オレだ。
最短最速で英語力を身につけるなら、
「質の高い勉強を、毎日コツコツ量を積み上げる。」
これが一番の近道なんだ。
特に平日に仕事や家事で忙しい社会人や主婦の学習者は、
土日のまとまった時間にしっかり勉強することがメチャメチャ重要。
「せやかて…元々、あまり体力がないんやで」
という人もいると思う。
まあ、気持ちはわかる。
でも無理に筋トレなんてやって、体力づくりをしなくてもいい。
逆に発想してくれ。つまり、省エネで活動できれば長時間勉強することができるんだ。
早速、省エネモードで長時間勉強ができるノウハウの結論を渡す。受け取ってくれ。
↓
社会人にとって土日祝は、差をつける大チャンス。一日中、長時間仕事や勉強をするために、6つのコツがある。
1.二時間おきにタスクをスイッチする
2.やるべきタスクを明確化する
3.食べ過ぎを控える
4.早起きする
5.適度に休憩する
6.たっぷり睡眠を取る
これをすれば12時間動くなんて余裕w
— 黒坂 岳央@英語多読講師・経営者・作家・講演家 (@takeokurosaka) March 27, 2021
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
長時間勉強、長時間労働は割と得意な方だ。
元々、野獣のように体力があるタイプではなくて、
運用力で省エネモードで動いているって感じだなw
そのノウハウを余すことなく、ぶちまけるので最後まで見てくれ。
目次
1.二時間おきに学習内容をスイッチする
英語学習、と一口に言っても色んなタスクがあるよな?
それを細かく分解して、2時間おきくらいに切り替えて勉強することを勧めたい。
たとえば、
午前8時~10時 リーディングの勉強
午前10時~12時 英作文の訓練
~お昼休憩~
14時~16時 英会話の練習
16時~18時 リスニング訓練
~夕食休憩~
20時~22時 英単語暗記。翌日の学習計画の整理や振り返り
こんな感じに次々と学習内容をスイッチ(変更)するんだ。
時間制限を意識するから、集中できるし脳が飽きてしまう前に
別のタスクを新鮮な気持ちで取り組める。
トータルでは10時間活動
できていることになるので、
一日で相当な勉強ができるはず。
でも、同じ作業を延々10時間するのは普通、脳が飽きてしまってできないし、
エンドレスに時間があると間延びしてしまう。
机に座ってテキストを開いていけるけど、頭の中は別のことを考えてしまうだろう。
これじゃ効率が悪いよな?
だからこそ、スイッチング勉強法をオススメしたい。
オレが英語多読を現役で勉強していた時も、こんな感じでスイッチしていたよw
2.やるべきタスクを明確化する
長時間勉強をするなら、
絶対にタスク管理が必須。
言っておくがエラそうに「長時間勉強できるようにしろよ」と
主張しているオレだって、タスク管理なしじゃ、長時間できないからなw
タスク管理といっても、そんなに小難しい技術なんて必要ない。
土日祝の前日に、やるべきタスクをリスト化しておくだけなんだ。
・英字新聞リーディング(5記事)
・英単語暗記(50個)
・リスニング&シャドウイング訓練(P.11~P.20まで)
・英検準1級英作文対策(問題P.21~25まで)
みたいにToDoリストを作ってくれ。
できれば優先順位とか、午前・午後のどちらにやるかを決めておくとベストだろう。
やるべきことを事前に決めておけば、当日になって迷うこともない。
一番ダメなのは、思いつきで
行きあたりばったりで進むことなんだ。
海外旅行でこれを考えてもらうと分かるはず。
あなたは長時間フライトを経て、現地のフランスに到着してから、
「さあ、まずはどこにいこう? どのホテルに泊まるか?」
なんてノープランでは行かないはずなんだ。
ノープランで海外旅行にいくと、効率的な移動ができないからムダな時間を使いまくるし、
休憩が上手に取れず疲れた体を引きずって観光地巡りに向かうことになる。
下手をしたら、美術館が休日であることを知らず、訪問してしまうという愚行もかますだろう。
勉強だって本質的にはこれと同じで、
どれだけ効率的に学習し、
ムダな時間や体力を使わない省エネモードでできるかが試されるんだ。
3.食べ過ぎを控える
これは本当に社会人英語学習者にとっての鬼門なんだけど、
「朝・お昼ごはんを食べ過ぎる」
というのは絶対になしにしてくれ。
でもな、そうしたくなる気持ちはよく分かるんだ。
平日は仕事で忙しく過ごしていると、
「休日くらいは、好きな食事をまったり食べたい」
って思うのが普通だろう。
けど、それでもオレは心を鬼にして言う。
平日の時以上に「食事量は減らせ」と。
甘いものは食べるな。
どうしても食べたきゃ夜にしろ。
午前中、どれだけ勉強を頑張っても、食べ過ぎたらそれでアウツ…!
