今回は100年カレンダー 英語の勉強には有効期限があるというテーマで話をする。
突然お尋ねするけど、あなたは一切悔いの残らない毎日を生きているだろうか?未来に対して燃え上がるような情熱があるだろうか?…うん、力強くYESとは言いづらいんだよな?実は、ちょっと雑になっている時があるんだよね。特に平日5日間はかなり雑なんだよね。しょうもないことに振り回され、英語力をつける勉強という重要なタスクを「これは今すぐでなくても後でいいや」と何年も何年も先送りし続けてしまっている瞬間があるよな?オイお前、もうやめてクレメンス、その攻撃はオレに効く。今の煽りでダメージを受けている人もいるんだよな。
さて、ここでハッキリさせておきたいことがある。それは我々、日本人1億2000万人の民に共通して課せられた課題だ。その課題とはたった一度しかない人生を、悔いなく全力で生きることだ。過去動画では「人生は思い出つくりゲーム」ということを解説させてもらった。
「おめえよ、いつも合理性Pro Maxみたいな話ばかりするけどよぉー、オレの体にはオイルの代わりに血液が流れてる人間なんだよ。 毎日を大事に生きろって精神論や意識だけではなかなか思うように人生が変わらねえんだよ」そう言い返したくなったあなたに今回、最高の話をしていこう。参考図書はこちら。おおすみ りきさんが書いた100年カレンダーという本だ。え?100年カレンダー?なんか普通じゃないよね?普通のカレンダーは1つで1年。それが100年分あるってどゆこと?もう頭の中はてなマークだらけになってる方、この本はものすごい本だよ。ワークブックになっていて、実際にあなたの100年カレンダーを作ってもらうようになってるけど、正直絶対買って作ってほしいと思ってる。100年カレンダーを一言でいうと、人生全体のToDoリスト。あなたが使っている手帳は1年分しかないけど、その100倍のカレンダーを使ってしっかり作り込む。いっておくけどこの100年カレンダーのパワーを舐めないでよね。しっかり作ればあなたの人生が本当に革新的に変わる。
あなたがやることは2つ。1つ目は100年カレンダーを作る。2つ目はカレンダー通りに生きる。以上、とてもシンプル。カレンダーには具体的にいつ何をするか?むちゃくちゃ具体的に作る。で、あなたはそのとおりに行動するとなんと人生を完全燃焼できる。10代のあの頃、大人になるのがワクワクするような未来を楽しみにする毎日が戻って来るんだ。うそだろ?マジかよ?ああ、大マジだ。ここまでの話を聞いて100年カレンダーを作ってみたいと興味を持ったそこのあなた、本書はKindle版ではなく、必ず紙版を買って作成をしてほしい。紙の本には実際の100年カレンダーがついてくる。読んで終わり、ではなくて実際にペンを持って手を動かして作るワークブックになっているのでたくさん書き込みをして完成させよう。またはAmazonで自分の生まれ年で100年カレンダーを買えるサービスがあるのでこちらで代用しても良い。概要欄にリンクを貼っておく。今回は次の内容でお届けする。
目次
1章 悔いのない人生を生きるための「100年カレンダー」
2章 最高の人生は6つのエレメントで考える
3章 100年カレンダーを作る6つのポイント
ではいく。
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>>>一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー 著:大住力 さん
目次
1章 悔いのない人生を生きるための「100年カレンダー」
まず1章 悔いのない人生を生きるための「100年カレンダー」について解説していく。
さて、冒頭で話した通り、「最高の人生」とは、社会的に成功する、大金を稼ぐということではないと話した。そうではなく、自分がやりたいことを全てやり切った何も後悔することは無いと心から言える人生こそ最高だよな?でも実際、社会的に成功する、大金を稼ぐ以上にしっかりできてる人の割合は低い。やっぱり忙しい毎日を雑に過ごしたり、目の前の本当はやりたくない仕事に追われて気がつけば年だけ取っていてゾッとする、という人もいると思う。「休日だからって二度寝したら、もう16時!?はにゃ? 窓からカラスがカーカー鳴くのが聞こえたんだよ。」いや、はにゃじゃないから。休みの日でも朝から起きろ。
