合格率15%の英検準1級に100%一発合格!独学完全攻略(一次試験・二次試験)

あなたは英検準1級に興味があり、

合格に必要な情報が欲しくてこの記事を見ているはずだ。

 

あれこれ他のサイトや動画などを見て、情報を探し回っていたなら朗報がある。

この1記事には、英検準1級の合格に必要な試験の傾向と対策、勉強法など

すべての情報をまとめてある。

 

アホみたいに長いけど、その分最後まで読むだけの価値がある内容になっているはずだ。

 

さて、グダグダ長い前置きはダルいのでサクッと行こう。

 

ズバリ、あなたがこの記事を読む価値があるかどうかは

このリストを見てくれれば診断できる。見てくれ。

この記事のおすすめ読者層

・英検準1級に合格したい人

・仕事で英語を使って稼ぎたい人

・海外のニュースや記事を読んだり見たりする力を得たい人

・英語4技能をバランス良くビジネスレベルまで鍛えたい人

 

当てはまるならガッツリ読んでいってくれ。

その逆にあなたが「楽しくペラペラ英会話を頑張ることで、英会話力を伸ばしたい」

「英検なんてどうでもいい。TOEICしか興味ない」って人には価値がない記事だろう。

 

…ま、英検準1級を頑張ればペラペラ英会話力も、TOEICハイスコアも両方手に入るんだけどな。

この話も後でする。

 

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お前の話、信じて大丈夫?

ここまで話を進めてきたけど、多分あなたはオレの話をどこかで疑っていると思う。

 

「こいつの言うこと信じて勉強して大丈夫なのかよ? つかあんた誰w」

 

そんな感じでイマイチオレを信じきれない部分があるはずだ。

まあ分かる。世の中にはテキトーなやつは多いし、受講生のお金にしか興味がない人間もいる。

なので、オレの経歴を少し晒す。それを見て信じていいかを決めてくれ。

 

ダラダラ長いのは好きじゃないと思うので、サクッと箇条書きにした。見てくれ。

 

・英検1級合格済(2級は半年で一発合格)

・TOEIC985点取得

・アメリカの大学留学(会計学専攻)

・複数の外資系企業勤務、グローバルプロジェクトチームで一日中英語を使って仕事

・英語多読のオンラインスクールにて、昨年だけで10数名の受講生を英検合格、TOEICハイスコア取得させた

 

なんとなく自慢げに感じたらサーセン。そういうつもりはまったくない。

オレは別に賢い人間でもないし、語学の才能もない。

世の中にはオレより英語力が高い人なんていくらでもいるのは分かってる。

オレはただのオッサンに過ぎない。

 

決して大それた人物ではないけど、成果の出る勉強法は知っている。

そしてそれをあなたにお伝えする力はあると思ってる。

よかったら話を聞いてくれると嬉しい。

 

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この記事の目次

さて、この記事の目次は次のとおりだ。全部で6章構成となってる。

 

具体的な勉強法の技術だけを知りたい方は、

記事の目次(チャプター)で4章から飛ばしてみてくれ。

 

でも、できればその前の章も時間を作ってちゃんと見ていただくことをおすすめしたい。

なぜかというと、英語の勉強をする上では技術だけでなく知識も必要になるからなんだ。

 

「なぜこの方法で勉強するのか?」

「今から自分がやる勉強でどういう効果が得られるのか?」

 

こうした知識不足のまま勉強しても、絶対に途中で不安になって勉強の手が止まる。

 

あなたの英語学習の効果を最大化するためにも、読む順序は前後しても構わないので、

できるだけ時間を作ってぜひ全ての章を見ておいてくれ。

 

あなたにムダな時間を使わせるつもりはない。

すべての章に意味をもたせている。よろしくな。

 

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1章・英検準1級の「勉強前」に必要な準備と確認事項

さて、早速始めよう。まずは英検準1級を突破する上での準備についての話をしたい。

この試験はそれなりに難易度が高い試験だ。

けどいうて「それなり」でしかない。

もちろん、才能や若さなんて要らない。必要な努力をすれば誰でも合格できるだろう。

けど、ちゃんと準備がいる。ガッツリやってほしい。

 

近所の日帰り旅行なら手ぶらでもいいだろう。

けど、海外旅行だとしっかり持ち物や計画を立てないとやべえよな?

それと同じで、英検準1級も準備は必要なんだ。

 

・学習開始時の必要な英語力

・必要なテキストの購入

 

この2つだ。解説する。

 

学習開始時の必要な英語力

英検準1級を受験するにあたって、必要な英語力は次のとおりだ。

 

・英検2級に合格済、もしくは英単語4000-5000語と英文法を取得済

 

この記事はすでに英検2級に合格済、もしくは合格する実力がある人向けの内容となっている。

それがまだの人は、この記事に書かれている勉強法をスタートせず、

その前に「英検2級」に合格できる力を得てからこの記事に戻ってきてくれ。

 

【英検2級に合格したい人はこの記事を読んでくれ】

英語力ゼロから6ヶ月で英検2級に一発合格!独学完全攻略

 

必要なテキストの購入

次に英検準1級の合格に必要なテキストを教える。

結論、もう何も考えずにこれを買ってくれ。

1冊目・英検準1級 文で覚える単熟語

 

2冊目・英検準1級 でる順パス単

 

3冊目・英検準1級 過去6回全問題集

 

4冊目・最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇

 

5冊目・ 英検準1級 面接大特訓

 

おっと、一点だけ注意な。

 

パス単は2012年に発売した第4版と2021年発売の第5版がある。

結論、第4版を買う方がいい。Amazonリンクも第4版のバージョンを貼っておいた。

 

理由としては第5版は収録英単語の難易度が大幅に下がってしまい、

それを使っても合格に足る英単語力を得られないからだ。

 

実はこの難易度変更については、旺文社から見解が出ていて、

「直近の試験に出題される割合が高い語彙を中心に再収録した」ということなんだ。

けど…それだと英単語増強にならないよな?

