オレだ。
「英語学習はやっぱり知能が高くないと成功しないよね」
「若い時に勉強しなかったから、今更無理だよね」
そのようなことを言われてしまうことがある。その都度、
「ちげえぞ。知能じゃなくて大事なのはメンタルよ」
って答えてるけど、同じ問い合わせの数が割と多いと感じる。
なのでこの際、ガッツリと記事化することにした。
例によっていきなり、この記事で伝えたいことの結論を最初に渡す。
↓
この変化の早い時代においては、知力がいるとか、スキルつけろとか色々言われて迷うよね😅
でもな、もっと大事なのは「心の強さ」よ。過去の成功体験が陳腐化し、批判に耐えて行動力MAXで自分を信じて動く…。
メンタルが豆腐だと、いくら頭良くても心が死ぬ。鉄のメンタルよ、まず必要なのは。
— 黒坂 岳央@英語多読講師・経営者・作家・講演家 (@takeokurosaka) March 5, 2021
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
オレは昔、英語学習で挫折続きだったけど、
ガチで命をかけて
英語学習を覚悟を決めて成功できた。
この記事では、論理的な理由だけでなく
オレ自身の赤裸々な体験談も交えて語っていきたい。
きっと、今勉強を頑張っているあなたの心に刺さるはずだ。聞いてくれ。
目次
英語学習の成功に高い知能など必要ない
英語学習をして英語力を高めるには、高い知能などまったく必要ないんだ。
大勢の人を前に雄弁に語って、会場でスタンディングオベーションが巻き起こるような
演説は確かに高い技術や才能も必要かもしれない。
…けど、あなたが求めているレベルはそんなに高くないはずなんだ。
・海外の大学留学をして、単位を取って卒業する
・外資系企業で英語を使って働く
・クラウドで英語力を活かす仕事をこなす
この程度の水準に行きたいなら、本当にやれば誰にでもできるんだ。
気をつけてもらいたいのは、英語学習には高い知力は必要ないけど、
1.正しい勉強法を理解する。
2.理解した方法論で行動(勉強)する。
3.1と2を継続する。
この流れは必要って話。
そして英語学習者の多くが成功しない理由は「3」ができないからなんだ。
「勉強法を理解し、勉強を継続する」
これには知力など要らない。
必要なのは継続するメンタルってこと。
オレは英語多読のオンラインスクールで生徒さんを指導しているけど、
「勉強を教える」ということもしているけど、それ以上に
「コーチング」という点こそに、
オレができる価値提供だと思っているんだ。
「英語多読」というメソッドで挑戦する学習者をコーチングできるのは、おそらくオレだけだ。
そして受講生で成功している人は、みんなこのメンタルを上手に整えて成功している。
だから精一杯、メンタルケアをしつつ、学習者の応援させてもらっているつもりだ。
あなたが成功できるかどうか?それは知力の高さではなく、
健全なメンタルを育てて、ゴールまで維持できるかどうかにかかっているんだ。
知能が高くても、心が弱いと継続できない
「せやかて、いうでも知能が高ければ勉強に有利なのは事実やろ?」
そういった声が聞こえる…オレには聞こえてくるぜ…。
まあ否定はしない。人間の知力と学歴は相関性が高いことは証明済だよな。
けどな、人間の知力というのは、
頑健な心の土台があってこそなんだ。
つまり、どれだけ頭が良くてもメンタルが健全でなかったら心が折れちゃうって話よ。
もう原稿が削除されて、見られなくなっているんだけど、
そのことがわかるエピソードが記事掲載されていた。引用させてもらう。
「私がMITに留学していたとき、日本でも有名なノーベル賞受賞者の息子が学部のハードな授業を苦にして自殺し、学内が騒然となりました。東大はもちろん、日本の大学で、授業を苦に自殺する学生なんていませんよね。欧米の大学は、それくらい進級も卒業も厳しいのです」(Bさん)
引用元:日刊ゲンダイ「東大「世界ランク23位」の現実…欧米の名門と比べてどこが劣る?」
この事例はMITのものだったけど、ハーバード大学などでも同じことが起きているんだ。
また、中国最高峰の大学・北京大学でも同じような事が起きている。
「学生の飛び降り自殺相次ぐ 大学側、緊急に心理的危機の調査を実施」(リンク切れ)
この記事でも、北京大学ではすさまじい受験戦争を勝ち抜いたスーパーエリートが
競争に疲れて心が折れた事例が紹介されていた。
その理由は次のように分析されている。
↓
○地方の地元で凄まじく優秀だったが、北京大学では自分の凡庸さを自覚して悩む。
○地方出身者は借金をして進学をするケースもあり、親や地元の応援のプレッシャーに潰される。