じゃあ悔いのない人生を生き、毎日完全燃焼するためにはどうすればいいか?結論、過去でもなく、未来ではなく、今この瞬間を生きろということ。ウォルトディズニー氏はNow and Hereの重要性について語っている。日本語でいうと「今とここが重要」という考え方だ。人は今この瞬間にしか生きられない。でも現実は違う。多くの人は過去を悔やみ、未来を恐れ、今から目をそらし続けている。だから今この瞬間に集中して生きることはとても難しい。英語の勉強をする上でも、過去うまくいかなかったからどうせ今回もうまくいかないだろう。やる前から諦めてないか?たとえ身につけてももう年を取りすぎていて英語力を有効活用できないのでは?やる前から将来の皮算用をしてないか?あなたがやるべきは今すぐ、目の前のテキストを開いてコツコツ勉強することで、より良い未来を手に入れることのはずなのに、過去と未来ばかりに注目して現在を大事に生きられない。ほら、今を生きるってなかなか難しいんだよ。じゃあ?自分はどうすればいい?その疑問の答えがこの動画のタイトルにもある100年カレンダーを使えということだ。
100年カレンダーはナビを設定することに似ている。あなたは車を運転して道に迷ったら、現在地を把握して目的地までのルートを確認するはず。あなたが運転中、一切の迷いがないのは現在位置と目的地をしっかり把握できているからだ。人生も同じで、現在地と目的地を明確にしよう。そうすることで今この瞬間から迷いなく生きられる。人生の時間に限りがあることをしっかり認識できれば、焦りすぎず、かといってダラダラしすぎない。そして毎日を後悔せず、全力で生きることができる。
それでもハッキリいう。100年カレンダーを作る作業はかなり手間だ。1年分の予定を立てるのも大変なのに、その100倍もある。「自分は今50歳だから50年分だけでええんやな?」って人もいるかも知れないけどそれは違う。また3章で解説するけど、理由があって過去の分も必要になるから全員100年分作ってもらう。うわ、面倒くさ…なんかすげーいい話聞けると思って期待して開いたけどものすげえ面倒くさそうだし他の動画見に行くわ。そう思った人、分かった動画を閉じても構わない。だけど、閉じる前に最後に今から言う話だけは聞いていってくれ。それは人生の自由時間は実質「たったの2年間」しかないという恐ろしい話だ。うせやろ?いやマジだ。そしてほとんどの人はこの短すぎる実質の自由時間を何の記憶にも残らず、何も生産せずダラダラ過ごして若い頃に戻りたいと地団駄を踏んで悔しがることになる。怖すぎる。そうならないためにもこの話だけは聞いてくれ。そうすれば俄然、100年カレンダーを作る気になるはずだ。
さて、日本人の平均寿命は84年、人生最後の10年間は寝たきりや体力の衰えで行動が厳しく制限されると仮定すると、実質的な健康寿命を加味すると-10年間、つまり74歳まで活動できるという前提で考えていこう。我々は人生で何にどのくらい時間を使うのか?それを計算したのが次のものだ。すべてを読み上げることはしないので、一時停止して画面をじっくりと見てくれ。
睡眠:8時間/日×84年間=242.36時間 (約27年間)
教育:幼稚園〜大学=33.7時間 (約4年間)
仕事:9時間/日×245日/年×40年=88.2時間 (約10年間)
通勤通学:平均片道40分=13.066時間 (約1.5年間)
食事:1時間半/日=45.99時間 (約5.5年間)
家事:2時間/日=61.32時間 (約7年間)
余暇:2.5時間/日=76.65時間 (約8.5年間)
スマホ:3時間/日=65.7時間 (約7.5年間)
トイレ:約1年間
自由時間:2年間
※余暇時間は健全な社会生活を営む上での「必要な休息」と考え、「自由時間」に含めていない。