 

オレ個人的な意見としては、実際の英検準1級の過去問を見るに、第5版ではカバーしきれていないと感じる。

なので、英検の受験を通じて英語力を高めるなら、個人的に第4版の購入がおすすめ。

中古かデジタル版を買うといいと思う。

 

(第4版)英検準1級 でる順パス単

 

さて、必要な準備物は以上だ。

後は、この記事に書かれた試験に合格するための学習ノウハウをしっかり熟読し、

そのとおりにブレずにやってくれればいい。それだけで合格できると約束しておく。

 

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2章・英検準1級の全体的なロードマップ

さて、第2章では全体的なロードマップを見せていく。

 

「自分はこれから何をどの順番で学ぶのか?」

 

この地図が頭に入っていれば、勉強途中で迷ったり

不安にあることはないはずだ。ついてきてくれ。

 

英語学習完全初心者の方は、まず英単語を暗記するところからスタートしてくれ。

目安は4000語ほど。

この語彙力があれば、その後英文法を学んだりリーディングやリスニングをする上で

最低限の英語力があることになるんだ。

 

<参考>英単語の暗記法についてはこちらの記事を見てくれ

【英単語帳】英単語1万語を暗記する独学法・完全攻略(速読英単語必修編・速読英熟語・英検文単・パス単)

 

その次は英文法。

英文法は英語を頭から読んで、直接スピーディーに理解するために必要なスキルだ。

これがないと、インプットもアウトプットもできない。

だから英文法はきっちり勉強してくれ。

 

英文法の勉強はこちらを参照

<英文法の勉強>こちらから過去記事見られる

 

英単語、英熟語を4000語、英文法の勉強が終わったら

いよいよステップ3、つまりこの記事の内容である英検準1級レベルの英語力を身に着けていくことになる。

 

じゃあ、次はこのステップ3をどう進めるのか?を具体的に見ていこう。

 

こんな感じ。左から見ていこう。

 

1.英単語・リーディング学習(文単)

まずは文単テキストを使って、英単語の勉強をスタートしてくれ。

とはいえ、身につけるのは英単語だけじゃない。

長文リーディングを通じて学ぶから、読解力も過去に学んだ英文法や英文構造の勉強も一緒にする。

 

2.英単語・リーディング学習(パス単)

次はパス単。基本的に文単と同じノリで進めるんだけど、このテキストは

文単には収録されていなかった語彙も多いので、この2冊を使って勉強をしていこう。

 

3.英単語・リーディング・リスニング学習(過去問)

次は過去問。これまでリーディングと英単語の勉強をしてきたと思うが、

ここからは実際の問題を解きながら、知識を血肉にしていこう。

 

4.英作文学習

過去問を使って、英単語、リーディング、リスニングの勉強ができたら、次は英作文だ。

英作文では、はじめてアウトプットに挑戦することになる。

苦手意識を持つ人も多いかもだけど、実は英作文は得点源になるので気合を入れて勉強していこう。

また、ビジネスや大学留学をする際には、たくさん英文を書くことになるので

ここで鍛えたスキルはこの先の人生でメチャメチャ役に立つ。

 

5.英語面接対策

最後は面接対策。これはビビってしまう人もいるかもだけど大丈夫。1ヶ月あれば9割取れる。

なので、面接対策については一次試験が終わった後で勉強をスタートしてくれればいい。それで十分間に合う。

 

ということで以上が全体的な流れだ。把握できたら次にいこう。

 

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3章・英検準1級から得られる4つの大きいメリット

さて、3章では「英検準1級にはこんなにもすごい価値がある」という話をしていく。

間違いなく90%以上の人が知らない話だろう。

 

そして、知ることで

「ええっ!?そんなにすげー価値があるならぜひとも勉強したいんだけど!」

という気持ちになることをここに約束しておく。

 

最初にまとめておくと次のような感じだ。

 

この記事のおすすめ読者層

・英語ニュースや記事を原文のママ楽しめる

・英語で仕事を始められるレベル

・英語4技能をまんべんなく鍛えられる

・TOEICスコアアップにつながる(700-800点)

 

では順番に見て深堀りしていこう。

 

3-1.英語ニュースや記事を原文のママ楽しめる

英検準1級に合格すると、人生の可能性はメチャメチャ広がる。

 

空を飛んだり、目からビームを出したりはできないけど

それなりにスゴいことができるようになるからな?

 

まず、1つ目は英字新聞や海外の雑誌やネット記事を

英語のまま読む力が備わる。

 

この話はテキトーな思いつきじゃなくて、これには根拠があるんだ。

 

英検準1級の過去問のリーディング問題の中には、

実際に海外のニュースや雑誌がそのまま掲載されているものもあるんだ。

 

つまり、リーディング問題を解く過程で、自然に英語を原文のまま読み進める力がつくってこと。

リスニングも、日本国内向けの英語ニュースなら聞き取りができるようになる。

 

英作文では、自分のいいたいことを論理的に即興で書けるようになるし、

英会話なら、英語で正確にスピーディーな状況説明ができる。

自分の意見をプレゼンしたり、相手からの質問に答える力が身につくだろう。

 

3-2.英語で仕事を始められるレベル

そしてもう1つは、英語で仕事を始めることができるってこと。

 

こういう話をすると「いやいや、仕事を舐めないでくれ。現場ではプロの英語ユーザーでも苦労している」という

反論が必ず来る。すぐ噛み付くのが好きな人は結構多いもんなw

 

でも、すでに自己紹介で述べた通り、オレは会社員としても起業した後の立場でもいろんな会社で

いろんな業務をしてきたし、現在進行系で海外の仕事をして海外の企業相手に収入を得ているから分かる。

英検準1級合格レベルになれば、英語で仕事をする入り口には間違いなく立てると断言しておく。

 

論より証拠を見せる。これを見てくれ。

これはdodaのサイトから実際の求人情報を引用させてもらったんだけど、

見てもらって分かる通りだ。

 

