オレだ。
誰しも英語学習を始めた初期の頃は、
アチアチ鍋焼きうどん並に熱い気持ちで取り組んでいる。
そらそうだろう。勉強し始めからやる気がない人がいたらおかしいよなw
だが、あなたの熱い思いをジャマするものが現れる。
それが「スランプ」だ。
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「勉強しているのに、なぜか最初の頃ほど伸びない気がする」
「むしろ、やればやるほど退化している気すら感じる」
あなたも一度や二度は、これらを経験しているはずだ。
オレからこの記事で伝えたい結論を受け取ってくれ。
↓
英語学習開始後、だいたい3ヶ月目くらいでスランプという名の伸び悩みに襲われる。
結論、これを突破したければ目先の伸び悩みにとらわれず、長期目線を持って必要なことを淡々とこなすべき。伸び悩みのほとんどは勘違いで、自己認識と実態はいつもズレている。気にしすぎると挫折につながる。
— 黒坂 岳央@本業:主夫|趣味:仕事とゲーム (@takeokurosaka) October 1, 2021
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
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この記事では、
・なぜ学習3ヶ月ほどで誰もがスランプに襲われるのか?という理由。
・努力をしているのに、伸びないなんてことが起こり得るのか?
・どうすればブレイクスルーできるか?
こうしたことをすべて語っていく。
この記事はネットでテキトーにググって出てきた情報を寄せ集めたのではなく、
オレ自身が現役英語ユーザーとして体験談やデータを交えた一次情報なので割と有益だと思うよ。
目次
誰しも伸びないスランプは必ずやってくる
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まず、あなたに理解してもらいたいのは、
勉強しても伸びない感覚に襲われるスランプは
ほとんどの英語学習者が経験しているってことなんだ。
つまり、苦しんでいるのはあなたひとりではないってこと。
いっておくが、オレにも経験があるからな?
このスランプが原因で、せっかく頑張っていた
英語学習を放り投げてしまう人がいるのも事実。
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オレ自身の過去の体験や、オンラインスクールの受講生を指導してきた肌感覚で言わせてもらうと、
このスランプはだいたい勉強を開始して、
2-3ヶ月くらいでやってくる。マジこっち来んな。
おっと、別にスランプは英語の勉強に限ったことじゃない。
将棋、スポーツ、大学受験、ビジネスの起業…何だって起こるんだ。
有名プロスポーツ選手や、囲碁プロ棋士がメディアのインタビューで、
スランプを乗り越えた体験などを語る姿もあったりする。
そして英語学習は初心者の段階だけでなく、上級者になった後も訪れる。
つまり、上達を臨むすべての人に壁となって立ちふさがるから、
あなたはスランプを突破する力を付けてくれって話なんだ。
スランプの多くは勘違い
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この記事を書いているつい先日も、オレの元に「最近スランプで…」と相談をもらった。
オンラインスクールの受講生だけでなく、YouTube Liveをやってもこのご相談を頂く。
結論、スランプの多くはネス湖のネッシー。つまり勘違いに過ぎない。
何の勘違いかというと、
「自分が考える現在地と、実際の現在地のズレ」ってこと。
あなたの自己認識は、部長のカツラと同じくらいズレている。
さて、ここからは想像しながらオレの話を聞いてくれ。
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あなたは地図を持たず、東京の自宅を出て北海道を目指して3ヶ月間歩き続けたとしよう。
「自分は足が遅いし、方向音痴だし、ムダな寄り道が多かったので今は群馬県くらいかな?」
と思っているけど、実際には意外と青森県くらいまで来てたりする感じだな。
そうだ。オレがマンツーマンでコーチングする受講生から感じるのは、
「みんな自分を過小評価してまっせ」ってことなんだ。
本当はちゃんと伸びているのに、
途中から伸び悩んでいると自分一人で思い込んでいるって話。
おっと、もちろんそもそも学習法がミスっていて本当に伸び悩んでいる人もいるから、
そこは「正しい学習法で、必要な努力量をこなしている前提で」って話なのは察してくれ。
スランプを感じる理由
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考えるとおかしいよな?
努力を積み重ねているのだから、やればやるほどちゃんと伸びる実感が伴うのが普通だろう。
けど、実際には自分は伸びていないと疑心暗鬼に囚われる。その理由はなんだろうか?