○同じ学内でも都会出身者と、地方出身者とで経済力が違いすぎてコンプレックス。
○一日中勉強漬けで精神を病む。
こんなところだ。
どれだけ頭が良くても、メンタルを健全に維持できなければ頭脳を活用できないんだ。
まずは健全なメンタル、何をおいてもここがなければ話にならないってことを理解してくれ。
英語の勉強の継続を決めるのは「自分自身」
英語多読の勉強法はとてもシンプルだ。
英単語を覚えて、英文法を理解し、
多読を経て英会話実践訓練をこなすだけ。
だから、毎日の勉強に派手さはない。
オレの指導を受ける方には、淡々とやるべきタスクをこなしてもらう。
オレ自身はこのスタイルにメリットを感じていて、
忙しい社会人やお金に余裕がない主婦の人でも、スキマ時間に英語力を高められる。
その一方で、派手さがないことで続かない人もゼロじゃないんだよな。
オレは英語多読のオンラインスクールで、受講生を指導している。
勉強の質問があったら答えるし、学習者が迷わず走り続けられるように
ひたすらコーチングをさせてもらっているつもりだ。
けど、最後の最後はやっぱり自分自身で決めることになる。
オレがどれだけ「やめるな。頑張れ」といっても、
こちらのメールを開くのを拒否されたらそれで終わりだ。
英語の勉強を成功させられるのは、
どこまでいっても
あなた自身が決めることになる。
途中でやめればそこで終わってしまうし、続ければゴールにたどり着けるだろう。
できればオレの多読に共感してくれた人全員を成功させたい。
「英語力つきました!」そんな問い合わせが、
受講生から湯水の如く送られてくる生活は幸せだろう。
それでもオレは
「オレが教えればあなたは成功できます!100%ね!」
そんなウソはいえない。
成功を決めるのは、あくまで相手のメンタル次第だからな。
もうおわかりいただけたと思う。
英語学習は若さとか、知力じゃないってことを。
勉強を継続するメンタルこそが成功を決める鍵なんだ。
オレは精一杯応援はさせてもらうけど、成功するかどうかの鍵は
常にあなたが持っているということを忘れないでくれ。
YouTube投稿の挑戦も心で負けていた
言っておくが、オレをエラい人間と勘違いするなよw
決して、人様に講釈を垂れるような立派な人間じゃないんだw
ここ最近でも、ガッツリメンタルで負けていた時期があったんだ。
恥ずかしい失敗談だ。自慢話なんてしないから安心して聞いてくれ。
オレは今でこそ、バリバリYouTubeに英語学習の動画を高頻度で投稿している。
けど、最初の頃はそりゃあ人様にエラそうなことが言える状態じゃなかったのよw
▲北京原人が好き放題喋っているオレの楽園だ。興味があったら来てくれ。
オレが英語多読講師になってから、最初に英語動画を投稿したのは2020年の2月だった
(本当の意味で最初の最初は2013年頃だけど、見るに堪えないデキ。黒歴史まったなし)。
そこから数本動画を投稿したけど、あっという間に更新が途絶えた。
なぜって、まさしくメンタルで負けていたからなんだ。
動画を投稿する前に自分の動画を見直すんだけど、これがまたクッソ辛い。
「うわっ、ワイはヘドロのようなドギたねえ声してんな…」
「話の展開がおかしいだろww いきなり主張飛びすぎワラタww」
「動画編集に時間かかりすぎ」
「顔出ししてみたけど、自分の顔面を全世界に晒すとか環境破壊すぎるだろw」
動画投稿が辛くて萎える。
頑張って撮影はしたけど、もう見たくないw
現在進行系で黒歴史を紡ぎ出していることに耐えられず、
また、当時はとあるビジネス記事を書いて炎上したことで
アンチに悪口を書き込まれまくって嫌気がさして更新をしなくなった。
▲YouTubeアナリティクスに現れた。ガッツリ更新が途絶えた心肺停止時期w
その後、精神的に落ち着きを取り戻すのに数ヶ月を要したけど、
思考しまくった結果、覚悟を決めて2020年の5月頃から更新を再開した。
さらにこの時は「絶対毎日更新するマン」と宣言して、ガチで元旦も含めて毎日更新をしたんだ。
チャンネル登録者が1,000人を超えた時点で、毎日更新は一旦やめたが、今でも高頻度で投稿させてもらっている。
オレが動画更新を再開したのは、知能が高まったからじゃない。
そうじゃなくて、腐って悪臭を放つようになったメンタルがまともに戻ったからなんだ。
英語学習は知力ではなく、健全なメンタルこそが重要って話なんだ。
勉強の成功を決めるのはメンタル次第!楽しんでやっていこう。
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