英語使用経験ゼロでも英検準1級合格レベルがある人なら、

「社内で英語研修をしてあげるから、仕事をしながらレベルアップしてね」

という会社はいくらでもある。

 

画像引用元:https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3005764918/-tab__jd/-fm__jobdetail/-mpsc_sid__10/-tp__1/

 

つまり、英検準1級レベルの英語力を身につければ、

 

あなたはお金を払って勉強する立場から、お金を稼ぎながら仕事で英語を使って英語力を高めることができる立場になる。

さらに、普通専業の英語学習者だと、勉強期間中は社会からまったく評価されないけど、

英語を使う仕事に付けば、その間はキャリアとして認めてもらい、資産化する。

 

これはもう、得しかないので、絶対にやるべきだろう。

 

<参考>こちらの記事も英語で仕事をする上で役に立ちそうな情報を入れてある

【初心者・未経験者向け】外資系転職キャリアで無双できる「英語実務経験」の作り方

英検1級、TOEIC900点より「英語の実務経験」こそ市場価値が高い納得の理由

未経験者から「翻訳業」をする完全攻略(年収・向き不向き・英語力・DeepLなど)

 

もちろん、英検取ったからもう永久に仕事をする上で困らないわけじゃない。

 

日々、進歩することが重要ってことは忘れないでくれ。

だけど、いつまでも完璧を目指して勉強し続けるのは非効率でしかないので、

英検準1級を取得したらさっさと仕事で英語を使う環境にいって、

働きながら英語力を高めるってのをおすすめする。

 

3-3.英語4技能をまんべんなく鍛えられる

英検準1級に合格するには、英語の4技能「読む・書く・話す・聞く」を鍛える必要がある。

バランス良くスコアを取れないと、合格がもらえないようになってる。

 

メチャメチャ仕事出来て、気遣いも完璧で、ホウレンソウもよくできるのに、

豆腐メンタルでクレームの電話が入ったら3ヶ月泣き続けるビジネスマンだとダメなんだ。

 

また、準1級の試験は全体的に、しっかりした英文法の知識がある前提で出題される。

受験勉強を経て、英語力が間違いなく高まるだろう。

 

3-4.TOEICスコアアップにつながる(700-800点)

英検そのものは市場価値として認められないが、

英検の勉強をすることでTOEICスコアアップになる。

 

試験の出題傾向や内容の方向性は全然違う試験だけど、

準1級の対策をすることで英語力そのものが高まるので、当然TOEICスコアアップにもなる。

 

このように英検準1級に合格するレベルの英語力があれば、

鬼のようなレベルアップができるんだ。ぜひ頑張って合格しよう。

 

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4章・英検準1級試験の傾向と対策(一次試験・二次試験)

この章では、あなたが英検準1級に合格するために必要な英語力を解説していく。

 

聞いてくれ、試験勉強で最も大事なことは「傾向と対策」なんだ。

 

相手の求めるものを知らずして戦うことはできない。

逆に言えば、それさえ分かっていれば出題傾向を準備するだけで勝てるって話。

 

FFでもドラクエでもボスの弱点が分かっていたら、

簡単に倒せるけど、相手のHPや属性が分からないと手も足も出ないのと同じだろう。

 

じゃ、見ていこう。

 

4-1.英単語力

まずは英単語、これは英検準1級の中で最重要スキルといって過言ではないだろう。

 

試験でも最初の問題は語彙力を問われる出題から始まるし、

リスニングやリーディングなどの問題でもガッツリ出てくる。

必要な英単語力は概ね7000-8000語だと思ってくれ。

 

英単語問題は「知っていれば○」「知らなかったら×」という超シンプルな構成。

 

英検の語彙問題は4択なので、知っていれば1問10秒くらいで答えられるが、知らなければ100年考えてもムダ。

理想的には、知識を付けて語彙問題は得点源にして、時間を節約してくれ。

浮いた時間はリーディング問題に投資しよう。

 

理想的には英単語力を極めた状態なわけだけど、

あなたには時間的な制約もあってなかなかそうはいかない。

 

そこで、どうしても分からない問題が出てきた時の攻略法をお伝えしておく。

 

ズバリ、「消去法」で突破してほしいってことなんだ。

 

引用元:英検公式サイト「2021年度第3回実用英語技能検定(準1級)より」https://www.eiken.or.jp/

 

たとえばこの問題、あなたは「3と4は絶対に違う!けど、1か2で迷う…」という状態だとする。

その場合は問題用紙に「3と4を×」すればいい。

そうすれば、残る1か2で正答率50%まで引き上げることができるだろう。

 

 

ちなみにこの問題の答えは「resume(再開する)」だ。

 

4-2.リーディング力

準1級のリーディングは、2級までと何が違うのか?

あえて一言で言うなら、

 

「英単語の難しさ」

 

これに尽きるだろう。

 

英単語については、準1級に出題される語彙力がないと手も足も出ないはずだ。

2級合格した直後の人が準1級を見ても、

1行の中に知らない英単語が3-4個出てくる状態になるだろう。

 

逆に言えば、英単語力さえ強化すれば対応できるって話。

 

ま、トピックがかなり専門的でお硬い印象を受けるかもだけど、

英文法は2級とレベルは変わらない。

冒頭で述べた通り海外の新聞などから出題されていたりするからな。

 

さて、実際の試験問題を見てくれ。

次の画像のように、全部で5つの大問で構成されているんだ。

大問1-2は空所補充問題、3-5は内容理解が問われる問題だ。

引用元:英検公式サイト「2021年度第3回実用英語技能検定(準1級)より」https://www.eiken.or.jp/

 

それじゃ、ここからはどうやって解いていけばいいのかを解説する。

 

間違っても正面から突撃して、

「頭から英文を読んで、順番に問題を解く」みたいなことはするな。

 

あなたが社長に企画を通す時は、いきなり社長室に突撃するようじゃダメだ。

まずは係長に根回しをして、次は課長、部長、本部長と事前に手を回すのと同じノリでいこう。

 

