分かり合えるものです。
私は過去に英検1級を取得した人と話をした時に、ものすごく盛り上がりました。
「おお!あなたは英検持っているんですね!どの教材使いました?」
「みんな否定的ですが、めちゃくちゃいいですよね英検」
といった具合です。
でも、残念ながら英検の合格通知書は役には立ちません。
転職で「英検1級持っています」
というより
「TOEIC800点以上あります」
という方が評価されるのです。
自分が外資系で採用担当者で英語力を持った人を探しているなら、
TOEICではなく英検ホルダーを取りたいと思っています。
でも仕方がありません。
世の中、TOEICを過信する人が多いのですがそれで世の中が回っているなら乗っかるしかないのです。
でも試験を頑張る意義って、合格通知のためじゃなくて実力をつけるためということですよね?
もしもあなたが私のこの主張に賛同いただけるなら嬉しく思います。
試験勉強をする過程で力がついて、そのついた力が役に立つなら合格通知書が効果を発揮しなくてもいいと私は思います。
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「英検1級なんて難しすぎ」
「自分には無縁の試験よね?」
「持ってても役に立たない」
英検1級に対して、そのような誤解をしている人は多い。
だが英検1級は正しい方法論を理解できれば、ガチで誰でも取れる試験なんだ。
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