オレだ。
世の中には2種類の英語の先生がいる。
「英語教育者」と「英語ビジネスマン」だ。
ざっくり、オレの個人的な感覚値で述べさせてもらうと、
世の中、英語の先生の9割が「英語教育者」だろう。
オレはこの記事で「どっちが上? どっちが下?」みたいな
「小学生の戦いごっこ」みたいな話をするつもりはないんだ。
んなしょうもない議論をするつもりはないよ。
ぶっちゃけ、死ぬほどどうでもいいことだ。
それにどちらから学んでも、最終的には
「英語力」が手に入ることは間違いないしな。
だけど、あなたが英語学習で
求めるゴールによって、
どちらのタイプから学ぶべきか?
は変わると思うよ。
だからあなたがこの記事を読んで、「有益だ」と感じることだけに
フォーカスして語っていこうと思う。
早速、この記事のテーマの答えを、オレから渡したい。受け取ってくれ。
↓
英語教育者でなく英語ビジネスマンから英語を学ぶことは次のメリットがある。
・身につけた英語力の活用法を学べる
・やりすぎのムダがなく、最も効率が良い英語力を学べる
・英語とビジネスにまつわる最新情報を学べる英語ビジネスマンから学ぶことは、教育者からは得られない価値がある。
— 黒坂 岳央@本業:主夫|趣味:仕事とゲーム (@takeokurosaka) April 21, 2021
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
オレは「言語学博士号」も持ってないし、
「TOEIC990点満点を10回連続ゲット」もしてない。
だから、「英語教育者」ではないんだよな。
…アレ、もしかしてガッカリした?w
けど、「英語力を活用してマネタイズ」ということについては、
現在進行系でやっているので、英語教育者にはできない価値提供ができるはず。
よかったら話を聞いていってくれ!
目次
英語教育者から学べるのは「英語の勉強」
さて、英語教育者と、英語ビジネスマンそれぞれの定義をお話していこう。
まずは英語教育者についてだ。
ズバリ、英語教育者とは
「英語そのものを研究している人たち」
のことなんだ。
人によっては大学院で言語学博士号を取得したり、
TOEICや英検で何度も満点を取ったり、合格している。
高校や大学、英会話スクールなどの先生は総じて「英語教育者」といえるだろう。
彼らは英語という魔物に魅入られた、
英語オタク、英語マニアと言っていいだろう(褒め言葉)。
英語教育者は、英語という言語そのものを追求し続けている。
だからメチャプライドを持っているだろうし、実際詳しい。
TOEICマニアに聞けば、最新のTOEIC試験を満点取るための兵法を知っているだろう。
「語学の勉強に終わりはない」
と主張し、英語の教鞭を執るようになってからも、まだ尚、勉強し続ける感じだな。
英語を愛し、英語の仕事をし、そして英語そのものを追求し続ける人たち…。
それが英語教育者なんだ。
ひたすらに効率を追求し続け、ムダなことは大嫌いなオレからすると
ビビるしか無い熱量だw リスペクトしたい。
英語ビジネスマンから学べるのは「英語の活用法」
その一方で、英語ビジネスマンは
まったくと言っていいほどその生態は異なる。
まずもって、「英語なんてツールじゃね? ツールなんだから最小の労力で最大の結果を得ればそれでええねん」と
英語学習に対しても、特別な愛着はない。
徹底的に効率思考ってこと。
「TOEICは満点なんて取る1ナノメートルもない。報酬を支払う相手目線で考えれば、900点取れたらそれ以上やるのはムダ」
「英語は完璧でなくていい。最低限、ビジネスレベルに達したら、後は仕事をしながら使い倒せ。」
「英語はやりすぎるな。しょせん金儲けのツールに過ぎない。」
「英語はエクセルと同じ位置づけ。エクセルが動く理屈を理解するのはムダ。動かし方だけ身につけたらおk」
「語学の勉強は最初に終わりを決め、ゴールについたらもう勉強なんてするな。日々使いながら磨くのが吉」