最初に解き方の流れを示しておく。まずは大問1-2の空所補充問題だな。

 

大問1-2の空所補充問題・解き方のポイント

1.タイトルを見て、ざっくりした内容の把握

2.空所補充箇所まで本文を読む。

3.1つ目の空所に来たら、1つ目の選択肢から答えを選ぶ。

4.同じ要領で2つ、3つ目も回答を選ぶ。

 

これでムダがないだろう。

 

リーディング問題、すべてに共通していることなんだけど

段落と質問はほぼシンクロしていることが多いんだ。

 

だから1つ目の段落を読んだら、1つ目の質問に答える、という流れでやっていってほしい。

「まずは全文最後まで読んで、2回目に読む時に答えよう」という人もいるけど、オレは違う考えを持っている。

もし不安で2回読みたいなら、初回で問題を答えておき、

2回目でその答えが間違いないか確認の意味で読むのが効率的だろう。

 

今の流れを画像付きで載せておく。

 

1.タイトルを見て、ざっくりした内容の把握

donor(寄贈者)とあるので「チャリティ活動の話とかかな?」となんとなく推測する。

 

2.空所補充箇所まで本文を読む。

 

3.1つ目の空所に来たら、1つ目の選択肢から答えを選ぶ。

 

4.同じ要領で2つ、3つ目も回答を選ぶ。

 

よし、これで大問1と2は終わりだ。簡単。

 

それじゃ次は大問3-5を見てみよう。

基本的な流れは同じなんだけど、こちらは明らかに1と2より内容が難しいし、

より長文なのでテクニカルに解いてくれ。

まずは解き方の流れを示しておく。

 

大問3-5の内容理解問題、解き方のポイント

1.タイトルを見て、ざっくりした内容の把握

2.本文を読む前に、1つ目の質問を読んで「何を質問されているか?」を把握

3.質問の答えを探す感覚で、1段落目を読む。答えを見つけたらその箇所を下線を引く

4.答えに丸をつける

5.同じ要領で2つ目、3つ目の質問に対応する

6.最後に下線を引いたところが本当に正しいか検証し、マークシートを塗る

 

これでいこう。

 

いきなりマークシートを塗らないようにする意味合いとしては、

語彙問題や英作文問題が早めに終わり、

時間が余ったら、引っ掛け問題にやられないためにも読み直しをするためなんだ。

 

下線を引いておけば、そこだけ素早く読み直しができるから、失点を回避できるだろう。

じゃあ、これも画像つきで残しておく。

 

1.タイトルを見て、ざっくりした内容の把握

 

2.本文を読む前に、1つ目の質問を読んで「何を質問されているか?」を把握

 

3.質問の答えを探す感覚で、1段落目を読む。答えを見つけたらその箇所を下線を引く

 

4.答えに丸をつける

 

5.同じ要領で2つ目、3つ目の質問に対応する

6.最後に下線を引いたところが本当に正しいか検証し、マークシートを塗る

 

これが最も効率的な解き方だろう。

 

語彙問題と英作文で浮いた時間を、全部リーディング問題にあてれば点数を稼ぐことができるはずだ。

 

注意:大問の解き方の違い

大問1-2の空所補充問題と、大問3-5の内容理解問題は難易度が違う。

 

正直、大問空所補充問題に比べると、内容理解問題の方がかなり難しい。

 

受験者によっては空所補充問題は満点だけど、内容理解問題がボロボロという人もいるくらいなんだ。

 

空所補充問題は知っていたら即回答できるし、わざわざ何回も読み直してまでやる必要はない。

むしろ、何度も読み直さないと解けないようならまだ試験合格に足る実力ではないという判断が現実的だろう。

 

でも内容理解問題は本文と違う表現や引っ掛けてくる問題もあるので、

時間を使って丁寧に取り組むことでスコアアップが狙える。

 

そのため、何度も解くことを想定していきなりマークシートは塗らない方がいいというのが黒坂の考えだ。参考にしてもらえると嬉しい。

 

4-3.英作文力

英作文で求められる要素は、「自分の意見を型にはまった論理的な文章でミスなくスピーディーに書ける」ってこと。

 

出題されるのは、主に社会問題で

「キャッシュレスするべきか?」「日本企業は従業員への対応を改善するべき?」

みたいに○×の結論を出せないものが取り上げられるだろう。

 

実際の問題を見てくれ。こんな感じ。

 

引用元:英検公式サイト「2021年度第3回実用英語技能検定(準1級)より」https://www.eiken.or.jp/

 

Should people stop using goods that are made from animals?

(動物性商品の使用はやめるべきか?)

 

うーん、むずかしいw 日本語でもすぐ出てこないって人もいるはず。

てか、オレの財布牛革だったわ、牛さんごめん。

 

英作文は、自分がその場で思いついたことをダラダラ書いても点数は取れない。

理想的な英作文の書き方のルールに則って執筆してくれ。

簡単にいえば、

 

英作文の書き方のルール

1.結論を述べる。

2.根拠1つ目

3.根拠2つ目

4.結論

 

という流れだ。

 

対策としては、ひたすら手を動かして英作文をすることなんだ。

けど、英作文は英単語を覚えて、リーディングがスイスイできる状態で

やらないと身につかないだろう。

 

英単語の暗記が十分でないと、英作文をする上で英単語が出てこないし、

リーディングがちょくちょく詰まるようだと、英文法力が不足していたり、

英語の文構造が頭に入っていないということだから、書くのはもっと難しい。

 

勉強の優先度としては、

 

英単語→リーディング→リスニング→英作文

 

という具合にやってくれればいい。

 

具体的にどうやって勉強するのかは次の章でガッツリ解説する。

 

4-4.リスニング力

リスニングは3種類の問題から成り立っているんだ。

 

・会話の内容一致選択

・文の内容一致選択

・Real-Life形式の内容一致選択

 

となっている。1つずつ見ていこう。

 

