「こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
■アホなことばかりつぶやく、ケシカランTwitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
「語学の才能はあるよ、ここにあるよ。」
「まーた、元ネタがバレたらドン引きされるセリフを…。」
「何のことだか分からない方が正常で、元ネタを知っている人がやばたんなんで、わからんって人は安心してねw」
「おう、才能と言えばオレサマもバイクの才能ってのがあると思うぜ? ジャックナイフが出来るかどうかは完全に才能だよなぁ?」
↓↓↓
▲ジャックナイフ。公道でやると、ブチ切れたおまわりさんに、ニューナンブM60で撃ち抜かれるので気をつけようw つーか、危ないから真似するなw
「うおおお!! オレには特に才能はないぜ!! 強いて言うなら、髪の毛を垂直にぶっ立てる才能ってやつか!?」
「それ絶対に才能と関係ねーからw」
「とりあえず、このブログの登場人物は作者含めて全員頭の病気だなw」
ぶっちゃけ、語学の才能は存在します。
ウソは言わねえ。ある、絶対にあります。
語学の才能はあるよ、ここにあるよ
「え?いい加減元ネタ教えろて? 言わせんな恥ずかしい! って、オイそこ!元ネタ調べるためにググんなw」
ま、そもそも、才能が
一切関係しない分野など存在しません。
キーボード入力だって、人によって入力速度の限界値が全然違いますし、
ガムテープを使って、ダンボールを箱に組み立てるって行為にも、
速度と精度で才能は関係してくるでしょう。
問題は「才能が絡むかどうか?」ではなくて、
「その才能が挑戦の成否に決定的かどうか?」ってことですよね?
今回は「語学の才能ってなんだよオイ!?教えろコラ!」って人の疑問に答えるために
知っていることを洗いざらいぶちまけてみようと思います。
反論したくて、青筋立てて暴れたくなる言語学者はコメント欄にカモン!
目次
語学の才能は…存在する!
「才能」というのは捉えどころのないもののように感じます。
端的に言えば、語学の才能とは、「出力の質を決める性能」だと思って下さい。
10単語を入力したら、10分で覚えられる人がいたり、30分で覚えられる人がいます。
仮定法過去完了を学んだら、さっと理解できる人がいる一方で、なかなか頭に入らない人もいます。
アメリカ人の発音に極めて近い英語を話せる人がいる一方で、あまり上達しない人もいます。
海外事情にものすごく関心があり、その国の文化や歴史をグイグイ吸収する人、まったく関心が湧いてこない人。
このように同じ学習をしても、人によって差が生まれるのは
ひとえに才能の差と言って間違いありません。
「オワタ…。チンパンジーどころか、サワガニくらいしかIQがないオイラに英語は無理だった…。」
「ちな、甲殻類は多分昆虫よりIQは高そうだなw 虫より、カニの方が何かと個性的だしw 詳しくは知らんけどw」
根本的に「脳の記憶力」という性能をアップさせる方法はありません。
海外事情、外国語に対しての「好奇心」は元々持って生まれた要素が大きいです。
論理的思考が得意な人、得意でない人がどうしても存在します。
持って生まれた才能が、語学取得の上で大きくプラスに働くなら、
その人は「語学の才能がある」という事になります。
「語学の才能は存在する!これはまぎれもない事実だよ!」
「やめるお!現実は非情だお!傷口に塩を塗るなお!やる夫のライフはもうゼロだお!」
才能はあるけど、決定的ではない
才能の差というのは存在します。
しかし、あなたが国連で開かれる重要会議の同時通訳者になるとか、
小説の翻訳家になるとか、
海外の大学院で外国語の研究で博士論文を出すとかでないなら、
持っている才能の差なんて、
気にする必要はありません。
考えてみれば、自動車の運転一つとっても、
本来はものすごく才能の差がある分野なんですよね。
私のように未だに縦列駐車に苦手意識を持って、
「Googleさん、自動運転はよたのむわ…。」
っていつも考えている運転が下手くそな人もいます。
それとは対象的に超過酷なパリ・ダカール・ラリーで優勝したり、
下記の動画のような神業ドライビングをする人もいるのです。
↓
「や、やばいお! ハッキリいってこいつらはリアルの運転をマリオカートと勘違いしているお…。」
「まあ人外な人は世の中にいるからねw こういうドライビングテクニックの持ち主は素直に尊敬するわw」
「な、なかなかやるじゃねえか。今度オレサマとチキンレースの勝負を頼みたいぜ。」
英語だって、才能が絡んできます。
超ド級の才能をぶちかましあうってなら才能は重要。
ですが、ビジネスの現場で専門分野を英語で運用する程度なら
本当に誰にでもできます。
才能の高低で上達までの速度も変わってきます。
同じことをやってもらって、9ヶ月・1年でものにする人がいたり、
2年、3年でものにする人がいたりと
そこに行き着くまでの期間には差があるでしょう。
しかし、語学の世界は身につける過程ではなく、
「身につけた後」こそが本当の勝負です。
英語でビジネスがこなせるようになったのなら、
その後はその英語力をどれだけ上手に活用するか?
お金に換えることが出来るか?