こういった温かい血液の代わりに、オイルが流れているようなロボットのような
効率厨的な思考の持ち主が英語ビジネスマンと考えてくれ。
英語ビジネスマンはとにかくムダを嫌うので、あなたが
「英語はツール。金儲けできればおk」
って価値観なら、彼らから学ぶのが良いだろう。
また、英語教育者ではなく、英語ビジネスマンから学ぶメリットとしては、
「英語の活用法を学べる」って点だろう。
英語教育者は、英語そのものでご飯を食べ食べしているし、研究し続けている。
だから「英語そのものを教える」ということについては、良いかもしれない。
だけど、たとえば大学の言語学博士号を持っている先生に、
「大学を卒業したら、英語力を活用してクラウドソーシングで稼いでいきたい!」
「まず日系企業に就職して、専門性を磨いてから外資系で転職して年収アップするスキームがあります」
などと相談しても、多分、心に響く回答は返ってこないだろう。
なぜって経験者じゃないから。
また、英会話スクールの先生に
「英語力を活用して、海外投資の資産運用で差をつけるにはどうすればいいスカ?」
と尋ねても、同じく目からウロコポロポロ出る回答は出てこないと思う。
やっぱり、経験者じゃないからなw
たとえば、オレは次のような英語力を活用した経験(または現在進行系でやってる)がある。
・米国大学留学
・外資系企業で国際経営企画で一日中英語を使う業務経験
・翻訳、通訳業務経験
・英語のオンライン学習ビジネス(英語多読講座、英検準1級、1級講座など)
・海外ニュースのビジネスジャーナリスト
・英語学習書籍出版
・海外資産運用
・海外企業から依頼を受けてクラウドソーシングで業務をこなす
だからこの範囲については、あなたに教えることができる。
そしてこれらは英語教育者から教わることはできないから、
この部分はオレがあなたに提供できる付加価値でもあるといえるんだ。
英語学習の目的で教師を選べ
あなたは英語教育者から英語を学ぶべきか?
それとも、英語ビジネスマンから学ぶべきは?
それは学習者の目的によって違ってくる。
たとえば、あなたが
「TOEICを絶対に990点満点取りたい!」
「常に最新の英検の試験傾向を教えてほしい」
といったようなニーズの持ち主なら、オレじゃなくて他の英語教育者から学んでくれ。
オレはTOEICは満点取ってないし、試験を受けたのは結構前のことだからなw
多分、他の人から教わる方が適任だと思う。
けど、あなたが
「別に英語にこだわりない。金儲けのツールとして活用法まで教えて」
「英語力を使って、転職成功まで含めたアドバイスやサポートを受けたい」
「海外の情報収集ができるようになって、他者と差をつける方法知りたい」
ってことなら、英語の言語学博士号のホルダーより、オレに聞いてくれた方がいいと思う。
なぜって、シンプルに経験者なんで教えられるから。
まとめ
世の中見渡してみると、なんとなく英語教育者と英語ビジネスマンは仲が悪い印象だw
英語教育者は「英語ビジネスマン、彼らはTOEIC受け続けて無いから直近の傾向に弱いでしょ」というし、
英語ビジネスマンは「英語教育者は、英語そのものしかわからないから英語の活用法を教えられない」という。
正直、オレはこの手のやり取りは
ぶっちゃけ、その辺りに転がってる
石ころレベルに
「どうでもいい」と思ってる。
生徒の数だけ、ニーズはあるんだから、あなたが教わりたいと思う人から学べばいい。
そういう意味で、オレと価値観が合わないと思ったら、別に無理にオレを先生にする必要はないし、
合うと思ったら連絡をくれればいい。テキトーにやってくれ。
とりあえず、オレから言いたかったのはあなたの英語の目標をしっかり決めて、
冷静に教わりたい教師を選んでくれってこと。
参考になれば幸い。
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