まずは会話の内容一致選択だ。

実際に問題を見てもらえるとわかりやすいだろう。

引用元:英検公式サイト「2021年度第3回実用英語技能検定(準1級)より」https://www.eiken.or.jp/

 

見てもらって分かったと思う。

準1級のリスニング大問1はとにかく会話の往復回数が多いってこと。

問題によってはこの数は変動するけど、この問題だと7回もある。

これが2級のリスニングだと、登場人物2人が2往復、合計4回会話をするだけだから簡単だった。

 

なので会話の内容を回答する時まで覚えておくことが難しいし、

最後まで集中力を切らさないようにしないといけない。きっつい。

 

次は「文の内容一致選択」だ。一言で言えば長いナレーションを聞き取って回答する。

これも問題を見てくれればイメージが掴めるはずだ。

引用元:英検公式サイト「2021年度第3回実用英語技能検定(準1級)より」https://www.eiken.or.jp/

 

…やばいよな、長げえ。

内容を最後まで覚えておくのはキツイだろう。

 

けど、あまり細かいことまでは問われないからそこは安心してくれ。

 

質問1はWhat was one result of the sea battle?とあって、

「海戦の1つの結果は何?」で、今回のお話は歴史上もっとも成功した海賊の話なので、リスニング中に聞こえてきた

 

Ching Shih’s pirates gained a number of ships.

(Ching Shihは多くの船を獲得した)

 

を選べば正解となる。

 

具体的な細かい年号とかそういうものを答えるようには求められないので、

枝葉ではなく全体的な話の展開に取り残されないようにしていこう。

 

最後に大問3の「Real-Life形式の内容一致選択」を見ていこう。

この問題は2級までは出題されず、準1級で初登場したタイプだ。

次のような流れで出題される。

 

Real-Life形式の内容一致選択

1.問題用紙のSituationとQuestionを読む(10秒間)

2.スピーカーの説明音声を聞く

3.回答

 

実際に細かく見ていこう。

まずは問題用紙に書かれたSituationとQuestionを読むところからだ。

引用元:英検公式サイト「2021年度第3回実用英語技能検定(準1級)より」https://www.eiken.or.jp/

 

さて内容が頭に入ったところで、英語音声を聞く。

実際にはこちら。

引用元:英検公式サイト「2021年度第3回実用英語技能検定(準1級)より」https://www.eiken.or.jp/

 

Situationの条件のまとめ

1.あなたはイタリアの街を巡るツアーバスに乗るところだ

2.ガイド付きのウォーキングツアーに参加する

3.これからバス停のアナウンスを聞かなければいけない

 

だな。これを頭に入れた状態で回答していく。

 

個人的には大問3はSituationとQuestionで

しっかり内容が頭に入れれば大問2ほどは難しくないと思う。

 

コツとしてはリスニングが始まる前に、選択肢を素早く見ておく。

 

この問題の場合は、Stop番号がどれかを聞かれているのでこの中で正しいものを選べばいい。

 

4-5.英語面接

まずは英語面接の概要を見ていこう。

英検公式サイト「実用英語技能検定準1級より」https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/solutions.html

 

引用元:英検公式サイト「実用英語技能検定準1級「二次試験 問題と解答のサンプル」より」https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/grade_p1/pdf/grade_p1.pdf

 

試験は4コマ漫画をナレーションする問題が出題され、

その後は試験官からイラストに関連する質問に答えたり、あなたの意見を英語で答えるように求められたりする。

 

「即興で論理的に自分の意見を出す」という行為は、才能より訓練が大事。

「あなたはキャッシュレス社会に賛成ですか?もしもそうなら、賛成と答える根拠を3つ述べてください」

と言われても日本語でもスラスラと答えるのは難しいと思う。

 

しかし逆に言えば、訓練をすれば誰でもできるようになるということ。

だからしっかり訓練をして試験に臨もう。

 

そして二次試験は8割が合格する。だがなめないでくれ。

考えてほしいんだけど、この二次試験を受験するのは

合格率わずか15%しかいない、一次試験合格をした実力者の中の2割が落ちているということなんだ。

 

オレが運営しているオンラインスクールの受講生さんについていえば、合格する人、不合格になる人がいる。

合格したと報告をくれる人は、みんなしっかり対策をして挑んで合格をもぎ取っていく。

その一方で、不合格になる人は「すいません、正直対策が全然できていないままでした」と肩を落として報告をくれるんだ。

 

二次試験は決して難しくはない。ちゃんと対策すれば合格できる。

試験に落ちてしまった人は、舐めてかかった受験者じゃないかと個人的に思ってる。

つまり、あなたが舐めなければちゃんと勝てるってことだ。

 

ナレーション問題は次の4つを意識して取り組んでくれ。

 

ナレーション問題・4つのポイント

・過去形を使う

・心理描写を入れる

・4コマの吹き出しのセリフを流用

・who/what/where

 

じゃ、早速1コマ目から見ていこう。

 

One day a woman was on her way to her office. As she was walking from the station, a man in front of her was smoking. He accidentally burned her jacket with his cigarette. She felt very sad.

 

The next week, the woman participated in a campaign to stop people from smoking on the street. The campaign staff was asking people walking to sign petition. The woman was happy to do so.

 

Six months later, the woman was pleased to see that smoking area was created near the station. Also, a sign said smoking on the street would be fined 1,000yen.

 

A few days later, however, the woman walked the smoking are and saw a lot of smoke coming from it. Some people walking nearby were coughing.

 

ざっくりこんな感じ。それじゃ次に「ナレーション問題・4つのポイント」を踏まえて解説していこう。

 

まずは「過去形を使う」だな。該当箇所は、太字&赤字で書いておいた。

現在形と過去形が入り乱れてしまうと、失点するので「すべて過去形で統一」という意識で試験に挑んでくれ。

One day a woman was on her way to her office. As she was walking from the station, a man in front of her was smoking. He accidentally burned her jacket with his cigarette. She felt very sad.

 

次は「心理描写」だ。こんな感じで「喜怒哀楽」の感情や心情を取り入れよう。

One day a woman was on her way to her office. As she was walking from the station, a man in front of her was smoking. He accidentally burned her jacket with his cigarette. She felt very sad.