ちなみに「仕事」には、残業や飲み会などは含まれていない。頻繁に業務外の拘束時間がある人はさらに自由時間は減る。通勤通学時間は片道40分で計算しているので、長距離移動の人はもっと自由時間は少ない。加えて子供の育児を含めるとさらにさらに自由時間は減る。この結果をみてもらうと、かなり現実的な数字になると思う。iPhoneにはスクリーンタイムといってどのアプリを何時間使っていたかを見ることができるけど、「人生のスクリーンタイム」があれば、あまりの自由時間の少なさにあなたは腰を抜かすだろう。英語の勉強は基本的にこの自由時間を使って取り組むことになる。鼻毛抜きながらダラダラやっている場合でないことがわかるはず。もちろん、絶望することはない。あなたに残された時間はまだある。やりたいことをやり切る時間はまだ残されている。でも同時に、時間は限られいるのでダラダラとムダにして良い時間はそう多くは残されていないというのもまた事実だ。
100年カレンダーを使うことで、あなたは現在に集中し、そして未来は両手で歓迎したくなる輝いたものとして受け止めることができる。どうやらこの100年カレンダーは、自分がしっかり向き合って活用する価値がありそうだぞ。そう感じた人はこのまま話を聞いてくれ。
2章 最高の人生は6つのエレメントで考える
さて、2章は最高の人生は6つのエレメントで考えるという話。待って待って、エレメントってなあに?昔、なんかそういうタイトルの映画あったよね?ほらあの、ブルース・ウィルスが主人公のーって節子、それはフィフス・エレメント、映画のタイトルや。そうじゃなくて、エレメントというのは要素のこと。これだけではわかりにくいので具体的に話していこう。
【人生を作る6つのエレメント】
1.仕事
2.家族・人間関係
3.資産・お金
4.健康
5.学び・勉強
6.趣味
素晴らしい人生を送るうえではどんな要素、エレメントが必要で、それをどくらいの割合で配分するか?これを考えていくことなんだ。この章で話すことは2つ。1つ目は6つのエレメントを理解する。2つ目はエレメントの割合を上手に割り振る。では1つずつ掘り下げて解説しよう。
エレメント1.仕事
エレメント1つ目は仕事。人間として生まれて社会人になると、基本的には生きている限り、何らかの仕事をすることになる。ここでいう仕事は収入が発生しない家事や育児も仕事になる。また、ボランティアで無償で学校で講演活動をして若い世代にビジネスを説いたり、悩み相談を受けるのも仕事という位置づけだ。
エレメント2.家族・人間関係
エレメント2つ目は人間関係。家族、友人、上司や同僚や、尊敬する人、こうした人間関係の充実度がそのまま人生の充実度を作ってくれる。一緒にいて不快感のある嫌な人間関係で毎日ストレスマッハで後頭部からハゲ散らかすような日々だと、どうか成仏してクレメンスとなってしまう。
エレメント3.資産・お金
エレメント3つ目は資産・お金。どれだけきれいごとを並べても、体一つで生きていける人はいない。「僕は収入がないので毎日、お地蔵さんのお供えのおまんじゅうを食べて生きてます。このチャンネルの動画を見るのだけが唯一の楽しみです」いやそんな人はいないよね。この人は動画見てくれるのはありがたいけど、まず仕事するべきだよね。仕事をして収入を得たら、そのお金で雨風しのげる家に住んで栄養のある食事をする。より良い人生経験のために旅行に出かけたりするにもすべてにお金が必要になる。
エレメント4.健康
エレメント4つ目は健康。人間が生きる上での最大の資本が健康。お金がなくても時間がなくても健康でありさえすれば、どこかのタイミングで必ずチャンスはやってくる。でも健康を失ってしまえば、お金や時間はまったく活用できず、全身チューブだらけで身動きできず、毎日考えることは「もうだめぽ。うつだしのう」これだけになる。
エレメント5.学び・勉強
エレメント5つ目は学び・勉強。英語の勉強もそうだし、人生の価値観を広げるために海外留学して色んな国の人と会って話すことも広い意味でも学びになる。学び、勉強というとビジネスの収入を増やす手段、と考える人が多いけど学びそのものが人生を豊かにしてくれるということを忘れてはいけない。旅行先の地理や歴史を詳しく知って観光する人と、何も知らずに観光するのとでは天地ほど楽しさは違ってくる。昔、妻とフランスのヴェルサイユ宮殿にいって、妻は世界史の知識が豊富なので自分にあれこれ説明してくれたのがすごく楽しかった。でも自分は義務教育時代はゲームをピコピコするだけの快楽ゴリラだったので、もっと歴史を勉強しておけばよかったと激しく後悔した。豊かな人生を生きるためには知恵が必要になる。