午後からは勉強なんてする気になれるわけがないんだ。
甘いモノを食べたら、低血糖で頭がボンヤリ気がつけば夢の中、ナイトメアモードの突入だ。
4.早起きする
長時間勉強をするには、午前中の
ゴールデンタイムを活用してくれ。
最悪なのが昼前に起きて、少し勉強をして昼食、
そこからはダラダラ過ごすことで、
せっかくの祝日なのにロクに勉強できないってパターンなんだ。
そりゃいかんよな?
理想的には平日より早起きをするくらいでいてくれ。
オレは田舎のラジオ体操を頑張るジジイのような早起きになったが、
そのおかげで一日中活動することができている。
でも、もしも起きた時にすでに午前11時とかだと、間違いなくやる気でねえわw
早起きをすると
「せっかく頑張って早起きしたんだから、時間をムダにしたくない!」
という気持ちになる。
その結果、勉強を頑張れるという好循環を作れるだろう。
だから早起きしようぜ。
5.適度に休憩する
世の中には「脳みそ筋肉タイプ」の人間がいる。
「世の中、成功したければ気合、情熱、根性だ!」
そう言わんばかりに、休まず自分を追い込んで頑張ってしまう人もいるんだ。
個人的にアツい人は好きだけど、効率の面ではオススメはしない。
お刺し身にタンポポを乗せる仕事のような単純作業なら、
疲労困憊していても、手が勝手に動くだろう。
けど、英語の勉強は頭脳労働。
疲れながら無理にやっても効率が悪い。
だから休憩をする時は、しっかり休憩をしてくれ。
椅子から立ち上がって、空気の入れ替えをして新鮮な酸素を吸うようにしよう。
土日祝なら、他の人の目も気にしないでいいから
夏場は30分くらい仮眠を取るのもオススメだ。寝起きはガチでスッキリするだろう。
<参考>YouTube動画で解説をした。暑い夏はパワーナップがオススメだ。
↓
https://youtu.be/BBPnEQh1xAw
6.たっぷり睡眠を取る
最近、「睡眠負債」という言葉が出るようになった。
睡眠障害診断治療施設「スタンフォード睡眠障害クリニック」の
ウィリアム・C・デメント教授によって提唱された言葉なんだ。
簡単にいえば、平日の睡眠不足が借金のように溜まっていくことで
精神的、肉体的な負担になってしまうもののことを言うんだ。
ま、睡眠不足は良くないぜって話よw
長時間勉強をするには、頭がスッキリクリアになってなきゃいけない。
シンプルにたくさん眠ってくれ。
でも、「4.早起きする」でも解説したとおり、早く起きないといけない。
失敗するパターンは、たいていどっちかだ。
1.遅く寝て、早起きからの寝不足
2.遅く寝て、早起き失敗で時間不足
分かるな?早く寝て、たくさん眠り、そして早く起きるんだ。
これが答え。だから寝る前にダラダラスマホ見てないで秒速で眠ってくれw
以上だ。
どれもこれも1つ1つは「あっそ」とハナホジしたくなるような小さな提案かもしれない。
けど、マジで騙されたと思って全部を徹底してみてくれ。
漫然と勉強するのに比べて、遥かに省エネで勉強ができるだろう。
実際、オレは自分で言うのもなんだけど毎日相当精力的に活動できているけど、
それは今回紹介したワザを活用しているからだと思ってる。
参考になれば幸い。
<参考>そもそも、休日にやる気が出ないって人はこの記事が役に立ちそう。
↓
<参考>「黒坂と一緒に勉強!」という誰得な動画も作ったので、よければ一緒にやりませう。
↓
コメントを残す