 

次は「4コマの吹き出しのセリフを流用」を見ていく。これは簡単、4コマ中のセリフをそのまま使うだけだ。

The next week, the woman participated in a campaign to stop people from smoking on the street. The campaign staff was asking people walking to sign petition. The woman was happy to do so.

 

最後に状況説明を英語でする上では、「who/what/where」を活用してくれ。

The next week, the woman participated in a campaign to stop people from smoking on the streetThe campaign staff was asking people walking to sign petition. The woman was happy to do so.

 

さて、ナレーション問題が終わったら、次はQ&A問題がやってくる。

面接官から関連質問を受けるので、それに答えていこう。

サンプルを取り上げて解説してく。

 

Please look at the fourth picture. If you were the woman, what would you be thinking?

(4枚目の写真を見てください。 あなたがその女性だったら、何を考えますか?)

 

模範解答的なものを見せるとこんな感じ↓

I‘d be thinking it may be better to ban smoking in all public areas immediately. I would talk to campaign staff about it.

(すぐにでも公共の場は全面禁煙にした方がいいのではないかと思います。キャンペーンスタッフにそのことを相談したい。)

 

以上だ。面接はその場で思いついたことを自由に英語で発言する、という形式だと必ず落ちるようになってる。

なぜなら「英語面接」と名前がついているけど、

準1級の二次試験は「英会話力」ではなく「英語での状況説明力」「質問への解答力」の2つが見られるんだ。

 

そして試験である以上、点数が付くポイント言うものがあって、

対策をしないで試験会場にいくとことごとく失点して結果として落ちる。

 

試験は傾向と対策で勝負する。その対策をサボると合格できない。

 

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5章・英検準1級合格に必要な独学での勉強法

さて、4章で英検準1級の「傾向と対策」がはっきり分かったところで、

いよいよ超具体的に「勉強法」を解説していこう。

 

5-1.英単語力

やることは超シンプル、文単とパス単を使って、長文を通じた反復リーディングで覚えて

最終仕上げとして準1級の過去問を何度も解いて力をつけてくれ。それだけで合格する。

 

この記事では英単語の覚え方を「開拓」→「反復リーディング」→「シャドウイング」→「セルフテスト」を経て、

最終的に7-8割程度暗記する方法で覚えてもらいたい。

 

この暗記勉強法については、過去の記事でメチャメチャ詳しく解説しているので

最小の労力で、最大限効率的にスイスイ英単語を暗記したい、という方は必ず見ておいてくれ。

 

<参考>英単語の暗記法についてはこちらの記事を見てくれ

 

今回、すでにその暗記法についてしっかり理解している前提で話を進めていく。

 

1.文単

2.パス単

3.過去問

 

この順番で進めていく。

…といっても、割とテクニカルに勉強する必要があるのでちゃんと解説するぜw

 

まずやることは「開拓」という作業だ。

開拓について軽くおさらいをすると、買ってきた状態のテキストのままだと使いにくい。

だから、あなたが使いやすいように書き込みをしてカスタマイズしてくれって話。

 

詳細は過去記事参照してほしいけど、

一応、復習がてらさらっと触れておくことにする。

 

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5-1-1.文単

文単はこのように1ページ目の左側が英文、2ページ目の右側が日本語訳、

3-4ページ目は英単語の解説ページという構成になっている。

 

重要な英単語は色付きの太字になっているけど、

それ以外の普通の黒字の英単語の中にも、意味を知らないものもあるはずなんだ。

まずはそうした英単語の意味を辞書で調べて2ページ目の日本語訳の空白に書き込んでいってくれ。

 

テキストを辞書なしで使える状態にしたら、次はそのテキストを使って反復リーディングをしていこう。

とはいえ、脳死状態で反復するだけでは暗記はできない。

終わったらシャドウイングをすることで、最終的に英単語を7-8割覚えるまで進めよう。

 

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5-1-2.パス単

文単が終わったら、次はパス単を使おう。

パス単は文単と違って、長文ではなく短文付きの英単語帳だ。

勉強法の手順としては、次の流れでやってもらえるといいだろう。

 

1.文単と同じく、分からない英単語の意味を書く(bank robbery=銀行強盗など)↓

 

2.テキスト一冊だけ、辞書無しで勉強できる状態にしたら反復リーディング。

 

3.内容が頭に入ったらシャドウイング。

 

このように地味に取り組んで覚えていく。

進め方は基本的に文単と同じなので、迷うことはないはずだ。

 

パス単は、文単で出題された英単語とかぶっていることもあるし、

未収録だった英単語も入っている。

 

この2冊を極めれば、準1級合格に足る英単語力が身につくだろう。

 

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5-1-3.過去問

文単とパス単が終われば、最後に過去問を解いていく過程で英単語力を鍛えよう。

 

2冊を終えた状態なら、過去問の英単語も「難しくて分からないものだらけ」ということは

なくなっているはずだ。

 

語彙問題、リーディング、リスニングとあらゆる問題パートで出題される準1級の英単語に触れ、

分からないものは都度調べながら解いていくことで、どんどん英単語力がアップしていく。

 

以上が英単語の覚え方だ。

もちろん、過去問には英単語だけでなく、リーディングやリスニング問題も収録されているので

それらを解く過程で力がついていく。コツコツ解きながら力を付けていってくれ。

 

5-2.リーディング力

リーディングの勉強法としては、文単のテキストを反復リーディングをして英単語力アップと、

英語を頭から読んでスピーディーに理解する回路を育てていこう。

文単とパス単で英単語力がついたら、過去問を解いてくれ。

過去問にはたくさんのリーディング問題があるので、解いていく過程で力をつけるんだ。

 

問題を解く際は2つのポイントがある。

 

1つ目は「試験の解き方と同じやり方」。

もう1つは「1問回答→即答え合わせ」を徹底すること。

 