まず1つ目に「初速と比較してしまいがち」というものがある。
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誰しも勉強のやり始めは頑張れる。
土日に友達との誘いを断ってでも勉強するし、
平日は疲れて帰ってきてもテキストを開く。
そして最初は知識が全然ない状態だから、
砂漠でラクダが水を飲む勢いで知識を吸収するんだ。
テストの点数が1点だったものが40点になったら、それは40倍成長したって話だよな。
だから最初はみんなすぐ伸びるし、それが目に見えて実感しやすいんだ。
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けど、学習の3ヶ月目にもなると初速は落ちてくる。
最初の頃の興奮が醒めて行くから、「たまには息抜きでも」とプライベートを優先して
息抜きしすぎて空気抜けっぱなしのフニャフニャ状態だったり、
「覚えたのに忘れてしまった」とマイナス面ばかり目につくようになる。バカかよ。
ちゃんと努力した結果、40点が60点と1.5倍も伸びているのに、初速の40倍の伸びが忘れられず
「やべえ、自分アホやん伸びないわ」と挫折して止めてしまうんだ。
そのまま続ければ、スランプは勘違いであることに気づいて前に進めるのに
相談されて「もうやめようと思ってます」と言われると
「もったいねえな」とオレはいつも思うよ。
1.長期目線で取り組む
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さて、スランプの原因が分かったところでここからは対策について語っていく。
まずは長期目線で取り組むことだ。
なかなかいっても理解してもらえないけど、
必ず長期的に取り組んでくれ。
そら、どんな挑戦でも短期的にはネガティブな要素は絶対にあるって。
よくあるのが「もう反復リーディング3回目なのに覚えてない単語があります…」
みたいなハチミツみたいに甘ったれた相談。
オイオイ、あまり英語の勉強を舐めないでくれw
努力の基準値が会社の飲み会に参加するレベルに低いって。
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反復リーディングについては、オレは15回、20回は反復しろと言っている。
つまり、長期目線で努力をコツコツ地味に積み上げる必要があるというわけだ。
それなのにたかだか短期的に数回やっただけで
「スランプガー、アベガー」とか言ってるのは
英語学習というより、幼稚園のおままごとごっこ遊びレベルに過ぎない。
今度こそ、英語を本気でやるんじゃなかったのかよ?
これは100億回くらい言っているけど、英語学習は長期的に取り組んでくれ。
目先の利益ばかり追う人ほど、スランプが毛穴の奥が見えるくらいクローズアップされるだろう。
2.成功者の姿を見る
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「伸び悩みがやってきた…もうだめぽ」ってなる人は自分に自信がない人ばかりだ。
まあ分かる。過去に成功体験がないと
「自分に英語ができる」なんて1ミリも思わないだろう。
そういうときは、過去に成果を出した成功者を見てくれ。
オレは英語マスターではないし、自分が成功者なんてミジンコの足先くらいに思わないけど、
一応、英語多読で身につけた英語力で米国大学留学や外資系勤務、
英語書籍を出したり英語でビジネスをしている。
後は過去にコーチングをさせてもらった受講生たちだな。
彼ら/彼女らは英検1級合格や、TOEIC900点オーバーを叩き出しているんだ。
疑う人はこちらを見てくれ。合格証書やご報告の証拠画像キャプチャ付きで紹介した(ページの中部くらい)
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英語多読の成功者たちの勉強の手法は間違いなく、
あなたが今やっている英語多読と同じメソッドだよ。
つまり、今あなたが感じているスランプは過去の先人はみんな乗り越えてきたって話。
今、目の前にある壁の向こう側に成功があるんだよ。しかも100%確実に。
分かりきった報酬が用意されているなら頑張れるはずだよな?
そこでへばってしまうのは、
さすがにあなたのメンタルが豆腐すぎるって話じゃねえの?
以上だ。
今回はスランプについて語らせてもらった。
あなたが感じている伸び悩みの9割が勘違いに過ぎない。
イチロー選手はメディアインタビューで
「スランプの一番の対処法は無視すること。
すなわち、伸び悩みなんて気にせず毎日コツコツ努力しましょう」
といっている。
ああそうだ。うじうじ暗く悩む暇があれば、
御託はいいから黙って英語のテキストめくれやバカヤロウってことだよ。
話が役に立てれば嬉しい。
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