エレメント6.趣味
エレメント6つ目は趣味。この趣味というのは興味の持てること、やっていて楽しいこと、新しい世界の扉を開いてくれるものが該当する。仕事との違いは義務がないこと、そして学びと違う点は必ずしも生産的でなくても良いこと。見返りを求めず、とにかくその時間が楽しければOK。たとえば運動不足の人が気分転換に夕方、気持ちいい風に吹かれて散歩をしてリラックスするとか、好きな人の推し活をするというもの。
以上6つのエレメントがある。そしてあなたもとっくにご存知の通り、満足度の高い素晴らしい人生はバランスの取れたもの。たとえば仕事は充実してお金はたくさんあるけど、不健康で寝たきり生活だと意味がない。また、健康でお金には困らないけど、人間関係が家族関係は冷え切っている上に、腹を割って話せる人が誰もいないのは非常に辛い。だから幸福な人生を歩むためにはそれぞれのバランスが大事。
バランスの取れた配分をしよう
そして次はエレメントのバランスの取れた配分に付いての話をしよう。人生の段階や年齢、置かれた環境によっても配分するエレメントの比率が変わる。たとえば学生は健康やお金よりも学び、勉強と趣味だよね。でも仕事を始めたばかりの社会人は仕事と人間関係が重要になる。30代に入ると今度は健康やお金、資産が重要になる。でもビジネスマンも仕事しかしていなければ味気ない人生になるよな?さて、あなたは今、エレメントの配分のバランスはどうだろうか?今後、どのエレメントの配分を増やしたいか?英語の勉強というエレメントはどのようなバランスで入れているだろうか?今一度、再配分してくれ。
本書で紹介されているのが40代の男性のケースだ。彼はこれまで大きな総合病院の勤務医として忙しく、医師の道を歩いてきた。毎日長時間労働していた。しかし40歳を境にその行き方に疑問を抱くようになった。そんな彼が過去を喜びの塾で振り返った時、大きな感動と喜びを感じたのは1年間にわたる家族全員での旅だったほとんど休みを取ることなく家族も帰り道。ハードワークしてきたため1年休暇を取り計画した。旅行だった。キャンピングカーを借りて1年間奥さんや子供たちと日本全国を旅した。そこでは普段の生活では気づけなかった奥さんの優しさや子供たちの成長に驚くとともに、幸せ=働く時間と間違って認識していた時間を自分を認めざるを得なかった。この後の話は書かれていないけど、きっと彼のこれからの人生は仕事量を少し減らしてでも、家族との交流のエレメントを増やそうと考えるだろう。
3章 100年カレンダーを作る6つのポイント
さて、いよいよこの動画の本題中の本題、3章では100年カレンダーを作るポイントについて解説をしていく。全部で12個あるけど、この動画では全部は紹介しきれないので6つの重要ポイントに絞って解説していこう。
ポイント1.人生の最終日を決める
ポイント1.人生の最終日を決める。人生最後の日はいつだろうか?すべての人が持っている日なのに、いつかもわからないし考えたくもない。でも100年カレンダーにざっくりその日を決めてしまうことで、逆算して限られた残り時間が見えてくる。そうなればできることは限られる。終わりから逆算することで今を真剣に生きられる。想像してほしい。あなたは残りの人生で後、何回親に会えるだろうか?1年に1回里帰りして親の寿命が10年とすると、単純計算であと10回。仕事がいそがしかったりで帰れない場合はもっと少なくなる。もしかしたら10回ではなくたった3回くらいかもしれない。それがわかればいきなりこの3回がむちゃくちゃ貴重に感じられる。次に親と会う時はみんなで記念写真を撮るとか、川沿いの桜を一緒に見に行こうとか思い出づくりを頑張れる。