これは前の章でも解説したけど、試験は1つ目の問題は1つ目のパラグラフにあるし、それ以降も同じ。

大問の1問目を解く際にまずは1パラグラフだけ読み、1問目を解答という流れだがこれを勉強する段階でクセづけておいてくれ。

本番でも普段の勉強法通りすることで、効率的に解いていけるからな。

 

次は1問解いたら即解答を見るということ。

過去問には丁寧な解説がついているので、「○か×か」ということを気にするのではなく、

「なぜこの答えになるのか?他の選択肢が間違いなのか?」ということまで丁寧に読み込んで理解を深めよう。

 

英検準1級の試験勉強を通じて、リーディング力そのものを高めるためにも勉強法はミスらないようにな。

 

5-3.英作文力

準1級の英作文は傾向を知り、型にハマった英文を書く練習をするだけで攻略ができるパートだ。

 

つまり、点数を取るためのテンプレにハマった練習をするだけで1ヶ月で9割取れるようになる。

逆に一切、傾向と対策をせずにぶっつけ本番で臨むと、英語力が高い人でも点数は取れない様になってる。

 

だったら、ガッツリ対策しようぜという話だ。

 

対策は非常にシンプル。

 

1.文章のテンプレを使う

2.パラフレーズを使う

3.実践問題を解く

 

これでいこう。

 

まずは文章のテンプレだ。

これを見てくれ。↓

導入文 There have been a lot of discussion and debates about (テーマ名)

I think that (テーマに賛成 or 反対)for the following the reasons

主張理由1 Firstly (主張)

For, example(具体例1,2文)

再度主張(パラフレーズを使う)

主張理由2 Secondly (主張)

For, example(具体例1,2文)

再度主張(パラフレーズを使う)

結論 In conclusion, For above mentioned the reasons ,(テーマに賛成or反対)

 

このテンプレを使えば、字数の3分の1を稼げるので、残り3分の2を自分で書くだけでいい。

え?簡単すぎワロタって? ああ、だから対策が効くんだ。

 

では次にパラフレーズを見ていこう。

パラフレーズとは、文中で同じ表現を避けて別の言い回しを使おうぜって話。

 

たとえば、result in(その結果)というフレーズを使ったら、

次はcause(原因を引き起こす)という別の単語に言い換えるってこと。

 

英語は同じ表現は繰り返し使うことを避けることが望ましいので、

これは英作文問題に限らず覚えておく方がいい。

 

最後に問題集の実践問題を解いてくれ。

 

最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇

 

この本の使い方を解説していこう。

本書は「分野別231のコンテンツブロック」と「実践問題24」が収録されている。

※分野別231のコンテンツブロック

画像引用元:最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇より

 

※実践問題24

画像引用元:最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇より

 

結論、コンテンツブロックはやらず、実践問題だけでいい。

MP3音声もついてくるけど要らない。実践問題だけやってくれ。

 

5-4.リスニング力

リスニングの勉強法を語る前に、絶対にあなたに気をつけてもらいたいことが2つある。

 

それは多くの人がやってしまっている「リスニングが伸びないダメな勉強法」だ。

 

で、このダメな勉強法は、実際にはかなりの人がやってしまっている。マジで気をつけてくれ。

あなたがやったら間違いなく伸びない。

 

まず1つ目は「語彙力不足でリスニングするな」ってことだ。

 

あなたが過去にやったことがあれば分かるはず。これをやるとカスほど伸びない。

 

語彙力というのは「知っていたら分かる。知らなかったら分からない」というシンプルな構造だ。

語彙力がろくにない状態で、音声だけ一生懸命聞いても、分からないところは永遠に分からないまま放置される。

これじゃ時間と労力のムダだよな?

でも、ちゃんと英単語が頭に入っている状態でリスニングをすることで、

英語の音声に耳が慣れて聞き取る力が向上したり、うろ覚えだった英単語の記憶がしっかり定着するようになる。

 

それから2つ目は、「リーディングができない状態でリスニングやるな」ということ。

 

今これすごい大事な話をしたので、もう一度しっかり理解してくれ。

リーディングができない状態でリスニングばかりやっても伸びないんだ。

 

時々、「自分はリスニングが得意!リーディングよりも点数が取れる!」

と言う人がいるけれども、それは勘違いだ。

本質的には間違いなくリーディングの方が簡単で、リスニングが難しい構造になってる。

 

そう言う人は、リスニングの問題の方が内容が簡単な問題が出題されているだけで、

点数が取れるように感じているだけに過ぎないんだ。

 

もしも、同じレベルの内容を英語で聞かされたら、間違いなくリスニングの方が難しく感じる。

 

それではここからその根拠を話していこう。

 

リーディングと言うのは、読む人の力量でスピードのコントロールができる。

あなたも実際そうしているはずだ。

日本語でも同じ。簡単な文章はどんどんスピーディーに読み飛ばしていく一方で、

わからないところはゆっくりじっくりと読んでいるはず。

このように自分の裁量で、読むスピードコントロールできるんだ。

 

けれどもリスニングは違う。

リスニングはあらかじめ音声が含まれた内容を流されるので、

 

「もうちょっとゆっくり話してほしい」と頼んだり、「もう一度同じ内容を話してほしい」と言うお願いは一切できない。

 

聞いた瞬間から、どんどん音が消えていってしまう。

 

そのため、一度、聞き逃したらもう後戻りができないんだ。一発勝負で聞き取らなければいけないのがリスニングなんだ。

 

そしてリーディングは、人によっては主語を読んだ後、

後はお尻から返り読みをするという読み方をしてる人もいる。

 

けれども同じやり方はリスニングには通じないよな?