それこそがあなたの真の実力の見せ所であり、
英語を身につけるのに1年かかるか、2年かかるかと言ったことはあまり重要ではありません。
まずは才能の差が外国語取得の決定的な差にはならない、これを理解してください。
一番大きな才能は「好き」
そうはいっても、語学の才能があって
他者と比較して一日でも早く身につけることが出来るなら
やっぱりいいですよね?
記憶力
論理的思考
リスニング力
様々な語学の才能の要素を考慮して、
「この才能があればかなり有利になる」
ってものがあります。
それは何かというと「好き」ということです。
「ハァ!?好きってなんだお! めちゃめちゃしょぼい話でがっかりしたお! 好きってだけじゃおまんまを食べることはできないお! オイラも切れて夜の横浜を時速180kmで駆け抜けてくるお!」
「とめんぞw 捕まるのはキミだw」
「なんだよ好きって…」と、そう思った人もいるでしょう。
まあ分かります。
でも、好きってのは本当に大事な才能です。
記憶力が抜群にいいとか、
会話の聞き取りが得意とか、
そういう他の要素と比較すると
「好き、関心がある」ってのは一番成功に近い才能なんですよね。
なぜそんなお花畑に聞こえる事を真剣に言うかって、
私自身が英語を「好き」という才能に助けてもらったからです。
私は昔からずっと英語力を身に着けたくて、仕方がありませんでした。
高卒の18歳からと考えると、実に5年間も
「英語をやっては挫折…からの、また挫折! 挫折の達人とはワイのことやでw」
やってはやめ、を繰り返していました。
その間、数々の英会話スクールに通って、
お金と時間をつぎ込んではあっという間に挫折していましたね。
典型的なダメダメ英語学習者で、
自分で言うのもあれですが
マジでクソだったと思います。
あまりの自分のヘタレっぷりに絶望して、
夜、自転車を走らせて伊丹空港へいき、お空を見上げていたのはいい思い出。
▲実家が大阪府池田市だったんで、伊丹空港が超近かったの!
しかし、私には
「英語が出来るようになりたい!海外に興味がある!」
というとてつもない才能がありました。
この好きという才能が5年間、私を挫折という奈落の底から何度も拾い上げてくれ、
最後に「英語多読」という最強の方法へと導いてくれたのです。
いくら暗記力がバリバリすごくても、
それだけでは語学は身につきません。
英語は簡単です。
簡単なのですが、暗記や概念がたくさん集まっていますから、
どれだけ頭がいい人でも英語力を身につけるのは、どうしても時間がかかります。
そんな時、英語力が身につく最強の才能は
「好き」という価値観です。
好きであれば、一度や二度、挫折してもまた立ち上がることができます。
好きであれば、途中で学習が多少辛くなってもゴールまで駆け抜けることができます。
好きというのは、間違いなく才能。
なぜなら、人は嫌いなものや、関心がないものを、
心から好きになることは簡単ではないからです。
ですので、あなたが英語が好きだと言うなら、それは絶対に大事にするべき才能と言えるわけです。
天才も諦めない努力家には勝てない
世の中にはとてつもない天才がいます。
わかりやすい例で言えば、元首相の鳩山由紀夫さんの弟、鳩山邦夫さんでしょうか。
彼が天才であった事を示すエピソードはそれこそ、山のようにあります。
・東大法学部を首席で卒業。
・駿台予備校の模試で何度も1位をゲット。
・参考書を書店で立ち読みするだけで丸暗記。
まあ、わかりやすい「天才」ですよね。
確かに勉強の分野で「天賦の才能」を持って生まれたら有利です。
しかし、そんな天才も諦めない努力家には勝てません。
努力を継続の鬼・イチロー選手に、努力と継続でかなう人はいません。
本人も「今の結果は積み上げた努力があってこそ」と思っており、
安易に「イチロー選手は天才だ」と言われるのを嫌うのです。
そんなイチロー選手は努力についてとてもよい名言を残しています。
↓
・努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。 努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う
・ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道
・結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる
天才を定義することは難しいですが、
努力を継続する事が出来る人は、凡人になし得ない結果を残すことができます。
凡人にできないことが出来るのが天才というなら、
努力を継続する人は全員が天才の卵なのです。
英語は他人に勝たなくてもいい
世の中は競争社会です。
自分がどれだけ優秀でも、それ以上に優秀な人がいればその人は負けてしまいます。
特にビジネスの世界は非情です。
努力し、競争に打ち勝って最高学府の東大に入ったとしても、
今度は学内で競争をして、学校を出たら次に待っているのは出世競争です。
しかし、考えてみて下さい。
英語という科目は競争する必要がありません。
あなたが単語を覚える時、誰か他の人を出し抜く必要はないのです。
英文読解も、人と競争する場面はありません。
自分の英語力を示す、TOEICや英検も実力をつければスコアを取ることができます。
英語をビジネスで運用した実績を持てば、
それにお金を払ってくれる人はいるのです。
で、あるならば「才能の有無」など、まったく気にする必要はないと思いませんか?
あなたは英語学習で誰かに勝つ必要はありません。
コツコツと努力をして、間違いない実力をつければ、それであなたは成功できます。
もう語学の才能うんぬんで悩むのはやめにしましょう!
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