英語の勉強もいつまでもできるわけではない。「子供がもう少し大きくなってからやろう」と思っていたら夫の勤務先が倒産して、たまらず自分もパートに出ることになって英語どころではなくなるかもしれない。人によっては親が要介護状態になって、そのお世話をすることで育児よりも大変になってしまうかもしれない。英語どころではなくなれば、どれだけやりたくてももうできない。いや完全にあきらめてやりたいとすら思えなくなる可能性もある。英語の勉強にも賞味期限がある。あなたの未来は年を取って意欲が衰えてやる気がしない自分ではなく、やりたくてもできない自分が待っている可能性がある。英語の勉強にも最終日がある。やれる内に今すぐ頑張ろう。
ポイント2.人生時計
ポイント2.人生時計。あなたの残された時間を人生時計にたとえば考えてみよう。人生時計と言うのは平均寿命や健康寿命を1日24時間で捉えた場合、現在時刻が何時何分か?を考えること。1日は24時間つまり1440分。1440分を男性の平均寿命81.41歳で割ると1年は17.69分。平均寿命から60歳と言う年齢を考えると時刻は17時40分、なんと残された時間を考えると食事は夕食の1回だけ。むちゃくちゃリアルに鬼気迫る感覚になる。もしもこれが健康寿命である72.14歳に設定すると、さらに残り時間は短い。時刻はなんと19時57分。すでに夕食を終え、後はお風呂に入って少し自由時間を過ごすと就寝時間。つまりおしまい。そう考えるともうあまり多くの時間は残されていない。英語の勉強をやろうと思ったけどダラダラして出来なかった。時間をかけて英語力を身に着けた後は、できれば仕事や情報収集でしっかり活用したい。もしもそう考えるなら、あなたにはもうそんな余裕は残されていないはず。
あなたの人生時計が何時何分かを知りたければ、Google検索で人生時計で調べると出てくる。計算ロジックはサイトで異なるけど概ねざっくりの時間を把握することができる。
ポイント3.過去から教訓を引き出す
ポイント3.過去から教訓を引き出す。我々は学校で勉強は復習が大事と教わってきたよな?人生もそれと同じで、過去を冷静に見つめ直して、そこから学ぶ復習が大事。でも過去の経験から教訓を得るというのは非常に難しい。なぜなら人間には感情があるから。我々は過去を歪んで解釈し、嫌な思い出に蓋を閉じ、自分は悪くないあいつが悪いと他人のせいにしがちだ。過去の経験を現在やこれからの未来に活用できていない。つまりちゃんと復習が出来ていないからこそ、せっかく痛い思いを経験しているのに何度も同じ間違いを繰り返してしまう。
人間が過去の経験から教訓を得ることが難しい理由は感情がじゃまをするから。何か体験をした時、多くの人は感情で解釈し、その経験からは「楽しかった、嫌だった」みたいに気持ちの印象だけが残ることが多い。そこには未来につながる学びなんて無く、ただただトラウマを植え付けられるだけ。でも100年カレンダーを作る作業では、今この地点から過去を振り返って、「この出来事から何を学んだのか?と視点で目を向ける。すると、今だからこそ、あの時あの出来事の意味が一つ一つわかる。冷静に正確に理解できる。人間は感情の生き物なので、経験したその瞬間に教訓を得ることは難しい。だからこそ時間を置いて冷静に振り返る復習が重要。あの時、あの上司が厳しく自分に説教をしたので帰宅時間が遅くなって嫌な気分になった。じゃなくて、忙しいのに自分を成長させてくれるために記憶ではなく運用や仕組みに頼る仕事術を教えてくれた。あの時はつい感情的になってハリセンボンのように頬を膨らませる幼稚な振る舞いをしてしまったけど、あの上司の教えは今の職場でもしっかり生きている。あの時から自分は大きく成長できた。今後は技術を教わったらふてくされる代わりに感謝を伝えるようにしよう。このように今だからこそわかること、みえるものもある。優しくされたり、悔しい思いしたり、多くの出会いが今のあなたの人生を作っている。過去の出来事が今あなたを作っている。できる限り過去の経験から最大限未来につながる教訓を引き出す復習をしよう。
ポイント4.何に時間とお金をかけてきたか?これからかけたいか?
ポイント4.あなたはこれまで何に時間とお金をかけてきたか?これからかけたいか?