リスニングは頭からそのまま英語を理解する読み聞き方をしなければダメなので、

あらかじめ英語を英語のママの順番で理解する、英語脳を鍛えておく必要もある。

 

このような理由でリスニングリーディング確実に難しいので、まずはリーディングがしっかりできる状態を作ってから

リスニングの勉強して伸ばしていくと言う思考を持ってくれ。

 

それではここからは、本格的に自身の勉強をするための勉強法をお話ししていこう。

リスニングについては過去問を解いていただく形になる。

だが、1問回答したら、必ずその都度答え合わせをして解説をしっかり読み込んでくれ。

 

その際、合ってるか?間違っているか?だけでなく、

 

「なぜ間違ったのか?間違いの選択肢はなぜ間違いなのか?」

 

と言うところまでしっかりと理解した上でやっていこう。

 

そうすることで何回も音声を聴き続けて、次第にスピーディーな英語を頭から理解することができるはずだ。

この思考でしっかりと勉強してくれ。

 

<参考>リスニングを伸ばしたい人はここからヒントを得てくれ(YouTube動画)

 

5-5.本番環境で問題を解く練習をしよう

ここまでの話は、試験問題を解く過程で英語力を高めていこうぜというものだったよな?

 

何回も繰り返し問題を解いて力をつけてもらいたいんだけど、

「よしこれなら大丈夫!」というノリでいきなり試験会場にはいくな。爆死する。

 

なぜかというと、練習と本番は全然違うからなんだ。

本番は時間制限があるから、時間配分を考えないといけないし周囲には他の受験生もいる。

だから本番と同じ環境を作って、自宅で本番環境で問題を解く経験を重ねてくれ。

 

「でも…また過去問買わないとダメなんすか?」

って思うかもしれないけど、そこは大丈夫だ。

 

英検公式サイトには、最新の過去問3回分が無料で手に入る。なんと、回答も公開されていて実に太っ腹だ。

PDFをダウンロードして、プリンターで印刷した上で、時間を図って取り組んでみてくれ。

 

その結果、合格点に達することができれば自信を持って本申込みをしてくれ。

でも、合格点に達しないならまだ練習不足だからもう少し頑張ってくれ。

 

5-6.英語面接

面接対策は、徹底的にテキストを使って練習をしてくれ。

 

試験当日は瞬間的に答えを出さないとダメなんだ。

瞬間的に出すには、数稽古が重要。

スーパーマリオを極めた人は、クリボーが来たら反射的にジャンプして踏んづけることができるのと同じで、

ひたすら練習をする。反復練習でOKだ。

 

ナレーション問題は「この4コマの状況説明をして」と求められるのは「英語での状況説明能力」であって

英会話能力ではない。そのため、英会話の相手を準備する必要などなく独学で練習ができる。

 

といっても、いきなり完璧なナレーションなどできないから、

次の流れで練習することを勧めたい。

 

ナレーション問題の解き方

1.テンプレ通り、自分なりにナレーションしてみる。

2.答え合わせ。

3.模範解答と自分のナレーションを比較し、改善点を書き出す。

4.書き出したポイントを意識して何度も練習する。

 

これを繰り返してくれ。そうすることで、どんなテーマでも

だいたい模範解答に近いナレーションができるようになっていく。

1ヶ月もすれば、9割取れるようになるので楽勝だ。

 

5-7.おすすめの関連記事

その他、ここでは書ききれない英検試験に合格するためのヒントを過去記事に書いておいた。

リンクを貼っておくので、よかったら見ておいてくれ。きっと役に立つはずだ。

【受験すべき形式はコレ】従来の英検・英検CBT・英検S CBTの違いは?

英検準1級・1級のリスニング問題がやたら難しいと感じてしまう理由と対策法

5-8.サポートが必要な方へ

とりあえずこの記事でお話できる範囲のことはこれで全部だ。

 

しかし、勉強法や試験の傾向と対策をお伝えしても、実際に勉強するとなると結構大変だよな。

文単を開拓する上でも辞書を使って全部自分で調べたり考えないといけないし、

英作文やナレーション問題は自分自身で採点することもできない。

 

何より、「勉強を継続する」ということについては、

言うは易く行うは難しで実際にやってみるとなかなか難しい。

 

黒坂のオンラインスクールでは、この辺の問題をすべて解決できる。

この記事では紹介しきれない、具体的に問題を使った動画解説や、

試験に出題される英単語をランダムに出題できるツールもお渡ししてる。

そして英作文やナレーション問題の添削をさせてもらったり、

モチベーション維持ができるように工夫をこらした英語学習サービスを提供している。

 

>>>全員は紹介しきれないのでほんの一部でしかないけど、過去の受講生さんたちの実績はこちらのページ中盤で証拠画像つきで掲載

 

有料になるので「英語学習に1円も使いたくない」という人にはおすすめできないけど、

自己投資してでも最短最速で合格してビジネス英語力を高めたいという人にはおすすめだと思う。

入会に興味のある方は「お問い合わせ」から連絡をくれ。対応する。

 

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6章・最後に

ここまで見てくれてアザス。

 

どうだろう?最後までみたことで「これならいける!」と思っただろうか?

それとも「うわあ、やっぱむりぽ」と思っただろうか?

英検準1級の合格率はだいたい15%くらいとされている。

 

普通だと「厳しいな。自分なんかが100人の内上位15人に入れるわけがねえ」と思うだろう。

 

けど、自信を持ってほしい。

 

確かに難しそうに思えるけど、

ちゃんと勉強して合格に足る実力を備えれば100%合格できる。

 

オレは100回英検準1級に挑戦しても、100回とも合格できると思ってる。

これはしょうもない自慢をしているつもりはないんだ。

シンプルに合格できるだけの英語力があれば、あなたも100%合格できるってこと。

この記事で紹介したとおりに勉強すれば、合格率100%の試験なんだよこれは。

 

そしてこの記事はすごく長いし、たくさんの技術や知識が散りばめられている。

おそらく一度だけ読んで、すべてを理解できる人なんていないだろう。

 

普通の人は一度見たくらいでは、理解度30-40%くらいだ。秀才でも50%、60%ってところ。

だから何度も繰り返し読み直して、勉強法や技術もガッツリ100%身につけてくれ。

その上で勉強すれば間違いなく合格できるよ。応援してる。

 

ほな、また会おう。

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