それをやっている時は嬉しい、心が舞い上がるという自分の心のツボに注目しよう。それがわかればやることは簡単、あなたのこれからの未来でその自分を喜ばせる経験を増やすチャレンジをしていこう。感動したこと、心が動いた時はどんな時だっただろうか?本を読んだり、映画を見たりしたときに、自分の心の琴線に触れるものは似通ったポイントがあるはず。これからの人生でそれを増やしていく。
人生の幸福度を作る1つは変化率、で表すことができる。どれだけ恵まれた環境にいる人でも毎日代わり映えせず、同じことの繰り返しだと次第に幸せを感じなくなる。でもどんな小さなことでも変化するものがあれば嬉しい。たとえば、仕事や人間関係は代わり映えしなくて退屈だけど、英語の勉強を始めたことで毎日少しずつ英語力が身についている。これは小さいけど確実な変化が起きているので満足度が高い。大事に育てて大きく伸ばそうと考える。自分の心を動かしてくれる変化を増やしていこう。
そして自分が時間をかけてきたこと、お金をかけてきた事は一体なんだろうか?この動画を見ている人の答えは英語だったはず。ハリウッド映画や海外ドラマを楽しみ、書店へいけばつい英語本コーナーへ向かい、海外旅行へ行くと自分が知ってる単語やフレーズが聞こえてくると小躍りするほど楽しくなる。人間の好みは急に変わることはない。昔から英語が好きなら今後も変わることはない。英語をやるかやらないか?で悩むことはない。好きならやるしかない。
ポイント5.wantではなくwillで生きる
ポイント5.wantではなくwillで生きる。ウォルト。ディズニーは23歳の時ノートにこう書いてる。The Happiest Place On Earth(地球上で1番幸せな場所を作る)。これこそがディズニーランド構想の始まりと言われている。彼がこの言葉を達成したのは54歳の時だった。つまり、願望を抱いて31年間かけてようやく夢を実現した。彼は世界で1番幸せな場所を作ると宣言した時はwantではなくwillという単語を使った。wantだと希望をしているものの必ず報われるとは限らない。でもwillは未来を表すだけでなく意志があることを示す単語でもある。
100年カレンダーを作る上では、wantではなくwillを使おう。何月何日、英語で仕事を始めた。50歳の誕生日から毎日洋書を読んで海外サイトにレビュー投稿をする習慣化を楽しんでいる、こんな感じ。確定した未来を現実のものにするためにはうかうかしてられない。今すぐ行動を変えていける。
ポイント6.何者として生きるのか?
ポイント6.あなたは何者として生きるのか?人は立場によって演じ分けている。子供の前ではパパを演じて、学生時代の友人の前ではおどけて笑わせるムードメーカーだし、会社では真面目な社員を演じている。そして今、これからの人生で社会や目の前にいる大事な人にあなたが提供できるものはなんだろうか?それこそがあなたが何者として生きるかを決めることだ。もうとっくに気づいていると思うけど、人は自分自身のためだけに生きてもあまり幸せはなれない。自分以外の人を幸せにしたり、社会や他人を良くすることに与えられた能力や才能を使ってこそ、人は真の幸せを実感できるように作られている。
そんな、僕私は大した能力はありませんよ、そう考えることはない。あなたが提供できるものを必要としている人が必ずこの世の中にいる。自分では大したことないと思っているかもしれない。でも単にあなたが出会っていないか、提供する相手がズレているだけであなたを待っている人が必ずいる。これはきれいごとじゃない。そう、世の中はとても広い。あなたを必要とする人はかならずいる。そのことを認識することがファーストステップだ。そして今からの人生を必要とされる役割を演じることに使おう。あなたが英語の勉強をして英語力を身につけることで、これまでのあなたが出来なかった役割を演じることができる。ハイスキルの仕事、グローバルな仕事をこなすことであなたの頑張りで救われる人がきっといる。もちろん、まずあなたは英語力を身につけることでまず自分が幸せになることを目指すべきだ。でも頭のどこかで、与えられた力を他人のために活用することが幸せに生きる道ということも覚えておいてほしい。
今回は以上だ。本書はベストセラーになっていて、非常によく売れている。Amazonのレビューを見ても素晴らしい!早速カレンダーを作ってから毎日完全燃焼で生きてみますという意見がある一方で、「普通のことばかり」とか「当たり前のことしか書いてない」といった批評も見られた。自分はそれを見てこう思った。いやいや、じゃああなたはその当たり前とか普通を徹底して出来ていますか?と問いたい。出来ている人ならこの本は買わないし興味を持たなかったと思う。出来てないんだよ。過去の経験から教訓を引き出し、毎日を完全燃焼し、理想以上の未来を迎えられるように生きるってなかなか出来ないんだよ。普通のこと、当たり前のことを徹底すればできるはずなのに、なぜか社会的成功者やお金持ちになる人より実践出来ている人は少ない。でもこの動画をここまでみたあなたならきっとできる。すべては人生は1つの巨大なカレンダーだったことに気づくことから始まる。あなたはもう気づくことが出来たな?自分はできる。必ずできる。未来は今すぐ変えられる。今日、今すぐに変えられる。さあ、早速やってみよう。ほなまた。
*下記はAmazonアソシエイトリンクを使用しています。
>>>一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー 著:大住力 さん
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